博麗の巫女に同じ手は通じない<後編:巫女の再誕>

作品集: 20 投稿日時: 2010/09/05 23:26:01 更新日時: 2010/09/05 23:26:01
「博麗霊夢の消去、完了しました」
「宜しい。続いて、作業台上に博麗霊夢を再生、願います」
「アイアイ、マム」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



博麗の巫女は中立でなければならない。

妖怪側に立ち、人間を滅ぼしてはならない。
人間側に立ち、妖怪を滅ぼしてはならない。
常に中心に立ち、それぞれの領域を侵すものを誅しなければならない。

しかし、中立であることは、
両陣営から敵とされることはあっても味方とされることはない。
両陣営から手を上げられることはあっても手を取ってもらうことはない。

一方の陣営がもう一方を襲ったとき、
襲われた側を身を挺して守ったとき、
初めて感謝された。

襲った側を捨て身で撃退したとき、
初めて畏れられた。

人妖からの畏敬の念と戦闘経験を得て、
博麗の巫女は確立していった。



これは、幻想郷ができて間もないころの話である。



そして、博麗の巫女は幻想郷に在り続ける。

今も。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「???ここは……」
「おはよう、そして始めまして、博麗霊夢、いや、今は堕霊夢ちゃんだったっけ」

危険!!危険!!危険!!
その声を聞いただけで、
楽園の素敵な巫女、博麗霊夢
―だった、悪魔の僕、堕霊夢は、

常人には反応できない速さで起き上がり、
その人物を八つ裂きにせんと、
両手の爪を長剣の如く伸ばして振るおうとした。

しかし、
堕霊夢の体は、台の上で四肢を拘束されており、
やろうと思った行動は何一つできなかった。

堕霊夢は驚愕した。
淫魔の力が出ない!?
怪力も、聖女も淫売に変える淫力も、全くでない!!

「始めまして、と言ったけれど、実はあなたのこと、
ずっと見てたのよねぇ」
おはようからお休みまで、冬期休暇を除いて毎日ね。

危険!!危険!!危険!!

その人物の姿は見えないが、おそらく女だろう。
足音と脳内の危険信号が、堕霊夢を拘束した台の周りを反時計回りで
ゆっくりと周回している。

「それにしても、ずいぶんと素敵なお洋服を着ているわねぇ」
堕霊夢の格好は、博麗霊夢の頃の名残を残しているが、
かなり扇情的になっていた。

体は、胸と臍と背中と股間と尻が丸出しのレザー製のボンテージを身にまとい、
手には肘まであるこれもレザー製の手袋(指先に小さな穴がある)を嵌め、
足にはやはりこれもレザー製の膝丈まであるハイヒールのブーツを履いていた。
これらの衣装は、敬愛すべき夜の帝王、レミリア・スカーレットから
直々に賜ったものである。

ちなみに、腕には人間時代に身に着けていた巫女服の袖部分のみを
今でも装着していた。
これと、髪につけたリボンともみ上げカバーしか、
堕霊夢は博麗霊夢の名残を残していなかった。

誰だか知らないが、お気に入りのファッションを褒められて悪い気はしない。

「磔にして、ますます魅力アップね」
堕霊夢の機嫌は急降下した。

「うふふ、こんなものを生やして」
レミリア様からの賜り物で一番のお気に入りであり、武器であり、信頼すべき相棒である、
堕霊夢の、こんな状況下でもコックド・ピストルの状態で待機している、
ペニスを、この危険な女は、手で掴んだのである。

「ひあぁ!!」
いきなりの刺激に、堕霊夢は思わず生娘のような―事実、まだ処女ではあるが―声を上げてしまった。

その肘まであるシルクだろうか、上質と思われる生地の手袋を嵌めた右手は、
堕霊夢の宝物を、上下にしごき始めた。

「っ!!、っ!!、うっ!!」
自分など比較にもならないほどの脅威であるこの女は、
自分でも習得には100年単位の修行と経験が必要である淫靡な手の動きで、
堕霊夢の巨根を、陵辱し続けた。

「あぅっ、っう、あ、あぁあああぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!」
ほんのわずかな時間で、
レミリア様のお口にご奉仕したときよりも短い時間で、
堕霊夢は、消防車の放水銃のように白濁を噴射した。
精液の噴出は、これは長い時間続いた。

……犯された。
手、で、イカされた。
レミリア様以外に、おちんぽミルクどぴゅどぴゅ出しちゃったよぅ。

畜生、
畜生、畜生、
畜生!!

ここで始めて、堕霊夢はこの女をまともに見た。
この女は、紫色のドレスを身にまとい、
長いウェーブのかかった髪にいくつもリボンを着け、
細い紅いリボンを付けたキャップを被っている。
そんな美女だった。
当然、人間ではないことは、
相当高位の妖怪であることは、
その気配が証明している。

全身からほとばしる絶対的強者が放つ威圧感、
さっきから堕霊夢の脳内危険度メーターをレッドゾーンでキンコンキンコン言わしているやつ、
それが無ければ、あともう少し若ければ、レミリア様のレッグレストとして献上しても良いかも。

しかしながら、上記の致命的欠陥および私的な怨恨により、
この女には致命的な目にあわせることを決めた。
執行は、堕霊夢の体が自由になった時。

この拘束が解けたら、
このクソ女を五体バラバラにして、
ぶちまけられた臓物でオナニーしてやる!!
堕霊夢は、淫魔どころか大悪魔のような憤怒の表情をして、
歯を食いしばり、涙を流した。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「あらぁ、気に入らなかった?こぉんなに出したのに?」
堕霊夢は、汚い水芸を見せた巨大ちんぽをそそり立たせたまま、
てめぇのやる事成す事気に入らねえよ!!
といった内容をアイコンタクトで伝えた。

「次は気に入ってもらえると思うわ」
意思疎通に失敗した堕霊夢の両足の拘束の高さと位置が変わり始めた。

「なっ、何をするつもり!?」
両足が折り曲げられ、秘所とアヌスをさらけ出した状態で、
堕霊夢は、最悪の返答をしないように悪魔に祈りながら女に尋ねた。

「何って、ナニをするつもりだけど?」
くすくすくす。
女は発言者以外には全くウケないベタな、
最悪の返答を返した。

この世に悪魔はいないのか。
いや、いる。
我等が偉大なデーモンロード、レミリア・スカーレットが。
助けが現れないのは、まだ私の精進が足りないせいだ。
自由になったら、幻想郷を血と精液の紅白に彩って、
レミリア様に献上しよう。

堕霊夢は処女である。
処女はレミリアのために捧げるつもりであった。
レミリアに貫いてもらうことが一番であるが、
レミリアの命令であれば、たとえそれが酒の席の戯れでも、
犬畜生と交わって散らすことも厭わない。

だが、この女はだめだ。
たとえここが一流旅籠のスイートルームで、
天蓋付きのふかふかベッドで、
シャンパンとイチゴでほろ酔い加減で甘いピロートークを聞かされたとしてもだ。

先程、堕霊夢の主砲を暴発させた手で、今度は秘所をまさぐり始めた。
「い、いやぁ!!止めろ!!止めろぉ〜!!」
女は、両手はもとより、口や舌を駆使して堕霊夢に快感を与えていく。

堕霊夢は処女である。
そして淫魔である。
あらゆる状況下で、即、発情可能である。
しかも淫魔歴3日のルーキーである。
常人では発狂するほどの性欲を持て余しているのである。

ペニスの時とドッコイのタイムでイッてしまった。

「はぁ、霊夢のラブジュース、おいし」
女は淫魔裸足の仕草で手を舐めている。
このクソ女は淫魔を陥落させたことが愉しいのか、
或いは堕霊夢が人間だったときと重ね合わせて喜んでいるのか、
堕霊夢にとっては知ったことではなかった。

堕霊夢にとっての現在最優先憂慮事項は、次の工程である。
挿入口の潤滑作業が終了したということは、
次は冶具の挿入であることは想像に難くない。

「次は何?どんなお粗末な代物を入れてくださるのかしら?」
堕霊夢は精一杯の強がりをして見せた。
体を穢されても、レミリア様をお慕い申し上げる、この想いまでは、
絶対に奪われるものか。
紅い悪魔が自ら生み出した淫魔を性的に陥落させて、
自分の僕にできれば、この女の格は上がることだろう。
そんなことはさせない。
たとえ、レミリア様にお仕えしてまだ3日の命を散らすことになろうとも。

だが、
この女の目的は、
堕霊夢が考えていたものとは、
全く異なるものであった。

「霊夢を、返してもらうわ」
女は、先程までの人を食った口調から一転、
絶対零度の心でそういった。



遊びは終わりだ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



近年になり、人間側には治安維持組織ができて、
博麗の巫女が介入するような事態は起きなくなった。

妖怪側は、博麗の巫女の努力及び
結界を管理する『妖怪の賢者』なる存在の教育的指導と専用食料の定期的供給により、
組織だって人間を襲うことは無くなった。

その代わりなのか、あろうことか、妖怪の中でも知恵や力を持ったものが組織立って、
幻想郷の崩壊につながりかねない行動を取るようになったのだ。

この、幻想郷崩壊行動及びその予備行動を『異変』と称する。

一人、博麗の巫女は異変に挑み、実戦経験を重ねていった。
(最近になって、博麗の巫女の友人である人間や妖怪も異変解決に尽力するようになった。)

しかし、博麗の巫女は人間である。
妖怪の賢者の方針により、人間の若い女性が勤めるのである。
詳細は不明であるが、判断力、行動力、霊力等が優れているらしい。

せっかく得られた経験値も、世代交代時にリセットされて0になる。
先代が次代に修行を施せばある程度は継承できるが、
それは表面的なものがわずかばかりである。

そのような問題を解決するために、術で記憶を継承することを行うのである。

先代の巫女が次代となる娘に修行を施した上で、術を施す。
これが通常であり、最良の継承である。

しかし、通常があれば異常が、最良があれば最悪がある。

記憶継承術には相性があり、巫女が生んだ娘が最良であるが、
何らかの事情で娘を授からない場合がある。
この場合、巫女の姉妹が最良となるが、
それも無い場合、何故か外の世界の少女が術に適合するのである。
外の世界からの人材確保は、妖怪の賢者が直々に行なっているそうである。

以上が巫女引退時の次代継承手順である。
次に考えられる最悪の事態、それは突発的な巫女の負傷及び死亡である。

戦場に立つということは、敵性目標によって心身に被害を負い、
障害または死亡により巫女の任務が続行不能となることも在る。

この場合、最初に行なうことは、博麗の巫女の身柄を回収することである。
敵性目標の物理的、呪術的手段により拘束される場合や、
死亡後、火葬にされ埋葬されてしまった場合もある。
身柄の回収は、実はそれほど難しくは無い。
博麗の巫女の身柄を消滅させて、任意の場所に再生するのである。
これは、幻想郷の管理者である妖怪の賢者が、
幻想郷の構成要素に博麗の巫女を組み込んだことによる恩恵である。

しかしながら、巫女の身柄が完全な状態とは限らない。
拘束時または埋葬時そのままの状態で再生される。
だが、問題無い。
妖怪の賢者の手にかかれば、どのような状態でも、
博麗の巫女から記憶を抽出することなど造作も無い。

取り出した博麗の巫女の記憶は、睡眠時に定期的にバックアップを取っている記憶と融合、
不具合や不都合がある箇所は編集して、博麗の巫女の記憶修復は完了する。

後は、博麗の巫女の体のバックアップに記憶を移すだけである。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



女は、なにやらホースのようなものを持ってきた。
ホースは台車上の機械に接続されているが、
どのような機械かは動けない堕霊夢には見えないし、
見えたところで理解できないだろう。
そして、ホースのもう一端、女が手にしているものは、

男性器を模していた。

女は堕霊夢の女性器にソレを押し当て、
一気に突き入れた。

一瞬息が詰まったが、それだけだ。
出血したかは堕霊夢には見えない。

堕霊夢は淫魔である。
その程度では音を上げない。
ただ、レミリア様に処女を捧げられなかったことが心残りである。
こうなったら、刺し違えてでもこの女を地獄に叩き込んでやる。

女は堕霊夢の秘所の器具を抜けないように固定すると、
ホースが接続された機械を何やら操作しながら話し始めた。

「あなたの記憶は、はしたない姿で寝ている間に頂いたわ」
何を言っているのだ?
「敗北宣言した相手の不当な拘束、暴行、これは立派なスペルカードルール違反ね」
???
「幻想郷では自由が何よりも尊いものなのよ。
それなのにあの新参の吸血鬼は自分勝手にあなたを奴隷にしたのよ」
「レミリア様の崇高なお考えが貴様のようなババアにわかってたまるか」
堕霊夢は静かに言い放った。

パシッ。
女は堕霊夢に平手打ちを食らわせた。

「誰がババアよ!!」
女は一瞬激昂すると、すぐにまた氷の仮面を被ったような表情に戻り、話を続けた。
「まあいいわ。はねっかえりのお子ちゃまに対する躾は後であなたにやってもらうわ。霊夢」

「嫌ぁよ。完全無欠のレミリア様にいまさら何をしようというのよ。
レミリア様が幻想郷を支配したら、皆そのお考えを理解するでしょうね。
もっとも、氷精にも劣るあなたのおつむじゃぁ、無、理、でしょうけどね」
フンッ!!
堕霊夢は鼻で笑って、ふてぶてしくニヤついて見せた。

「あなたに言ってるのではないの。あなたから生まれる博麗霊夢に言ってるのよ」
生まれる?
なるほど、あの機械は私を孕ませる物なのか。
しかし、この女は知らないのか。
淫魔の遺伝子は絶対優生、淫魔の子は淫魔である。
……って、図書館の魔女が言っていた。
それに、子供が生まれるのにどれほどの時間がかかると思っているのだ。
十月十日たったころには、レミリア様は幻想郷を悪魔達の楽園にしているだろう。

百歩譲って博麗の巫女が生まれたとしよう。
その子が戦力になるまでの年月がたったころには、
レミリア様は外の世界も征服しているだろう。
どの道勝ち目は無いのだ。

女の馬鹿さ加減に堕霊夢のニヤニヤ笑いは止まらない。
次にこの女が何かほざいたら大爆笑は必至だろう。

「これがあなたの赤ちゃんよ」
堕霊夢の顔がニヤニヤ笑いのまま凍りついた。

女が両手で抱えているものは陰陽玉である。少なくとも白と黒のツートンの球形物体はそのように見える。
ただ、それには赤や青の血管が浮き上がり、ビクビクと脈打っている。

女はそのグロい物体を機械に入れると、なにやら操作を行なったようだ。
機械から小さいが甲高い音が響き、何かがホース内を通ってこちらに向かってきた。
「ひ、ひっ!!」
堕霊夢が顔を引きつらせ悲鳴を上げた。
物体の膣内への到達はあっという間だった。
圧縮されて送り込まれた物体は、ホースの外に出たとたん、本来の大きさに戻った。
「あうっ!!」
物体は、今度は自分自身の力で最奥に進み始めた。
「う、が、はっ、はぅ!!」
物体は堕霊夢の胎内を蹂躙して、子宮内に入り込むとようやくおとなしくなった。
「はぁはぁはぁ……」
堕霊夢の苦行はようやく終わった。

「その中には、現在の博麗霊夢の体が圧縮して入っているわ。
非常時に使用する霊夢のクローンボディが」
女の語りが再び始まった。
「新しい体には既に記憶が封入されているわ。
霊夢のつらい記憶は若干改ざんしてあるけれど、
再生すれば以前の霊夢と変わらないわ。」

「じゃあ、いちいち私に挿入することはないじゃない」
堕霊夢にしては素直に疑問を口にした。
「もし、霊夢が死んでしまったのなら、新しい巫女候補に記憶を移植するわ」
女は答え、さらに話を進める。
「でもね、まだ霊夢が生きているなら、私は助けるわ。
私は幻想郷の名に懸けて、盟友、博麗の巫女を助ける」
女の話は少しの熱を帯びてきていた。
「霊夢の記憶を持った、霊夢の体、しかし、これだけでは霊夢ではない。
霊夢しか持っていない唯一のものを入れないと、霊夢になれないの」

堕霊夢は嫌な予感がしてきた。
おしゃべりは終わりにしてくれと思った。

「だから、返して」



「霊夢の魂、返して」



ドクン!!
ドクン!!ドクン!!
ドクン、ドクンドクン!!
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク!!!

堕霊夢の胎内の玉が大きくなり始めた。

「い、い、あ、あ、ぁ、ぁ、あぁ、あ、あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

苦痛だけではない。
何かが体から抜けていく。
堕霊夢は既知外の苦痛と未知の喪失感を同時に味わっているのである。



ぼこぼこぼこぼこぼぼこ、ぼこぼこここ。



堕霊夢の腹が波打ち始めた。
堕霊夢は絶叫した。

「あ、ああ、あああアアアア〜〜〜〜ァァァおおお〜〜〜〜オオオォォ〜〜〜〜!!!!!」



しばらく拘束台上で絶叫を上げながらのた打ち回っていた堕霊夢であるが、



やがて、唐突に静かになった。



さらに少しの時間が流れた。



ずるり。
堕霊夢の体から、音がした。

ずるりずりずり、ぬぽぉ!!
なにかが堕霊夢の女性器から出てきた。
子供の手である。

ずるりぬぷぉ!!
さらにもう1本、腕が出た。

ぐじゅぬぬぬぬううううぅううぅうぅぅぅ!!
両の手で堕霊夢の女性器を押し広げ、
子供の頭が出てきた。

ぶぐちゅじゅううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
子供は上半身まで出てきた。

じゃぶじゅじゅうううううぅうう!!
すぽ!!
ぐちゃ!!
子供は一気に足を堕霊夢の胎内から抜き出した。
勢いあまって、台から落ちてしまった。

ううううぅううぅぅうぅ!!
子供は3歳ぐらいだろうか。
床の上でうめいている。

ううううう、ううううう、ううううぅうぅ!!
子供は苦痛にうめいている。

めき、めきめきめきゃめき!!
うううう、う、う〜〜〜〜〜〜!!
子供は急激に成長し始めた。

めめっきききい!!めきめききめめきいい!!
っ、う、つうぅぅうぅぅ。
子供はなおも成長している。
うめき声を我慢している。

ぅ、つっ、……。
子供は、いや、少女はじっとしている。

……、ふう。
少女は、十代半ばと思われる少女は、
息をつくと、
立ち上がり、
ぼさぼさに伸びた髪をかきあげた。

その長髪から垣間見えた顔は、
間違いなく、
博麗霊夢のものだった。



「コンティニューします」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



紅い霧が幻想郷を覆う異変が発生してからしばらくして、
我等が楽園の素敵な巫女、博麗霊夢が紅い悪魔討伐に赴いた。
幻想郷では当然のことである。

あっという間に、本拠地の紅魔館を蹂躙し、
首魁、レミリア・スカーレットとの最終決戦と相成ったのである。

紅い月夜の弾幕ごっこは苛烈を極めた。
実戦一歩手前のごっこ遊び、
僅差で勝者は霊夢となった。
霊夢はレミリアの弾幕を、不意打ちの弾幕をギリギリで回避して、
至近距離でお返しの弾幕をお見舞いした。
レミリアは地面に叩きつけられた。

地上に墜落したレミリアは、
眼前にふわりと舞い降りた霊夢の無表情な顔を見て、
目を見て、
チャームを試みた。
失敗した。

博麗の巫女に同じ手は通じない。
幻想郷では常識である。

霊夢はレミリアに左手を差し出した。
レミリアは呆けた顔を一瞬浮かべると、
その手を掴んだ。
霊夢はレミリアを立たせてあげた。

弾幕ごっこは終了したら禍根を残してはいけない。
幻想郷では常識である。



レミリアは、偉大なる闇の王は、
博麗の巫女に負けを認め、

紅い霧を含むあらゆる陰謀を直ちに止める事を宣言した。










弾幕ごっこでは、敗者は勝者の言うことを聞かなければならない。

ただし、絶対に相手の自由や名誉を汚してはならない。



幻想郷では、絶対に守らなければならないルールである。
執筆には勢いが必要だ。
新参者の私は、そう痛感しました。

前回の続きです。
謎の女性に拉致?された堕霊夢が、博麗霊夢に生まれ変わる話となります。

感想、ご意見をどしどし書き込んでください。
NutsIn先任曹長
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/05 23:26:01
更新日時:
2010/09/05 23:26:01
分類
堕霊夢
霊夢
レミリア
紅魔郷の時点ではまだ登場していない謎の女
淫魔逆レイプ
出産?
1. おうじ ■2010/09/06 19:42:49
>ずるりぬぷぉ!

生々しいw
2. 名無し ■2010/09/07 03:54:26
なるほど、ゲームオーバーになる度にこのような事が繰返されると
3. NutsIn先任曹長 ■2010/09/07 07:52:40
>王子様

効果音は、私の脳から垂れ流される情景、
或いは脳内に巣食うナニカが立てる音を文字にしたものです。


>2様

魅力的な自機キャラが敗北してただで済むはずが無いのに、
どうしてまたトラウマ物の仕打ちを行った敵に挑めるのか、
また、行動不能になった自機キャラの救出はどうしているのか、
と思って書いた次第です。
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