刹那に輝く月よ、私は―― その3

作品集: 20 投稿日時: 2010/09/06 12:11:26 更新日時: 2010/09/06 23:07:49
幻想郷から見える月は、美しい。
月の住人たちと幻想郷の住人たちとの衝突はあったが、そんなことも気にならない。
なぜ、そんな月に心を奪われる者が現れるのか。
答えは明白だ。

太陽が照らせない闇を、月は照らすことができるのだ。
月は、太陽の知らない世界を知っているのだ。
そして、月だけは真実を―――





妖怪の山の麓の近くにある、これといった特徴のない森。
陽も沈みかけており、木々に包まれたその場は影に包まれ始めていた。
「はぁ、はぁ、はぁ………」
今まさに、慧音や永琳、紫に注目されている妖夢は、息を荒げながら、そこで休んでいた。
(よし、そろそろ声をかけてみようかな。)
そろそろ声をかけてみよう、とてゐは思った。
辺りに落ちている枝や落ち葉を踏み分け、てゐは妖夢に近づく。
その音に気づいた庭師の少女は、刀を抜き、身構え始めた。
しかし、彼女の体はガタガタと震え、顔も恐怖で引きつっていた。
てゐは、近づきすぎるのは危険だと感じ、少し距離を置いて、妖夢に声をかけた。
「妖夢、こんなところでどうしたウサー?」
「っ!?て、てゐ………さん?」
刀を構え、声のした方に飛びかかろうとした妖夢は、友人の姿を見て落ち着きを取り戻す。
この様子なら、襲われることはないだろう。
そう思ったてゐは、つけてきたことがバレないように、妖夢に話をする。
「どうしたウサー?こんなところにいたら、私が襲うウサー」
「なっ!?」
妖夢は再び身構えるが、先ほどとは違い、顔が真っ赤になっていた。
てゐに性的に襲われると反射的に危機感を感じたのだ。
そんな様子から、妖夢がいつもの調子に戻ったことが分かった。
「あはは、冗談ウサー」
てゐは軽くあしらい、妖夢の緊張を解く。
その言葉を聞いた妖夢の顔はさらに真っ赤になり、手で顔を隠して、蹲ってしまった。
「ごめんね、妖夢。悪かったウサー」
妖夢のすぐ側まで近づき、てゐは妖夢の肩に手を置く。
「うう〜………どうして、エッチなことしか考えないんだろう………」
「あぁ。やっぱり、そっちで悩んでたのね。」
妖夢が恥ずかしがる原因が想像通りだったために、思わずてゐは素に戻っていた。
しかし、妖夢と遊んでばかりではいられない。
少しは真面目に、文の家のことを聞かなければならないのだ。
(でも、つけてきたと言うのも不味いよね………)
どうやって切り出せばいいかが分からないてゐは、頭を悩ます。

ところが、妖夢は何かを思い出したかのような顔になると、てゐの知りたかったことを語り始めた。
「て、てゐさん!私……私っ!」
妖夢は急にてゐに抱きつくと、その胸に顔を埋めたのだ。
「よ、妖夢!?こ、こんな場所で本番なんて…………」
てゐはてっきり、本気で抱いて欲しいと要求されているのではないかと勘違いした。
さらに妖夢みたいな可愛い娘ならば、別に交尾をしても悪くないとも思ってもいる。
そして、妖夢は先ほどまでに起こった出来事をてゐに説明し始めた。

「てゐさん、私………幽々子様に頼まれて、文さんの家に行ったんです…………」
「だ、だめだよ、妖夢!や、やっぱり、野外プレイなんて………え?」
服を脱ぎ始めていたてゐは、文の家という言葉を聞いた途端、すぐに服を正し始めた。
まさか、妖夢の方から文のことについて話してくれるとは思っていなかった。
しかし、そのお陰でてゐは余裕を持って、話を聞くことができた。
「そうしたら、文さんが………文さんが、誰かに襲われていて………」
「な、何だって!?」
てゐは驚きのあまり、大きな声をあげてしまった。
まさか、文が襲われるなんて思ってもいなかったからだ。
「私、怖くて………怖くて、何もできなくて………う、ううっ………」
妖夢の体が再び、震え始める。
(ああ、そうだ。本当は、この子は弱いんだった。)
自分の主人のために頑張っているが、本当は臆病で弱々しい。
誰かが無残にもやられている姿を見ただけで、怖がるような娘なのは幽々子はもちろん、てゐなども知っていた。
てゐはその小さな手で、妖夢の頭をそっと撫で始める。
そして、妖夢に慰めの言葉をかけた。
「大丈夫、妖夢。私が側にいてあげるウサー」
「てゐさん………どうしたら…………?」
「うーん………」
てゐは考える。
悪戯で罠を仕掛けてきたことで『狡賢い』と称されるてゐだが、頭の回転は早い。
このまま、文の家に戻ってもいいのだろうか。
もしかしたら、襲った誰かが戻っていると言うこともあり得る。
文は相当な実力者だ。
その文を倒すなんて、並大抵の人間や妖怪じゃない。
だけど、文の身の安全を確かめることも大切だった。
(………やっぱり、文のことも大事。一度、戻るか!)
てゐは、自分の友人を見捨てるわけにはいかない。
妖夢までもが襲われるようなことがあれば、自分が身を挺して守ればいい。
小さな因幡兎はそう決意して、妖夢の手を引く。
「妖夢、文の家まで戻るウサー」
「え?」
「文を見に行かないと、ダメウサー。」
「そ、そうですよね!分かりました、てゐさん!」
真剣な表情のてゐに見つめられた妖夢は、無意識のうちに説得され、てゐの提案をすぐに呑み込んだ。


陽も沈みかけている中、てゐと妖夢は文の家へと戻っていた。
「よかった。家が燃やされているようなことはないみたいウサー」
「は、はやく文さんを………!」
「妖夢、放置は酷いウサー。これからは、気をつけるウサー」
そう諭しながら、玄関扉を開くてゐ。
その時、妖夢の体は再び、固まってしまった。
「い、いない………」
「え?」
「玄関近くで倒れていたのに………いない……!」
恐怖とは違う感情が、口を半開きにした妖夢の体を震えさせる。
てゐはすぐさま、部屋中を調べる。

どこにも文は、いなかった。

てゐもまた、何か嫌なことが起ころうとしているのではないかと不安になる。
(誰かが連れてったのならいいけれど…………ん?これは、燃えかす?)
荒らされていた部屋の中を冷静に見ていたてゐは、床に落ちていた燃えかすを摘む。
それをいくらか集めていくうちに、それが何を燃やしたものかに気づいた。
「写真、ね…………ますます嫌な予感しかしないよ。」
軽々しい気持ちでいてはならない事態だ、とてゐは感じる。
部屋を荒らして、写真を燃やす。それも、数は数十枚である。
妹紅陵辱に、文の家に強盗かその類の何かが押し入る。
二つの事件が立て続けに起こったことに、てゐは嫌な予感を感じていた。
(もしかしたら………妹紅が襲われたときの写真を、文が撮っていた………!?)
てゐは、文の襲われた原因をそう考える。
まだ確信は得ていないとはいえ、これは霊夢に報告するべきことだとてゐは判断した。
「妖夢。」
「は、はい!」
てゐに声をかけられるまで、微動だにしなかった妖夢は、裏返った声でそう言った。
「霊夢のところに行くよ。このことを言いに行かないとね。」
困ったときの巫女頼みである。
てゐの最終手段は、永琳の力を借りることではなく、霊夢の力を借りることだった。
「わ、分かりました。では、行きましょう。」
『困った時は、霊夢にお菓子を貰いに行けばいいのよ〜』と度々言われている妖夢は反対しなかった。
荒らされた文の家を綺麗に掃除したかったてゐだが、文の件をどうにかするほうが先決だ。
二人は来た道を戻り、博麗神社のある方角へと飛び去っていった。


まがりなりにも永遠亭の因幡兎の首領であり、普段の姿からは想像できないほどの、冷静さを有するてゐ。
しかし、そんな彼女も今回は冷静さを欠いていた。
彼女のこの行為は、あまりにも早とちりなものだったのだ。
そして、上空に飛んでいた天狗が二人の姿を目撃していたのだ。

このことが、悲劇を生む一つの原因となり、犯人の保身へと繋がってしまう―――







「こらー、早苗!」
守矢神社の一室から、子供っぽい声が聞こえてくるのを輝夜は耳にしていた。

「ああ、気にしないでくれ。いつものことなんだ。」
一緒にお茶を飲んでいた神奈子が、そう言ってくる。
早苗と諏訪子は何をしているのだろうか、と尋ねようとした時には、神奈子は答えていた。
「あっち向けの本を、早苗に没収されているところさ。」
「ああ、そっちの話なのね。」
とりわけ変な目で神奈子を見ることもなかった輝夜に、神奈子は少しだけ驚く。
もしや、このお姫様は同志なのでは?

「なっ!?そ、それはお気に入りなのっ!!」
諏訪子の声が聞こえてくるが、二人は無視する。

そして神奈子は期待に満ちあふれた目で、輝夜に質問をする。
「お前、あっちの経験は?」
予想だにしない問いかけが、輝夜に投げかけられた。
そのためにお茶を吹き出しそうになって、むせてしまった輝夜の背中を、慌てて神奈子は撫でる。
「す、すまなかったよ!突然、こんなことを言ってしまって………」
「あ、あんた全然話と感じが違うわね。」
もっと風格があり、器の大きな神だと話を聞いていた輝夜が呆気にとられるのも仕方がない。
守矢神社に訪れたことのある者の間だけで、守矢神社の本の話は有名なのだ。

「さ、早苗も興奮するでしょ!?」
諏訪子の声が聞こえてきた気がしたが、二人は幻聴だと決めつける。

「そ、それではたてはまだなの?」
輝夜は真剣な話に持ち込もうと、神奈子にそう告げる。
「少し待ってもらわないとな。あの娘の都合もあるだろう。」
神奈子は真剣な表情になり、輝夜にそう答えた。
現在はたては、妹紅陵辱の写真を現像しに向かっており、それを輝夜たちは待っていたのだ。
「今は待つしかないさ。」
「……………そうね。落ち着くこともできるし。」
神奈子と会話をしていくうちに、輝夜の気は和らいでいったのだ。
妹紅が犯され、自分が犯人と疑われ、妹紅陵辱の瞬間の写真を目にする。
輝夜にも疲れは溜まっていたのを、神奈子が解消してくれたのだ。
そう考えた輝夜は、先ほどの話題を自ら持ち出す。
「経験は………女同士だけよ。」
「お?なかなかやるねぇ。」
「永琳と妹紅は鉄板ね。鈴仙は苦手みたいで、てゐは反応が面白いわ。
慧音はああ見えて、私の要望全てに答えてくれるのよ?」
神奈子の話に乗ろうと決めた輝夜は、段々とテンションが上がってしまう。
そんな輝夜の様子を見た神奈子は、興味深そうに輝夜の話に耳を傾けていた。

「うわぁぁぁぁぁん!やめてよ、さなえぇぇぇ!!」
諏訪子の泣き声を耳にした二人は、少しだけ心配するが、すぐに聞き間違いだと納得した。

ところが、諏訪子の泣き声とは違う大きな声が守矢神社に響き渡る。
「神奈子さまぁぁぁぁ!」
諏訪子のものとは違う叫び声を聞いた二人は、その声のする方へと向かった。
見ると、はたてが何か大変なものを見たかのように焦った顔をしていたのだ。
「か、神奈子様!大変です、文の家が荒らされていました!」
「えっ!?」
「何、あいつの家が?」
文も妹紅陵辱事件の捜査をしている、と聞いていた二人はただ事ではないと思った。
「はい………文はいなかったのですが、写真を燃やした後が大量に…………」
その言葉と聞いた輝夜と神奈子は、間違いなく犯人が証拠隠滅をしたのだと確信した。
不幸にも、この推理は間違っていなかった。
そして、輝夜はあることを思い浮かべる。

もしかしたら、文はどこかに連れ去られてしまったのでは?

そう思ってしまった輝夜は、神奈子とはたてにこれからのことについて提案を出す。
「文が捕まってしまっている可能性もあるわ。これからは、単独行動を避けるべきよ。」
「ふむ……文がどこかに監禁、ということもありうるな。」
「そ、そんな…………文…………」
はたては自分の数少ない友人が捕まってしまっている、ということを聞いて泣きそうになってしまう。
そんなはたての頭を抱きしめ、そっと撫で始めた輝夜は、言葉を続けた。
「次はこの娘かもしれないわ。だから、私たちのどちらかが一緒に行動するべきなのよ。」
「お前の言う通りだな。ならば、私が一緒に行こうか?」
神奈子は輝夜の提案を聞き入れ、次からは自分がはたてと一緒に調査をすると決めた。
「ならば、今日はもう休め。夜になるとさらに危険だからな。」
夜も近づき、今から行動するべきではなかったため、この日は守矢神社で泊まるように勧める。
ところが、はたてが輝夜の元から離れると、とんでもないことを言い出したのだ。
「言い忘れていることがありました!文の家の近くにこの二人がいたんです。」
そう言うと、はたては携帯電話型カメラを持ち出し、その画面を輝夜と神奈子に見せようとする。
犯人らしき人物が写っているのでは、と二人は期待し、画面を覗き込んだ。

輝夜は、自分の目を疑った。

そこに写っていたのは、人里で出会った友人の魂魄妖夢。
そして―――大切な家族の一人、因幡てゐだった。


「これは…………!」
神奈子もまた、輝夜ほどではないが、驚愕していた。
まだこの二人が犯人と決めるけることはできない。
もしかしたら、ただの目撃者なのかもしれない。
仮に二人は目撃者だったとしよう。
それならば、腑に落ちない部分がある。
この二人はなぜ、文の家に用があったのか。
「話を聞く必要があるな。」
「嘘…………いやよ……………そんな……………」
輝夜は失神しそうになっていた。
てゐは悪戯好きで、自分もその被害にあったことがある。
でも輝夜や永琳、鈴仙たちは、てゐが自分たちのことを考えてくれていることを知っていた。
そのことを隠すために、『ウサー』という語尾をつけ、自分を偽っているのだ。
そんなてゐを輝夜たちは愛していた。

そのてゐに疑いがかかってしまったことに、さらに心が締め付けられる。

「輝夜…………」
行き先の検討がついた神奈子は、はたてと一緒に明朝から妖夢とてゐの元に行こうと決心した。
だが、輝夜の目は焦点が合っていない。
「だ、大丈夫ですよ。まだ犯人とは決まっていないし……」
はたても輝夜を慰めようと言葉をかける。
しかし、その言葉は輝夜の耳には届いていないようだった。
「………しばらく、休ませようか。」

神奈子は早苗を呼び出し、輝夜の面倒を見るように言う。
「分かりました。では、輝夜さん。こちらに………」
輝夜の体を支えようとした早苗を、輝夜は抑える。
「………大丈夫よ、一人で歩くわ。」
そう言って立ち上がる輝夜は、フラフラしながら別室へと向かっていった。
早苗はすぐに輝夜の側に駆け寄り、やはり体を支え始めた。

「大丈夫かしら…………?」
「大丈夫さ。あの娘は強いよ、きっとね。さぁ、これからのことについて話そう。」
はたてと神奈子は輝夜の身を案じながらも、妖夢とてゐをどうするかを話し合い始めた。


結論として、明朝に白玉楼、永遠亭に向かうと決まった。
その日ははたても守矢神社で夜を過ごすと決めた。


輝夜は早苗に連れられ、布団が用意された客室で体を休めていた。
「何か必要なものがあれば、言ってくださいね?」
「………ふふ、ありがとう。」
早苗の優しさに触れた輝夜は少しだけ気が和らぎ、笑顔で早苗に礼を言った。
そして、障子を閉めた早苗を見送った輝夜は布団に入り、心を落ち着かせようとする。
「大丈夫よ、てゐも妖夢も絶対に犯人じゃないわ。絶対に犯人じゃない。絶対に犯人じゃない。」
自己暗示をかけるかのように、二人が犯人ではないという旨の言葉を繰り返す。
そのお陰なのか、次第に輝夜の心には余裕ができ始めた。
てゐも妖夢が、まさか犯人なわけがないのだ。
そう輝夜は断言できるようになり、彼女たちを擁護できる自信がついていたのだ。
「でも、今日は疲れたわね………一眠りしましょう。」
一日中、気が重かったために疲れが溜まっていた輝夜は、あっという間に眠ってしまった。


それが、最後の安眠となるなんて、誰が思っただろうか。






団子を口にし、一人でのんびりとしていた幽々子は紫にも勧める。
それを断った紫は、真剣な顔で幽々子と対面していた。
「ん〜?どうしたの、紫〜?」
「幽々子。妖夢は元気?」
「元気よ〜、よくやってくれるわね〜」
ニコニコしながら団子を食べている幽々子は、明るい声で紫にそう返す。
その態度に紫は少しだけ、違和感を感じた。
「そう。じゃあ、妖怪の山へのお使いはどうなるかしらね?」
紫は端的に、幽々子に一番聞きたかったことを突きつける。
その問いかけに、幽々子はこう答えた。
「無事帰ってくることができればいいわね〜」
無事帰ってくる、すなわち、工作を無事成功する。
紫は邪推だけで、だんだんと幽々子を疑い始めた。
さらに紫は質問を始める。
「なら、あの新聞記者はどうなっているの?」
文のことを示すような言葉を使い、幽々子が関わっているかどうかの証言を手に入れようとする。
そう尋ねられた幽々子は、紫が驚愕するような答えを返したのだ。
「ふふふ、あの娘のこと〜?知らないわよ、そんなの〜」

自分の耳を疑った。
この言葉が意味することは、言葉にする必要もないだろう。
でも、まだ幽々子が犯人と信じたくなかった。。
幸い、幽々子や妖夢が文を襲ったという確たる物証が見つかっていない。
紫は妹紅や文には申し訳ないと思いながらも、証拠がないことを喜んでいた。
(幽々子…………貴方は私が守るわ。)
そう決意した紫は、スキマを展開する。
「もう、帰るの〜?」
「ええ…………貴方は安心してなさい。」
「え?」
紫の言葉の意味を掴みかねた幽々子を置いて、紫は博麗神社へと向かう。
残された幽々子は、団子を食べながら、こう呟いた。
「変な紫。」
それだけ言って、幽々子はまた妖夢の帰りを待ち続ける。





「帰ってきたわよ。」
突如、スキマから姿を現した紫は、夕飯を取り始めていた霊夢と慧音に混じる。
「貴方の分は少なめよ。」
「用意してくれているだけ、ありがたいわ。」
「して、どうだった?」
慧音は真っ先に、幽々子の関与のことを尋ねた。
それに紫は、自分にとってこうあってほしいという願いを事実として答えた。
「幽々子は誰かに脅迫されているみたいだわ。それで、妖夢に文の家に向かうように仕向けられたの。」
動かしていた箸を止めた霊夢と慧音は、紫の話を真剣に聞き始める。
「なるほど………そういう感じなのね。」
「ふむ、厄介だな。しかし、脅迫となると………妖夢の体に何かを植え付けられたとか?」
霊夢も慧音も、紫の話には何の疑いも持たない。
――しかも、このでっち上げの答えには事実が混ざっているのだ
紫は言葉を続け、これからどうしていくべきかを二人に提案する。
「まずは、妖夢をここに連れてきましょう。もしかしたら、幽々子が犯人だってこともありうるわ。」
「疑うの?」
幽々子は脅迫されていると言ったのに、突然幽々子を疑えと言ってきた紫に霊夢は首を傾げる。
しかし、慧音はその言葉には納得していた。
「いや、もっともなことだ。もしかしたら、脅迫されていたと嘘を言っているだけかもしれん。
あ………す、すまない。別にお前の友人を疑っているわけではないんだ。」
嘘をついているのは自分だ、と心の中で呟いた紫は慧音に何も言い返せなかった。
そんな紫の様子を見て、慧音は心配する。。
「大丈夫か………?」
「え、ええ。大丈夫よ…………何もないわ。」
動揺しているように見えた霊夢と慧音は、同じことを思った。

自分の親友が脅迫されていることに心を痛めているのか、さすが紫だ。

「なら、明日にでも妖夢を捜しましょう。」
霊夢はそれだけを伝えると、再び食事を取り始める。
「そうだな。今からでも動きたいところだが。」
紫は、勝手に行動されて、幽々子を疑わないようにするために制止し始める。
「ダメよ、慧音。妹紅や文を襲うほどの犯人よ。あなたでも勝てないかもしれないわ。」
「む…………言われてみれば、そうだな…………」
その言葉を重く受け止めた慧音は、単独行動は避けるべきだと心に決めた。

このとき、霊夢はふと庭を見ていた。
何かの影が動いているような気がしたから目を向けたのだが、いつものように三月精が忍び込んできたのだろう。
そう納得し、霊夢は目を食卓の方に戻した。




博麗神社から離れた場所で、てゐは妖夢を強く抱きしめていた。
「そんな………幽々子様が………幽々子様は………」
「妖夢、これは何かの間違いだよ。幽々子が悪いことをしているわけがないよ。」
博麗神社へとたどり着いた二人は、霊夢たちのいる部屋の側で会話を盗み聞きしていたのだ。
というのも、何か穏やかではない内容であり、妖夢と幽々子という言葉が出てきたからだ。
そして、途中まで聞いていくと、幽々子が文を襲った犯人なのでは?という話になっていた。
彼女たちは全部聞いているわけではないため、幽々子が疑われていると思ってしまったのだ。

てゐは決心した。

「妖夢、私たちで真実を突き止めよう。」
妖夢を抱きしめる力がさらに強くなる。
「私たちで………?」
「うん。幽々子が疑われているなら、私たちで真犯人を捕まえてやればいいんだ。」
てゐの言葉、一つ一つが妖夢の心を打つ。
それほど特徴の無い言葉なのに、どうしてなのだろうか。
「幽々子様を、私たちで………お守りすれば………そうですよね!」
妖夢はてゐの言葉を聞いて、自分たちがしっかりしなければならないと気持ちを切り替える。
泣いていてばかりでは主人を守れない。
てゐと一緒に真実を見つけて、主人の無実を明らかにする。
妖夢の心に希望が満ちあふれ、目にも光が宿る。
「てゐさん、行きましょう!」
「ど、どこに?」
急に元気になった妖夢に圧倒されたてゐは、これからどうしようとしているのか聞いた。
妖夢はしっかりとどうしたらよいかを考えていた。
「守矢神社に行けばいいのですよ!文さんの情報を手に入れるには、あそこが一番のはずです!」
おぉーなるほど、とてゐは言い、その計画を受け入れた。

彼女たちはひとまず、朝まではどこかで身を隠そうと廃屋を見つける。
そこで二人は体を休めていた。
というのも、守矢神社の住人はよく寝るという噂なので起きていない可能性もあるからだ。
妖夢は無礼を働くことを嫌っており、だからといって何もせずに待ち続けるのはてゐは嫌だった。
そこで二人は、どこかで眠ろうと決めたのだ。

夢の世界に入り込んだ妖夢は、幽々子の疑いが晴れ、幽々子と同じ布団で寝る夢を見ていた。
てゐはてゐで、妹紅陵辱の犯人を捕まえ、妹紅も立ち直り、家族と妹紅と慧音のみんなで笑い合う日々を夢見ていた。
その時の二人は、本当に幸せそうな顔をしていた―――






永遠亭では、永琳と鈴仙が休養を取っていた。
様々なことが起こり、休む間もなかったため、二人は安息の時を過ごす。
「師匠、これからどうなるんでしょうか。」
鈴仙は不安そうな顔をしながら、永琳にそう尋ねた。
すると、永琳は優しく鈴仙の頭を抱きしめ、こう囁く
「ウドンゲ…………みんなを信じましょう。」
それだけを囁くと、何も言わなかった。
それだけで鈴仙には全て伝わっていた。
「師匠…………はい!」
何度も何度もこれからのことを心配していた鈴仙は、少しだけ気が楽になる。
永琳を愛している鈴仙にとって、彼女の言葉は何よりもありがたいものなのだ。
「あ、それじゃあ、また妹紅と文の様子を見に行きますね?」
そう言うと、鈴仙は立ち上がり、医療室へと向かっていった。
「ふふ、行ってらっしゃい。」
永琳がそう言うと、鈴仙は微笑み、部屋の外へと出て行った。

「けど、酷いことをするわね。」
文の体を見ながら、鈴仙はそう言っていた。
顔も腫れ始めており、せっかくの可愛い顔が台無しになっている。
鈴仙はやり過ぎではないのかと思いながら、文の様子を見ていた。
そして、鈴仙の視界に何かの紙の切れ端が見つかる。
文の服のポケットに入っていたそれは、ただの切れ端ではなく、また写真だった。
鈴仙は何も言わずにその写真を取り出し、写っているものを見た。
その写真を手にした鈴仙は、無表情のまま立ち上がり、永琳の元に歩み始めた。



肩を叩いて疲れをとろうとしている永琳。
「ふぅ……これからが大変よね。」
「師匠。」
「あら、鈴仙。二人に何かが?」
「師匠、これを見てください。」
鈴仙は文のポケットに入っていた写真を永琳に差し出す。
それからは、鈴仙は余計なことを何も言わなかった。
何も言わなくても、永琳には全てが伝わっていた。
その写真には、妹紅の顔がはっきり写っている。
何かを叫んでいるように口を開け、表情は本当に嫌そうな顔をしていた。
男たちの顔もはっきりと写っており、誰が妹紅を犯したのかも突き止めることができる。
だが永琳にとっては、妹紅や男たちの顔が分かることの方が重要ではない。


なぜなら―――気味の悪い笑みを浮かべる、西行寺幽々子が写っていたのだ。



「…………文が?」
「はい。文の服のポケットに入っていました。」
鈴仙は余計なことは言わず、感情の無い機械のように事実だけを伝える。
その様子から、永琳は鈴仙が本気になっていることに気づく。
永琳もまた、鈴仙のように怒りで真剣になっていた。
「………霊夢のところに持って行くわ。あなたはここで治療を行いなさい。」
「はい。」
鈴仙に妹紅と文のことを任せると、永琳は写真を仕舞い、博麗神社へと向かっていった。



「幽々子………本当に友人だと思っていたのに…………」
あの異変以来、幽々子と妖夢とは定期的に交流していた永琳たち。
はじめは煙たがっていたが、今では永遠亭と白玉楼は親密な関係を築いていた。
その幽々子が、妹紅陵辱を指揮している。
怒ればいいのか、悲しめばいいのか、長い年月を生きた永琳にもそれは分からなかった。
「ともかく、妹紅を傷つけた罰は私が与えるわよ。」
永琳は目に怒りを宿らせ、博麗神社へと向かっていく。

半刻もしないうちに、永琳は博麗神社へとたどり着いていた。
ちょうどてゐと妖夢が眠りについた頃のことである。
霊夢たちは、気休めのために雑談を行っていた。
「こんばんわ。」
「あ、貴方は永琳?」
一斉に永琳の方を向いた霊夢たちは、それぞれが驚いていた。
そんな彼女たちを気にせず、真っ先に永琳は問題の写真を見せる。
「これを見なさい。」
「これは………!!!」
「う、嘘……だろ?」
霊夢と慧音は、まさか犯人が幽々子とは全く思ってもいなかった。
それに幽々子が犯人であることのショックも大きかった。
いや、一番心に傷を負ったのは紫である。
「………………………」
幽々子の態度から、まさかと思っていた。
だから、幽々子が無実である証拠を見つけようした。
ところが、あっという間に、ここまではっきりとしている証拠が出てしまっている。
いざとなれば、永琳たちは消滅させて、証拠隠滅もできる。
しかし、紫は霊夢や慧音、永琳も愛しているのだ。
幻想郷全てを本気で愛している紫には、そんなことをできるだけの勇気は無かった。

「紫、霊夢。お願いするわ。」
「…………分かったわ。紫、あんたは大丈夫?」
霊夢からの言葉を聞いた紫は、永琳たちから顔を背ける。

辛かった。
自分の親友がまさか、こんなことをするなんて。
自分で罰する必要が出てきたことが辛いよりは、幽々子が変わってしまったことが嫌だった。

「紫!」
霊夢は思いきり、紫の頬をぶつ。
部屋中に轟音が響き渡るほどだった。
「あんた、しっかりしなさいよ。幽々子が犯人なのが辛いのも分かるけど、何とかしないといけないわ。」
「霊夢…………ごめんなさい。」
そうだ、逃げていてはダメなんだ。
罪をもみ消そうと一瞬でも考えた自分を恥じた紫は、決心した。
「幽々子は私と霊夢で処罰するわ。慧音と永琳もついてきなさい。」
「ああ、分かった。」
「もちろんよ。」
慧音と永琳も幽々子の裁きを自らの目で見なければ、気が済まないと思っていた。
4人はどうやって幽々子を追い詰めるかを考え始める。
しかし、紫の気持ちを配慮して、なるべく酷な手段は避けようとしていた。


結論として、幽々子を眠らせた後、博麗神社にまで連れて行くと決まった。
決行は翌朝。
幽々子が目を覚ました後の朝食中に永琳の睡眠薬を飲ませ、ここまで連行するとのことだ。
霊夢たちはそれぞれ準備に取りかかる。












そして、時は流れ、朝になった。




「妖夢………妖夢、大丈夫?」
「はい………もう起きています…………」
半分眠っている妖夢を起こし、てゐたちは守矢神社へと向かっていった。
朝日が昇りはじめ、その光を身に浴びながら、彼女たちは山を登る。

日光に照らされた守矢神社を前にした妖夢とてゐは、そこからはたてと神奈子が出てくることに気づく。

「さぁ、はたて。まずはどこが………何だって?」
「えっ!?ふ、二人が……!」
妖夢とてゐを捜し出そうとした神奈子とはたては、二人が自分の目の前にいることに言葉を失う。
一体、何の用でここに来るのか全く分かっていないからだ。
そんな二人の様子に違和感を感じながら、てゐは要件を伝えた。
「あ、あのさ。文の家が荒らされてたんだけど、何か知ってる?」
妖夢もまた、正直に全てのことを話した。
「わ、私は一度、文さんの家に行ったのです!そうしたら、文さんが倒れていたんですが………
その、怖くなって、その場から逃げ出してしまい……………」
神奈子は二人の様子から、妖夢とてゐは単なる目撃者だと気づく。
「…………話を聞こうか。」
「か、神奈子様!?」
はたては、神奈子の行為に驚きを隠せなかったが、次の神奈子の言葉を聞くと反論できなかった。
「この娘たちの疑いが完全に晴れたわけじゃないさ。でも、この娘たちを信じるだけの余地はあるよ。」
これだけ真剣な目をしているしね、と付け加えた神奈子は、守矢神社の中へと戻っていった。

はたてもその後についていき、妖夢とてゐも入っていく。


「眠い…………」
目を覚ました輝夜は、重い体を起こした。
なにやら聞き慣れた声が耳に入ってくることに気づいた輝夜は、声のする方に向かう。

そこでは、妖夢とてゐが神奈子たちと会話をしていたのだ。
「てゐ………?」
「それで、私は…………ひ、姫様!?ここにいたのですか!!」
てゐは話を途切れさせると、輝夜の元へと近寄った。
「よかった………これで姫様も一緒に私たちと………」
神奈子は、輝夜がてゐを疑わないよう、すぐさま事情を話した。
「輝夜。この娘たちは、たまたま文の家に行ったらしい。そうしたら、文の体を見つけたそうだ。」
「ほ、ほんと!?」
「ああ、間違いないさ。」
「姫様………さぁ、ここからがんばりましょう!」
てゐはそう励ますと、神奈子との対談を再開する。
輝夜もてゐが無実であると分かって、眠気が一気に吹き飛んだために話に混ざる。

また、てゐと妖夢は霊夢たちが幽々子を疑っていることを伝えた。
「あいつら、何でそう判断してるんだろうね?」
今、守矢神社にいる住人たちは幽々子の写真のことを何も知らない。
そのために霊夢たちの行為に疑問を抱いてしまっている。
「勝手に決めつけるわけがないわよね…………慧音もいたんでしょ?」
「そうなのですが………」
慧音は必ず、邪推などをしない。
ちゃんと証拠を掴んでから、犯人を決めつけると輝夜たちは信じていた。
「うーん…………証拠を手に入れたのかしら。」
彼女たちは全く予想もつかず、幽々子を何で疑っているのかが分からなかった。

沈黙が続く。

その時、輝夜はあることを提案した。
「こうなったら、霊夢たちとも協力しましょう。」
「え?」
「で、でも霊夢さんたちは幽々子様を………」
てゐと妖夢は疑問の声をあげる。
「なら、このまま何もしないで待っている?もしかしたら、幽々子が何かされるかもしれないわ。」
その言葉を聞いて、神奈子とはたては輝夜に賛成した。
「確かに、ここで待っていても仕方がない。こうなったら、霊夢たちとも協力するか。」
「そうね………手遅れになるかもしれないから、博麗神社に向かうべきかしら。」
妖夢とてゐは、何か嫌な予感を感じていた。
今ここで博麗神社に行ってはならないのではないか?
根拠はなかったが、二人はそう考えていた。
「てゐ、妖夢。幽々子を助けたかったら、そこで無実を訴えるのよ。」
「そうだぞ。霊夢たちも物わかりはいいからな。」
「私も手助けをするわ。さぁ、安心して?」
輝夜たちの励ましの声に、妖夢とてゐは少しだけ気が楽になる。
「分かりました。私も同行し、霊夢さんたちに幽々子様の無実を訴えます。」
「私もがんばるウサー」
妖夢とてゐも同意し、輝夜たちは霊夢たちの元に行くと決心した。
神奈子が早苗と諏訪子に留守を任せると、博麗神社へと向かいはじめる。









一方、ここはその博麗神社。
「結局、徹夜ね…………」
「す、すまない。入念に作戦を立てねばならんと思ってな………」
慧音との会合につきあわされ、霊夢は一睡もしなかった。
異変解決を一瞬で終わらして寝るつもりなので、それほど気にしていないが。
「幽々子……………」
紫は、幽々子を前にしても、迷いが生じることがないように無心になっていた。
しかし、自分の親友のことだけは頭から離れない。
「しっかりしなさい、紫。いずれ許される時が来るわ。」
そんな紫に、永琳は言葉をかける。
妹紅も幽々子も大切な友人である永琳は、紫の気持ちを十分に分かっていた。
「大丈夫………さぁ、行きましょう。」
そして、紫はスキマを展開し、白玉楼へと向かう。

「ぐすっ…………ひっくっ…………妖夢、どこ………」
紫が最初に見たのは、部屋の角でうずくまり、泣いている幽々子だった。
心配になった紫は、すぐに幽々子の側へと駆け寄る。
「幽々子、何があったの!?」
「ゆかりぃ………妖夢が帰ってこないの…………ううっ………」
「幽々子、大丈夫よ。きっと私が見つけに………」
その時、紫は殺気を感じた。
後ろを見ると、永琳が殺気立たせて自分たちを睨んでいたのだ。
右手には睡眠薬を注入するための注射があった。
『どきなさい、紫。泣き落としなんて、私には無駄よ。』
そう言っているかのようなプレッシャーを紫は感じていた。
泣き落としではないのではと感じた紫だが、永琳だけでなく、慧音と霊夢も冷たい目をしている。
これでは約束を破ることになるので、紫は嫌々ながらも永琳に幽々子を任せた。
「え、永琳?どう、したの……?」
永琳の存在に気づいた幽々子は右手に持つ注射針を見て、危機感を感じた。
何か言葉を発する前に、永琳は幽々子の首元に注射を打つ。
幽々子は、一瞬で寝息を立て始める。
「私はいらなかったわね。」
霊夢はそう言うと、欠伸をし始めた。
「………運ぶぞ、紫。」
慧音の重い言葉が、紫の頭に響く。
「ええ…………………」
幽々子に罪悪感を感じながら、紫は自分たち全員をスキマの中へと送り込んだ。

























彼女たちは誰一人知らなかったが、昨晩、ある事件が発生したために人里は騒然としていた。

人里の空き家に遊びで入り込んだ子供たちが、男性10数人の死体を見つけたていたのだ。
その男たちの中には、真面目ということで評判の男性もいた。
慧音の居場所が分からない以上、命蓮寺の住人たちの助力を里長は要請していた。
彼女たちが死体を調べていくうちに、彼女たちはあることに気づく。
外傷は一切無いのは人間たちの目にも明らかだった。
ところが、妖怪の彼女たちには分かったのだが、彼らは数日前にすでに死んでいたのだ。
しかし、今日の午後には、彼らが畑仕事などを行っているのを目撃されている。

そのために、人間か妖怪が死体を操ったのではないかとの疑いが出始める。
理由は分かっていないが、おそらく悪戯なのだろうと里長は考えた。
命蓮寺の住人たちも、悪戯好きのぬえの助言から、そうなのだろうと考えた。


しかし、命蓮寺の住人たちは知らなかった。
彼らは――妹紅を陵辱した張本人なのである。
輝夜いじめを目的に書いてきたはずなのに、そうじゃなくなってきた気がする
でも、最後には酷い目に遭いますよ
上海専用便器
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/06 12:11:26
更新日時:
2010/09/06 23:07:49
分類
輝夜
永琳
慧音
妹紅
鈴仙
てゐ
はたて
妖夢
幽々子
守矢神社
結界組
1. NutsIn先任曹長 ■2010/09/06 12:42:45
話の合間に差し込まれる、不安を煽るナレーションが最高です。

幽々子様が主犯くさい物証が出て、実行犯達が消されてしまった!!
今回の事件の真相は何なんでしょう?
特に深い意図は無いのだろうか?

様々な分岐で地雷を踏みまくる幻想郷の皆さんに明日は来るのか!?
2. 名無し ■2010/09/06 14:57:14
状況が確実にヤバくなっていってるな。
今回のキャラ達を見る限りだと、みんなそこまでひどいことは
しなさそうにも思えるが……
次回一気にブレイクするのか、それとももう一波乱あるのか?
3. 名無し ■2010/09/06 23:03:37
なん……だと?
ただでさえ謎が謎を呼ぶ展開続きだったのに最後の最後にまたでっけええ謎が!?
紫の嘘の影響も合わせて気になるな
4. 名無し ■2010/09/07 02:12:15
もう誰がいつ爆発してもおかしくないような展開に…
読んでて怖い、怖すぎる
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