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『路傍の石』 作者: NutsIn先任曹長

路傍の石

作品集: 20 投稿日時: 2010/09/10 17:16:08 更新日時: 2010/09/11 02:16:08
幻想郷は、今日も平和であった。

幻想郷の平和の証は、



宴会である。



本日のバンケットは、
地霊殿で行なわれた。



地霊殿の主、古明地さとりは輝いていた。
彼女の用意した酒食に、
彼女の気配りに、
地上の人妖達、いいや、地底の妖怪達も喝采した。



それを見たさとりの妹、古明地こいしは、



柔らかな微笑を浮かべ、



怒り狂っていた。





私、そういう顔しているでしょう?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



お姉様の馬鹿烏が地上のクソ神に誑かされて、
分不相応な力を得た時から、
地底の、いいえ、私達姉妹の安寧は破られた。



私は覚りであるが、心が読めない。
覚りを覚りたらしめる重要な器官、サードアイを閉ざしたからだ。
他人の肥溜めに浮いたビチグソを拝むより、
お姉様の憂いに満ちたお顔を拝するほうがよっぽどましだ。

だから、サードアイを閉ざした。
覚りを閉ざした。
代わりに、悟りが開けた。
おチャクラ全開ってやつだ。

いぇ〜〜〜〜〜やふぅぅぅぅ〜〜〜〜っっっ!!

っさいっこうってやつだった。

その瞬間、何回イッたかわからねぇ。
姉貴をズリネタにしたときの何十何百何千……何無量大数倍もの、
エクスタスウィ〜〜〜で、脳細胞が師団単位で玉砕あそばされた。

新たに得た能力『無意識を操る程度の能力』は、クソ最高だ!!
なんてったって、自分で制御不能な領域を他人が操れんだからな!!

早速、お姉様を困らせているやつらにモルモットになってもらった。

お姉さまに色目を使っていた小金持ちの三男坊を、
梅毒持ちの売女と腎虚になるまでハメさせてやった!!

お姉様に無理難題を吹っかけるチンピラの親玉を、
ストーリーキング状態で橋姫をファックさせようとした。
旧地獄街道の顔役の鬼に挽肉にされやがった!!

良いぞ!!良いぞ!!イイゾ!!

私は、毎日が、えぶりでぃではっぴぃになった。





私、そういう顔しているでしょう?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



宴会場は、興奮の坩堝であった。

妖怪の賢者と博霊の巫女が壁際で何やら言い合っている。
賢者が艶っぽい顔をして、巫女にしだれかかっている。
巫女が賢者の豊満な胸を押し返している。
お互いの手に持っていたグラスから酒が零れて二人に降りかかった。
二人は連れ立ってトイレの方へ去っていった。
濡れた服を洗いに行ったのだろう。

塔のようなデコレーションケーキの前で、
七色の魔法使いと七曜の魔法使いが言い合いをしている。
私なら、魔理沙のサクランボを優しくしてあげられるわ。
そういって、七色の魔法使いは胸の高さのサクランボを舐めて見せた。
私なら、魔理沙の汚いところだって愛でることが出来るわ。
そういって、七曜の魔法使いは土台のスポンジに舌を這わせた。
黒白の魔法使いはそれを見て、ただ冷や汗を流すより他無かった。

冥界の庭師が首切り役人の如く、神妙な顔をしていた。
それは一瞬であった。
庭師が手にした柳刃庖丁が一閃すると、
幻想郷では入手困難な一品である、
マグロの頭と胴体を離れ離れにした。
続いて胴体の身を流れる動作で御造りに変えていった。
狐の駄猫とお姉様の駄猫が我先にと貪っていた。

会場の一角にチョコレートの噴水がある。
吸血鬼姉妹が、前掛けを付けて、
果物やマシュマロをチョコに浸して、
甘いの酸っぱいのと、
口の周りをチョコ塗れにして姦しくしていた。
メイド長は慈愛に満ちた表情で、
鼻血を流していた。

地霊殿の主は、笑みを浮かべていた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



お姉様は、笑みを浮かべていた。
屑共の馬鹿騒ぎを見て。

お姉様、表情を間違えています。

その微笑みは、お姉様の事を常日頃から考えている
私に向けるものです。

ゴミクズ共には嘲笑、これで決まりです。

お姉様が最後に私に微笑を向けてくださったのはいつでしたっけ?

ああ、そうだ。

それは遠い遠い昔、

まだ私が三番目の目を閉ざす前でしたね。

ああ、そうだ。

お姉様の両の眼を開いて差し上げましょう。

私の『無意識を操る程度の能力』で、
眼下の獣どもの本性をお見せしましょう。

心底嫌いな奴を殺すように仕向けてみましょう。

仲良しクラブが一転、殺人クラブになる様をご覧になれば、
お姉様も偽善者共に幻滅なさるでしょう。

クソ虫共の標的がお姉様だったらめっけもの。
私めが恋焦がれる殺戮を行使して、お姉様のナイトになってあげましょう。



さあ、クソ共、Rock’n Rollの始まりだ。



私は、イキそうになった。





私、そういう顔しているでしょう?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



宴会場の喧騒が途切れた。

群集の視線は、
さとりの方を向いていた。

群集はまるでそれ自体が一個の生き物のように、
さとりの方に移動した。

速くもなく、遅くもなく、
自然体の感じで、
さとりの方に移動した。

群集は掴み掛かった。
自然体の感じで、
さとりの後方、
暗幕の影、
路傍の石に。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



こいしは、宴会場の
大勢の人妖に、
引っ立てられた。

手を髪を体を、
とにかく掴める所を鷲掴みにされて、
宴会場の中央に引っ立てられた。



私って、嫌われ者?



能力を使って、この結果なら、
その通りなのだろう。



幻想郷では、
神聖なる宴を邪魔するものは、
死を以って償わなければならない。
これ、常識。



宴会場の中央、
佇むこいし。
取り囲む群衆。



さあ、石ころ、Rock’n Rollの始まりだ。



こいしは、逝きそうになった。





私、そういう顔しているでしょう?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ドカぼこバキぐしゃメキ!!!!!
こいしは、殴られた蹴られたその辺にあったものを振るわれた。
こいしは、宴会場の床に横たわった。

げしぃっドコッがっガンッぼきゃぁっ!!!!!
こいしは、蹴られた蹴られた蹴られたその辺にあったもので滅多打ちにされた。
こいしは、頭を抱えて蹲った。

バコッびりぃっバリッぶちっビリィィィッ!!!!!
こいしは、帽子を弾き飛ばされた上着を剥ぎ取られたスカートを引き摺り下ろされた下着を毟り取られた。
こいしは、胸と秘所を隠して蹲った。

ぺろっチュゥゥゥぴちゃグチョぬちょぐぷぅ!!!!!
こいしは、背中を舐められた胸をしゃぶられたアソコに指を入れられた唇を奪われた。
こいしは、皆から、蹂躙された。

ッッゥッッゥゥッあっあっグゥゥッッがっアァァァアアアァアァ〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!
こいしは、口に秘所に肛門に……、指を手を腕を足を角を触覚をディルドを魔法で発生させた男性器をキノコで発生させた男性器を
ふたなりなので最初から持っている男性器をその辺にあったものを、
ぶち込まれた。
こいしは……、こいしは……、
苦痛苦痛苦痛くつう?くつう??クツウ???何これ???何これやだやだヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダア、
ヤダアアアアァああぁぁぁぁ!!!



……イかされてしまった。





私、どんな顔している?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



宴会場は、興奮の坩堝であった。

妖怪の賢者と博霊の巫女が壁際で何やら睦み合っている。
賢者が艶っぽい顔をして、巫女の首筋に舌を這わせている。
巫女が賢者の豊満な胸にむしゃぶりついている。
お互いの手に持っていたグラスから酒が零れて絡み合う二人に降りかかった。
二人は連れ立ってトイレの方へ去っていった。
しっぽりとお楽しみに行ったのだろう。

バベルの塔のように横倒しになったデコレーションケーキの前で、
七色の魔法使いと七曜の魔法使いが言い合いをしている。
私なら、魔理沙のサクランボを優しくしてあげられるわ。
そういって、七色の魔法使いは、魔理沙の引き千切られたブラを纏わせた胸の先端を舐めて見せた。
私なら、魔理沙の汚いところだって愛でることが出来るわ。
そういって、七曜の魔法使いは魔理沙のドロワースを下ろし、ヴァギナから肛門まで舌を這わせた。
黒白の魔法使いはなすがまま、ただ涙と涎と愛液を垂れ流すより他無かった。

冥界の庭師が首級を挙げた武将の如く、興奮した顔をしていた。
それは一瞬であった。
庭師がその手を叩き込むと、
幻想郷では入手困難な一品である、
マグロの頭から眼球を抉り出し、丸かじりにした。。
続いてダウザーねずみの身包みを剥ぎ、俎板の上の鯉状態にした。
狐の駄猫とお姉様の駄猫が我先にと貪っていた。

会場の一角にチョコレートの噴水がある。
吸血鬼姉妹が、前掛けのみを付けて、
柔らかい幼い肢体をチョコに浸して、
甘いの酸っぱいのと、
体中をチョコ塗れにして愛撫しあっていた。
メイド長は情欲に満ちた表情で、
目と鼻から尋常では無い量の血を流していた。

地霊殿の主は、笑みを浮かべていた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



幻想郷の平和な一日が終わろうとしている。

宴が終わり、皆、家路に着いた。

今日の出来事は、
楽しかった。

風呂に入って、服を着替えて、
布団に入って、一晩経てば、
それ以外のことは忘れて、
また、新たな一日を生きるのだ。




とっ散らかった宴会場。

その中央。

古明地こいしは横たわっていた。



それを見たこいしの姉、古明地さとりは、



柔らかな微笑を浮かべ、



・・・・・・・。





お姉様、なぜそんな顔をしているの?





その顔を私が見たのはいつでしたっけ?

ああ、そうだ。

それはついつい最近、

朝起きて、向かった洗面所の鏡の中でしたね。
グロを書こうと思ったのに、乱交になってしまった。
未熟者ゆえ、芸風が一定しません。

と、いうわけで、今回はこいしちゃんのさとりんラブラブ話と相成りました。
NutsIn先任曹長
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/10 17:16:08
更新日時:
2010/09/11 02:16:08
分類
こいし
さとり
姉妹愛
宴会
乱交
暴行
電王のカイ
1. pnp ■2010/09/11 07:37:39
こういう雰囲気好きです。
2. 上海専用便器 ■2010/09/11 22:50:23
>>こいしは、口に秘所に肛門に……、指を手を腕を足を角を触覚をディルドを魔法で発生させた男性器をキノコで発生させた男性器をふたなりなので最初から持っている男性器をその辺にあったものを、ぶち込まれた。
誰がどれなのかが気になる

しかし、何回読んでも仕掛けが分からない
3. NutsIn先任曹長 ■2010/09/12 01:48:18
>pnp様

産廃古参の方から感想をお寄せいただき、感激しております。

無意識操作能力に目覚めたこいしのイカレた姉妹愛を目指してみました。

今回の話の主役であるこいしは、仮面ライダー電王に登場するイマジン達のリーダーであるカイや、
フルメタルジャケットの微笑みデブ(ゴーマーパイル)をイメージいたしました。

笑顔の下に狂気を内包しているところとか、最後に破滅するところとか。


>上海専用便器様

>>誰がどれなのかが気になる
あなたの相応しいと思う東方キャラをご自由に当てはめてください。

>>しかし、何回読んでも仕掛けが分からない
狂乱の原因は、こいしが能力で宴会参加者の無意識下のリミッターを解除して
破壊衝動や性衝動のタガを外した事と、『無意識下の敵』への攻撃命令を出したことにあります。

幻想郷を愛する皆にとっての敵は、幻想郷においてノーサイドの象徴である宴会をぶち壊しにしようとした奴、
つまり、こいしになります。

皆は『敵』に制裁を下した後、欲望や本能むき出し状態で宴会の続きを行ないます。
リミッター解除状態はこの日一日中続き、
次の日には、無意識に不都合な箇所はぼかされて元に戻ります。
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