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『ランチの後の夢見心地』 作者: ぐう

ランチの後の夢見心地

作品集: 20 投稿日時: 2010/09/13 04:04:57 更新日時: 2010/09/13 13:04:57
ある晴れ晴れとした秋の日、一人の妖怪が空を飛んでいた。
マントに包んだ黒い翼をはためかせ、青空を飛ぶのは地獄烏のお空だった。

「お姉さんがあの池で待ってるって言ってたから、急がなきゃ」

両手で弁当箱が入ったバスケットを持ち、落とさないようにしっかりと握っている。
大好きなお姉さんと一緒に食べる大事なお弁当、落としたりしたら大惨事は免れないだろう。

「確かあの池だったはず・・・。あ、お姉さんだ!」

それからしばらく飛んでいると、待ち合わせ場所としている池が眼下に見えてきた。
それと同時に、池のほとりで手を振っている人影が見えた。お空の言うお姉さんに間違いなかった。

「お姉さーん!」

お空はバスケットをしっかりと握り締め、池のほうへと高度を下げていった。



「お姉さーん、会いたかったよーっ」
「おっと、会っていきなり抱きついてくるなんて、本当にかわいいねあんたは」

お空は地面に着地すると持ってたバスケットを置き、彼女の言うお姉さん、魅魔に抱きついた。
嬉しそうに抱きつくお空の頭を優しく撫でる魅魔。

この池で起きたある一件の事件を境に、二人は度々出会うようになった。
無邪気なお空と面倒見のいい魅魔、意外と二人の相性はなかなか良いものだった。

「今日はお姉さんにいっぱい食べてもらいたくて、私がお弁当作ってきたの」
「お弁当とは懐かしい響きだねぇ、あたしゃ弁当なんて食べるどころか言葉を聞くことすら久しぶりだよ」
「久しぶりなの? それじゃあいっぱい食べてねお姉さん!」
「わかったわかった。まったく、あんたのその笑顔には敵わないよ・・・」

きらきらとした目で魅魔に訴えるお空。その瞳は汚れを知らない純粋な子供のようだった。
魅魔はお空の笑顔に苦笑いしながら答えるが、内心嬉しかったのも事実だった。
誰かの手作りの弁当を食べるなど、彼女にとってはどれくらいぶりのことなのだろうか。
そういった点では、魅魔にとっては嬉しくもあり懐かしくもあった。

「でも先に、この辺りを一緒に散歩してみないかい? いつもお話ばかりで、あんたこの辺りのことをよく知らないだろうから」
「うんっ、いこいこ! お姉さん手繋ごうよ」
「あんたは本当にあたしのこと大好きなんだね、あたしゃすごく嬉しいよ」
「うにゅ、お姉さんも私のこと好き?」
「もちろんさ、あんたのような本当の意味でのいい子は大好きだよ」
「わーい!」

魅魔と手を繋ぎ、嬉しそうに手を振って歩くお空。
二人の身長を比べると、魅魔が少し高い程度で、手を繋いで歩くのには何の問題もなかった。
魅魔に連れられて、お空は林道を案内を兼ねて散歩に回った。






「ここは人が普段通る道だね。でもこの林道自体、人を含めてあまり誰かが通ることはないけど」
「じゃあ誰も通らない日もあるの?」
「あたしゃ詳しく見てる訳じゃないけど、そんな日もあるみたいだよ」


「この辺りの木は結構樹齢が長いのが多いんだ。なんでも力の強い妖精たちが宿っているからっていう噂もあるけど、真相はあたしにもわからない」
「へー、妖精って木に住んでるんだ」
「妖精は自然の化身みたいなものだから、彼(彼女?)らは木に限らず様々な自然が生み出すものに宿っているのさ」
「じゃあお燐が連れているゾンビフェアリーも、何かの化身なんだね」
「そのお燐ってのはあんたの家族か友達かい? ・・・それにしてもゾンビの妖精だなんて、変わったのもいるもんだねぇ」


「この隠れた道を辿っていけば、その先にあたしの家があるんだ。今日は無理だけど、また今度招待してあげるからね」
「お姉さんって一人で暮らしてるの? 寂しくない?」
「まぁ今は一人だけど・・・寂しくはないかな。あんたは何人家族なんだい?」
「私はえーと・・・たくさん!」
「は?」
「私のご主人のさとり様と妹のこいし様、それに私と友達のお燐、あとは私とお燐と同じたくさんのペットが住んでるの」
「それだけ大勢いたら、寂しくもなんともなさそうだね」


お空に林道を一通り案内する魅魔。お空は様々なことを疑問に思うようだが、結構楽しそうな様子だった。
案内兼散歩を終えると、二人は例の池へと戻った。








お空はバスケットの中に入れていたシートを敷き、そこに弁当箱を置いて、蓋を開けた。

「じゃ〜ん。お姉さんにいっぱい食べてもらうために作った、お空手作り弁当だよ」
「おお、なかなかうまそうじゃないかい」

弁当箱の中には、思わず涎が出そうになる料理の数々がぎっしりと詰まっていた。
見た目もなかなかのもので、どれも食欲をそそるものばかりだった。
思わず涎が垂れてしまっている魅魔の口元を、お空がおしぼりで拭いた。

「もうお姉さん、口から涎垂れてるよ」
「え? あぁ、ごめんごめん。あまりにもおいしそうだったもんだからつい・・・」

箸と皿とコップを二人分置き、二人は手を合わせた。

『いただきます』
「お姉さん、いっぱい食べてね」
「それじゃあ数○年振りの手作り弁当、いただくとするよ」

魅魔は箸を手に取り、弁当の中からいくつか皿に盛ると、それを口にした。
もぐもぐと咀嚼(そしゃく)する姿をドキドキしながら見守るお空。魅魔の口に合ったかどうか気になる様子。

「どう、お姉さん?」
「うん、なかなかいけるよ。これお空が作ったのかい?」
「さとり様に教えてもらいながらだけど、作ったのは一人でだよ」
「結構おいしいよ。ほら、あんたも食べてごらん」
「本当? それじゃいただきまーす」

特に問題はなかったようで、魅魔はおいしそうに弁当を次々と食べてゆく。
魅魔に勧められ、お空も一緒になって弁当を食べはじめた。

「んー、すっぱい! あ、このおにぎり梅干が入ってたのか・・・どおりですっぱいはずだよ」
「あれ、お姉さんすっぱいの駄目だったの?」
「いや、そうじゃないけど、梅干食べたのが久しぶりだったから・・・」
「そういえばこのおにぎり、確か全部梅干が入ってたような」
「あーすっぱ・・・梅干ってこんなすっぱかったんだね」

梅干のすっぱさに思わず口をすぼめる魅魔。いくら悪霊といえど、梅干のすっぱさは相当効くようだ。
その後、二人は笑ったり話したりしながら昼食を楽しんだ。



「うにゅー、もうお腹いっぱい」
「あたしも久々に結構食べたな、お腹が膨らんじまったよ。お空、ごちそうさま」
「えへへ、お姉さんに喜んでもらえてよかった」

空っぽになった弁当箱と、満腹で後ろに腕をつく二人。
魅魔からの「ごちそうさま」を聞き、お空はとても嬉しそうな様子だった。


「うにゅ・・・なんだか眠くなってきた・・・」

少しすると、お空の目元がとろんとしはじめ、見るからに眠そうな様子を見せた。
それを見た魅魔が足を直して・・・

「お空、あたしの膝の上で横になってもいいよ」
「え、いいのお姉さん?」

お空に横になるよう勧めた。

「いいよ。お弁当ご馳走になったお礼と思ってくれれば安いもんさ」
「それじゃあお邪魔します。んーお姉さんの膝枕だ」
「おやおや、そんなにすりすりして。いいよ、そのままぐっすり寝ても・・・」

魅魔の膝の上に頭を乗せるお空。これに憧れる男たちは少なくないだろう。
お空の頭を撫でていると、やがてお空は寝息を立てはじめた。

「ふふっ、かわいい寝顔をしちゃって・・・本当にあんたはかわいいよ、お空。ふあぁぁぁ・・・」

天使のような安らかな寝顔で眠るお空。
その寝顔を眺めていると、次第に魅魔も意識が遠ざかってゆき・・・









それから約2時間が過ぎた・・・
いつの間に魅魔も横になって寝ており、お空も魅魔に抱きつくような姿勢で眠っていた。

「んん・・・はっ、あたしったらいつの間に寝ちまったんだ」

まどろみの中、目の前が明るくなるのを感じた魅魔は目を開けて身体を起こした。
今は昼の2時か3時頃なのだろうか、日が頂上からやや傾いていた。
寝た時にずれた帽子を被り直し、まだはっきりしない頭を整理するのだが・・・

ぐりゅりゅ・・・
「つうぅ・・・、久々に結構食べたから腹が痛んで・・・」

お腹が微かにだが唸り、同時に腸がうねっているのが体内から感じられた。
できるのなら野糞でも何でもいいからどこかで出してしまいたいのだが、ここでちょっとした問題があった。

「すぅ・・・すぅ・・・」
「こんな気持ちよさそうに寝てる子を起こすなんて、酷なもんだよねぇ・・・」

魅魔の足にしっかりと抱きついて寝てるお空。用を足すには彼女の安眠を崩さければならなかった。
気が引けるのは正直なところだが、そうでもしなければ以前触手に襲われた時のような惨事になってしまう。

「お空、悪いけどちょっと起きて」
「うにゅうう・・・お姉さん、逃げちゃやだよぉ・・・」
「あっちょっ、お腹に顔を押し付けちゃ・・・あぐううううううう!」

魅魔はお空を起こそうと彼女の身体を揺するが、お空は魅魔の背中を強く掴み、お腹に顔を押し付けた。
何の夢を見ているのかはわからないが、魅魔を離すまいと強い力で抱きしめる。

ぎゅりゅりゅっ! ぐごぐぐぐ・・・
「ふうぅぅぅっ! や、やばい・・・今のでお腹が・・・」

お空が顔をお腹に押し付けたことにより、それが蠕動運動を強めるスイッチとなった。
魅魔の腸内で溜まっていたものが、活発になった腸の動きによってどんどん押し込まれてゆく。

「うぎ・・・くふあぁぁぁぁ! くうううううう!」

押し込まれる便がやがて肛門まで到達し、激しい陣痛を巻き起こす。
魅魔は全神経を肛門に入れるが、お空の顔がお腹を押し込むのがあり、力が思うように入らない。
それでもまた漏らしてしまうなど洒落にならない。魅魔はせめて陣痛が治まるまでありったけの力を肛門に注いだ。

「ぐ・・・はぁ、はぁ、はぁ」

なんとか全力で持ちこたえたのが項を奏したのか、あと一歩というところで陣痛、便意ともに波が和らいだ。
次にくる波には耐えられないかもしれない、そう魅魔が感じた瞬間だった。

ちゅっ、ちゅううぅぅっ
「はぁっ!? んああああっ!」

突然お空が顔を動かして魅魔の胸に顔を乗せたかと思うと、非常に敏感な突起、乳首を服の上から吸いはじめた。
乳首から全身に強い刺激が走り、魅魔の肛門に入れていた力を一気に消し去ってゆく。

「あうくっ! まずい、また・・・あああああ・・・」

そこへ再び陣痛が魅魔を襲い、激しく肛門を痛めつける。
しかし今度は先ほどより強い波となっており、更にお空に刺激されたことにより肛門に力を入れることができない。
便の押し出す力が、徐々に魅魔の肛門をこじ開けてゆく。

「だ、だめだ・・・あたしまた・・・」

肛門に便を押された瞬間、魅魔は敗北を悟って込めていた全ての力を抜いた。











ブッ、ミチュミチブチブリュリュ・・・
「ああ・・・あたしったらまた漏らしちゃった・・・」

支える力が無くなったが最後、肛門が勝手に開き、腸内でゆっくりと動いていた便が下着の中に押し出された。
便は硬さを持たず、かといって水気もない軟らかいものだった。
最初はお尻にねちゃりとした感覚が広がってゆく程度だったが・・・

ブブリ、ブリブリブリュビブブッ、ブポッ
「うっ・・・だめ、もう止まってくれ・・・」

魅魔は肛門に力を込めるが、もう一度出てしまったら最後だった。
彼女の意思に反し便は止まることなく出続け、仰向けで出してるのもありお尻全体に広がってゆく。
やがて下着とお尻だけに留まれなくなり、便はスカートの中にまで溢れ出した。

ブリュブリュブリリ、ブスッ、ブススススッ
プシャアァァァァァ・・・
「はぁぁ・・・完全にやっちまった・・・」

途切れ途切れのおなら、そしてとどめのおしっこを最後に、魅魔のお漏らしはようやく終わりとなった。
愛する者に抱きしめられながらのまさかのお漏らし、魅魔は言葉が出なかった。






「んん・・・何だか変な臭い・・・」

魅魔が全てを漏らしてから数十秒後、お空が臭いに気づいてようやく目を覚ました。
その臭いの発生源は彼女の大好きなお姉さん、魅魔だった。

「お姉さん、まさか・・・」
「すまないねお空。本当はトイレ行きたかったけど、あんたが気持ちよさそうに寝てたから起こせなくてねぇ・・・」

魅魔の言葉からこれまでの流れを正しく理解したお空は、目に涙を浮かべて魅魔を抱き寄せた。

「私が腕を離してあげたら、お姉さんこんなことにならかったのに・・・ごめんなさい、ぐすっ」
「お空、もういいって。素直に言えなかったあたしも悪いんだから」
「ううん、私のせいで・・・本当にごめんなさい・・・」

泣きながら何度も謝るお空。魅魔は身体を起こし、彼女を優しく抱き寄せた。
起こした身体の支点となっているお尻が、やや膨らんでいるのも気にせず・・・



やや傾きかけた日差しが、二人を暖かく照らしていた。
今回もまた魅魔お空・・・と思いきや、気がついたら魅魔様単独になってしまいました。
久々に前日の夢を元にしてみたネタですが、ここまで魅魔様お漏らしさせたらいつファンに潰されるかわからないですw

ちなみに元になった夢でお漏らししてたのは白蓮でした。
ぐう
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/13 04:04:57
更新日時:
2010/09/13 13:04:57
分類
魅魔
スカトロ
お漏らし
でも魅魔様の(ry
1. 名無し ■2010/09/15 12:59:10
てっきりお空が下剤でも仕込んでいるかと思った
2. 名無し ■2010/09/16 06:08:36
お空も悪気がないだけに怒るに怒れない、魅魔さまもとんだ災難
そういえば、魅魔さまって足あったっけ?と思って調べたら
足出そうと思えば出せるんだ、知らなかった
3. ぐう ■2010/10/13 19:29:01
>名無し(1)さん
それもいいなと思ったんですが、お空のことだから仕込むの失敗してバレバレになるかもw

>名無し(2)さん
実は私も知らなかったです>足出そうと思えば出せる
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