Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『罪と幻想の果てに………』 作者: ヨーグルト

罪と幻想の果てに………

作品集: 21 投稿日時: 2010/10/17 00:11:52 更新日時: 2010/10/17 09:11:52
「ふぅ………」

一息ついた。
あれからどのぐらいの月日が経っただろうか。
長過ぎるというわけではない。
あまりにも長く感じてしまっていた。

あの館で何があったかは、このケータイの通りのはずだ。

私………姫海棠 はたては、正しいと思っている。


何故なら、咲夜さんが向かった方向はフランドールさんのいる地下室だった。
だが私の盲点である。
咲夜さんは、時間が密接している空間なら簡単に移動が出来る。
いざとなれば、時を止めて行動が出来る。
しかし、図書館で死体となって見つかった。
誰に殺されたかも解らない。
ミスティアさんも、咲夜さんと同じく図書館で殺されていた。
二人とも、同じバラバラ死体で………。

私的には、二人を殺したのは妖夢さんとも言える。

あの時、妖夢さんは方向的には図書館に向かっていた。
だがそこで再び戻ってきた。
理由は解らない。
私が後から調べると、妖夢さんの足跡と、髪の毛が落ちていた。
図書館の通路に。
だがこの髪の毛は咲夜さんのものともいえる。
つまり、どちらかは又は、どちらもが図書館に行き、元の位置に戻ってきた。

殺した理由は簡単だ。

一般的にある、口論と思えば良い。
口論が殺害の動機となると、少しおかしくなる。
口論の内容が解らない。
この紅魔館のことについてなのか白玉楼のことなのか、それとも、それぞれの主人や雇い人や身内のことだろうか。
私たちはその時の話を聞いていたわけではないから、内容は不明。
そもそも、口論になって殺すほどまでになる内容とは何なのか………。
それに、口論が原因ではないのかも知れない。

フランドールさんが殺した可能性は余りない。

以前、魔理沙さんを取材したことがあったのだが、その時にこう話した。

「あいつが襲いかかってくるときは冗談0で、マジで殺す気満々だったぜ
 手加減も何も知らないヤツだった」

魔理沙さんが話したことが間違いないのならば、
どこかのドラマなどのように暗殺とかは考えないはずだ。
思いっきり暴れるというイメージなどが間違っていないのなら、
辺りはボロボロのはずだ。
ボロボロでなくとも、それなりの暴れた証拠は出てくるはず。
髪の毛でも落ちているか………。
レーヴァテインを振り回していないというのなら、弾幕を出さない暴れ方だったのなら、
辺りがボロボロでなくともフランドールさんが暴れていたことになる。

すると、話は違ってくる。

紅霧異変の頃。
紅魔館ないでの戦闘の音は、外まで聞こえていたそうだ。
図書館で暴れ
廊下で暴れ
テラスで暴れ
そんな中で、一番音が聞こえていなかったのは、地下室。
しかし、弾幕を大量に出していれば、振動ぐらいは伝わるだろう。
地下室はそれなりに広かったが、大した防音対策はなされていなかった。

厨房で見つけた妖夢さんらしき死体。
あれは完全に妖夢さんのものだったと調べがついた。
あの場で妖夢さんは殺された。
抵抗はした。
それであの結果。
ナイフは落ちていなかった。
つまり、単純ではあるが、あそこで殺しの作業を行ったのも抵抗したのも咲夜さんではなく、妖夢さんなのである。
フランドールさんのものらしき金髪が落ちていた。
地に汚れていて分からなかったので、あの場に落ちていた髪の毛を全て拾い集めて、湖の水で何度も濡らし、
地を拭き取った。
その結果、あの紅魔館での唯一の金髪はフランドールさんのみであったことになり、厨房には間違いなく来ていたことになった。

紫さんが来た可能性は、私は低いとみる。

博麗神社で霧の海に飛び込んだから………。
………。

■■■■■■■■■■

「………」

もう一度、紅魔館に来てみた。

そこに残っているのは綺麗な花畑と紅魔館。
紅魔館の入り口は、あの日に私が壊したままの状態だった。

脱出した次の日、ものの見事に霧は無くなっていた。
どういうわけかは分からないが、私は胸を撫で下ろしていた。

霧が本当に無いかを確かめるときは神経質になった。
ぶち破ったドアの穴から顔だけをのぞかせ、息をしないようにしていた。
霧がないことが分かると、早速入った。

その日は、皆の身体が残っているかを確かめた。

小悪魔さんは本棚の横で眠るように。
パチュリーさんはいつものポジションで眠るように。
美鈴さんは何故か、テラスでレミリアさんと一緒に倒れていた。

この状況を見た時、はっきりと分かった。

『あの日』、美鈴さんはまだ『生きていた』
気絶だったのだろう。
急いで館に飛び込んでレミリアさんを助けようとしたが、既に被害に………。
そして最も安全なテラスに。
しかし、美鈴さん自信も倒れる。
霧の効果は遅効性であったのだろう。
美鈴さん自身も霧を吸っていたに違いない。

二人の身体は何の変化も無い。
私には説明できないが、霧の効果があった場合は腐りもしないのだろう。
それはそれでいいのではないのだろうか。

永遠亭も何も変わらなかった。

中では、永琳先生がいつもの書斎らしきところで『いた』
鈴仙さんはその隣に。
その他の兎もその書斎に固まっていた。

輝夜さんの方はというと、永遠亭の外で壁に寄りかかっていた。
中に入っていれば良いものを………と思っていたが、案外そうでも無かったようだ。
おそらく、妹紅さんを待っていたのだろう。
仮にも娘になりかけた存在だ。
普段は憎しみあっていてもそれなりに、妹紅さんを考えていたんだ。
雨が降っていても終わらない闘いを繰り広げた二人の中には、確かに優しさがあったはずだ。

そんなことを考えていると、私の隣にあの人がやって来た。

「どうしたんだ? こんなところで」

妹紅さんだった。

「散歩だよ」

妹紅さんは正直、『生きていない』と思った。
だが『生きていた』

「最初は、不死の人は霧の効果がないと思ったんだけどね」
「確かにな」

妹紅さんは輝夜さんに寄り、頬を軽く叩いてみた。

「だがこの通りだ。 不死にも効果は有る」
「………」
「それに、その台詞を聞いたのはこれで二度目だ」
「そうだったね」

途中で行方不明になったのは、私たちよりも先に外の世界に逃げていたからだそうだ。
そして、私たちが外の博麗神社で集まる前に幻想郷に来ていたそうだ。

「妹紅さんがずるいのよ。 私たちに話しかけないで一人でこっそりしているから」
「それはすまない。 紫が突然来たからな」
「それより妹紅さん」
「ん?」
「その手に持っているものは何ですか?」

私が妹紅さんの左手を指差した。

その手には缶が握られていた。

「どうしても懐かしくなってな、香霖堂から持ってきた」
「………」
「あの日は慧音の誘いで缶蹴りをやったからな。 私は缶蹴りなんて遊びは知らなかった。
 だが里の子どもが教えてくれたんだよな………その遊び方」
「楽しかったんだろうね………」
「まぁな………私は身体がでかくて見つかりやすかったが………何よりの楽しみは夜の缶蹴りだったからな。
 あの日は宵の明星が出ていた。 子どもが「妹紅さんも見て!」なんて言われるからな………。
 一緒に星を見ていたらオニに見つかってしまった」

妹紅さんの顔はどこか哀しい顔をしている。

「あれはあれで楽しかったんだ。 缶蹴りをすることじゃなくて、子どもと一緒に楽しめたことが」
「………」
「慧音と一緒にいた子どもたちも………阿求も一緒に今回の異変で『生きていない』が………
 動いている皆を見なくとも、私はあの日を思い出すんだ………」
「今日も宵の明星が見れるよ………雲一つない空だから」
「そうだな………今日もあの日と同じように明星が見れそうだ………」

■■■■■■■■■■

博麗神社の石段に座って景色を眺めていると、私の隣にまた人が来た。

「よっ」

魔理沙さんがやって来た。
いつもの服にいつもの様子で。

変わっっていたのは、少し成長した身体だった。

「どうしたんだ? こんな所で」
「特に何も考えていなかったけど」

魔理沙さんはあの日、爆発物の解除に『半分成功していた』

爆弾が爆発する瞬間。
文がカメラのシャッターを切り、爆発を一部だけ消していた。
だから二人は、爆発による被害だけは免れていた。
しかし、被害を免れたのは二人だけで、神社は被害を受けていた。
二人は神社の瓦礫の下敷きになり、埋もれていた。

「魔理沙さーん」
「おぉ、来たか」

文が後から来た。

「はたても大丈夫でしたね」
「簡単に死ぬなんて思わないでよ」

一つ問題があった。

もしも瓦礫のスキマから霧が入り込んできたら?
というもの。
しかし、ここは二人で解決していたようだ。

文が団扇で霧を飛ばし、あまり意味は無いと思うが、魔理沙さんが魔法の瓶から出る
霧より重いモヤで、霧が来ないようにしていた。

「あの時の魔理沙さんのやったことが本当に理解できませんでした」

本人もこう言っている。

結局、一ヶ月分の食事は神社にあったものを切り詰めて食べていたそうだ。
そのせいで、二人は限界を迎えていた。

「霧が晴れる頃は、その辺に落ちていた林檎を食べたけどな」
「幻想郷中を探しまわるのは苦労しましたね〜」

あり得ない生き残り方ではあったが、生きていて何よりだ。

「………」

妹紅さんが、石段の下の方にいるのが見えた。

「やっぱりな、妹紅も生きていると思ったぜ」

私は石段に座った。

■■■■■■■■■■

「あ、はたて?」
「何?」
「幽々子さんも後から呼んでおきましたよ」

幽々子さんも生きていた。
生き残り方は妹紅と同じで、紫さんが、私より先に脱出させたそうだ。

「あと、余計かも知れないけど、メディスンさんも呼んでおきました」
「え?」
「いや〜実はですね………」

■■■■■■■■■■

「魔理沙さんと調べてみたんですけど、人形には効果がなかったみたいです」
「まぁそうなんだ………」

文たちから説明された。

今回効果があったのは人間と、その他の妖怪全般。
その中でも生き残ったのがメディスンさん。

二人の予想だと、メディスンさんが生き残ったのは、人形が無機質だからだそうだ。
もともと生を受けた人間や妖怪には効果のある霧。
それに対して、メディスンさんはもともと、生を受けていなかった。
もちろん、妖怪になってからは、生を受けていた。

どういうことか、メディスンさんが生きていたことには別の理由があるらしい。

「霧が晴れて魔理沙さんと別れて幻想郷を調査してみたんですけど、その時でしたよ」
「メディスンが鈴蘭畑でボーッとしてた」
「生身の人間が直接入るのは危険ですから、声をかけて上空まで呼び出したそうです」
「そしたら喜んでこっちに飛んできたんだよ」
「それがですね………」
「メディスンはいつの間にか偉くなってたぜ。 毒の調節が上手くなってたんだ」
「そのおかげで、魔理沙さんはなんとも無かったんですよ」

私が知らない間に、他の皆はいろいろと成長していたようだ。

……………あれ?

「あのさ、文」
「はい?」
「もしかしてとは思うんだけど………今回の異変って………」
「そうですね、お察しの通り、今回の異変の主犯格はメディスンさんです」

■■■■■■■■■■

「本当に済みませんでした」

私たちの目の前では、メディスンさんが土下座をしていた。

私は苦笑い。
文と魔理沙さんも苦笑いをしていた。
妹紅さんは呆れていて、幽々子さんは「クスクス」笑っていた。

「いや、いろいろと毒を混ぜてたら、蒼い霧が出てきて………」
「それで霧の噴出が止まらなかったわけね………」
「本当に悪気は無かったんです!! でも、私には効果がなかったから、つい………」
「だからって!! 幻想郷を滅ぼすほどの霧を出さないでよ!!」

なんという………。
ある意味くだらない理由の異変だ………。

「紫さんを呼んでおきますが」

文が隣で私に耳打ちをした。

「やっぱり生きていたのね」
「そうです。 あの人だけのうのうとしていましたよ」
「ったく………」
「ちなみに、アリスさんも生きていますよ」
「だよね、あの状況だもの………」

結構な人が生きていた。

「とりあえず、メディスンさんへの処罰はどうするかだよね………」
「それなら、妹紅さんに頼んでありますので、そのうち行いますよ」
「ああそうなの………」

あの日にこの神社で見つかった爆発物は、紫さんが置いたものだった。
霊夢さんが神社を留守にした時、拝殿の真ん中に爆発物を置いた。
あれは、皆を逃がす手段だったらしい。

「てことは文」
「はい、もちろんです。 霊夢さんも生きていますよ」
「ったく、私に対して死んだように見せかけて何が面白いのよ」
「あははぁ………」
「文!!」
「はい!!?」

「何か隠してるわね?」

■■■■■■■■■■























































その日の夜、紅魔館では盛大なパーティーが急遽行われた。

「………」

仏頂面なのは私だけだったかも知れない。

文は地面で倒れている。






今回の異変は、メディスンさんによるものだった。
しかし、霧を出すように差し金をしたのは魔理沙さんと文だった。

メディスンさんに、こんな霧を出すように………と、呼びかけたらしい。

その理由はというと………。

「本当にごめんっ!! 悪気は無かったの!!」
「………」

にとりも私の目の前で土下座をしている。

今回の異変の出所はにとりだった。

ある日、香霖堂で買った外の世界の本を参考に、一つの機会を作った。
その機会というのは、外の世界でいう『撮影機(カメラとかじゃなくて、ビデオを撮るアレ)』
にとりが文を呼び出し、これを使ってみたいと言いだしたそうだ。
それで、今回の異変というわけなのだ。
文が「映画なんて言うものはどうでしょう?」と言いだして、それで、『蒼霧異変』を起こしたそうだ。

なんと迷惑なことか。

異変に使った蒼い霧は、調合法法こそ教えてくれなかったもの、睡眠作用のある霧だそうだ。
タイミングは遅効性で、数十秒経つと、急激に眠くなり、眠ってしまうのだそうだ。

人里の人たちは反対したそうだが、阿求さんが『幻想郷縁起の新し1頁』とか言って、
人里の人たちは了解したそうだ。

実際のところ、この撮影が行われたのは幻想郷内と冥界だけで、
地霊殿はもちろん、魔界や彼岸では行われなかったそうだ。

なんとひどい。
ていうかさっきから私、『そうだ』ばっかり言ってる………。

「今回ははたてさんへのドッキリだったんですよ………」
「紫さんたちにも協力してもらって、わざわざ咲夜さんとミスティささんと妖夢さんの死体の偽物まで作ったの………」

文が呻くように言い、にとりさんが土下座をしながら説明している。

「はぁ………」

溜め息が出た。
それと同時に安堵の溜め息も出た。

ったく、こいつらは馬鹿か………。

でも良かった………本当に………。


















































皆が生きていて。































































「おーい………起きろよ、はたてー」
「ん………」
「はたてさーん、調査に出かけますよー」

魔理沙さんが私を呼んでいる。
文の声も聞こえる。

そうか………今のは夢だったのか………。
いつ私は眠ってしまったんだろう………。

「変な夢を見てしまったわ」
「どんな夢だ?」
「今回の異変が、文と紫さんによる撮影オチだったという夢よ」
「………」

私は夢の話をそのまま話した。

この場には、文と魔理沙さんと妹紅さんと幽々子さんとメディスンさんがいる。

私の身体には、確かに疲労がたまっている。

「そうだね、行こうか」

「おう!」

皆で解く、今回の異変はどんな結果になるのか………。
判らない。

それでも、調査し続ける。
私たちの納得がいくまで。

罪と幻想の果てには何が待ち受けているのか。
たとえ何が待っていようと、私たちは突き進む。


















































博麗神社の石段の上り始めの脇にある、二つの碑。

そこには、

『博麗の巫女 博麗霊夢
    守矢神社の石段にて死す』

と、記されいていた。

その石碑を、賢者は哀しく見ていた。
これにて『罪と幻想の果てに』シリーズ終了。
最初から最後まで産廃らしくない作品だったかもしれませんが、
お楽しみいただけたでしょうか?

個人的には、謎解き要素も何も入れているつもりは無く、
『ストーリーを楽しむ(?)』作品だったのですが、
いつのまにかそんな要素が追加されてしまった………。

解答。

1、○
2、○
3、○
4、○
5、×
6、×
7、西行寺幽々子
  メディスン・メランコリー
  八雲紫

ある意味強引だった。
謎解きでもないストーリーに
いきなり謎解き要素を追加するとこうなるんですね? わかります。

そもそも、フランドールとミスティアは生かすつもりだった。
本当に撮影オチにするつもりだった。
だが、少しは産廃らしい作品にしようとした結果がアレである。
まぁまだ自身は無いんですよね。

前スレより。

1の人。
深く考える必要は無いのです(?)
ある程度は単純に考えれば解けるので………。
いや、私の頭が悪いせいで意味不明なのです。

専任曹長さん
ここまで本格的に推理できるものだったとは………。
誤字の指摘もありがとうございます。

ちなみに、回想の台詞は全て妹紅です。

ここまで推理してくれたらすごい驚きます(汗)。


4の人。
はい、なんかすいません。




次回は、
死手帳の続きを描くか、
新しいストーリーの『T-1000が幻想入り』
を書くか迷っています。
まぁ楽しみにしていてください。

まだ足りないところもありますが、どうか(笑)
ヨーグルト
作品情報
作品集:
21
投稿日時:
2010/10/17 00:11:52
更新日時:
2010/10/17 09:11:52
分類
蒼霧異変の生き残り
1. NutsIn先任曹長 ■2010/10/17 11:51:23
な〜るほど。虚構と現実が入り混じった異変だったわけですね。
そりゃ、ケレン味いっぱいなわけだ。
罪と幻想の果てとは、巧いこと言ったものです。
真相は当事者や生き残りにも完全には分かりませんね。
少なくとも、『蒼霧』の犠牲者達はいつか回復して欲しいものです。

前話の語り手は妹紅か。子供と親しいかなと思って除外しましたけど、慧音先生繋がりか。

次回作…、T−1000!?誰かに化けたり腕を刃物にしたりして誰かを殺しに来るのですか!?
能力までコピーできるのかな?
『死手帳』は死神に魅入られた自称正義の味方の破滅する様が楽しみです。
どちらも面白そうですね。
2. 前※1 ■2010/10/17 12:53:12
罪と幻想の果てに………より

中では、永琳先生がいつもの書斎らしきところで『いた』


罪と幻想の果てに前編東方蒼魔郷より

幻想郷のとある一角。
大結界に最も近いところである場所。
〜中略〜
再び現場。
そこは既に蒼い霧で包まれていた。
〜中略〜
永琳は霧の中に身を包ませた。
〜中略〜
妖夢はなんとなく、永遠亭に来ていた。
単純な思考の中で、永遠亭が安全だ、とでも考えた。
「何でも、蒼い霧を調べるために………」
鈴仙は寂しそうな顔で答えた。
しかし、すぐに表情を元に戻した。

こんな矛盾残したまま推理させないで下さいよー(´;ω;`)
かなり頑張って推理したつもりですが…、メディって完全ノーヒントじゃないですか…。どうやって推理しろと…。
…それと1ヶ月分の食料って言ったって、文はたしかに妖怪だから耐えられるかもしれないけど、まりさは人間だよ…無理だよ…。

なんだかな…推理要素を入れるべきじゃなかった気がするし…、矛盾と無理がある…。
んー。…どうなんだか…。

自身は予想当てること出来たけど釈然としない部分はかなりあります。
少しストレートに早く纏めるべきだったかもね。
3. 名無し ■2010/10/17 17:59:29
夢オチ(?)に騙されたZE。
死亡が断定された人以外はまだ生きれそうな落ちでよかった。


それと、よくみんな推理なんてする気になるね。理系なおれにゃあさっぱりだ。
4. 名無し ■2010/10/17 19:27:51
※3

俺も理系だけど、そういう風に『俺は理系だから』って諦めるやつはどうかと思うよ。

ただ文に対する意欲がないだけじゃないかな。もっと本とか読むべきだよ、そのくらいの理解力になると。
とにかくコメの最後に理系だから、で終わる必要はないと思うね。何がしたいんだか分からない

この推理は難しかったかったけどね。ヒント少なすぎだし
5. 名無し ■2010/10/17 20:56:50
*3                                     そもそもヒントというヒントが、あまりなかったし。俺もさっぱりわかんなかったけど理系は、理系なりの考え方があるもんなのさ。死手帳の方は、楽しみに待ってるよ。
6. 名無し ■2010/10/17 20:58:15
※4
そうですね。ご忠告ありがとうございます。理系の名を汚す意味ではないのであらしからず。
あ、私3の人です。
どうでもいいけど『』は「」ですよ?……言われっぱなしは癪なので。

2周してもやっぱりわからんぞ?作者続編頼む。
7. 名無し ■2010/10/17 21:02:28
T−1000が幻想郷に来たらあの人たちでも対処できないんじゃないと思うのは、俺だけでしょうか?
8. 名無し ■2010/10/17 22:25:41
>>6
『』と「」の違いって何だ?
『』も「」も引用するときに使うんじゃないのか?
文系のおれに教えてくれ

あと、言われっぱなしは癪、とか言うとゆとり臭しかしないからやめときな
2周しても意味が分からないお前はただ単に読解力が足りないだけだ
そんなお前のために作者の手を煩わせるな

>>7
幻想入りしてるってことは紫がT-Xを連れてくれば万事解決
9. 名無し ■2010/10/18 00:07:12
※6、8

これ以上はここではストップな
やるならよそでやってくれ
※6が揚げ足を取ろうと必死なのも、※8がこの作者のネタを潰したのも分かるが、不毛だ
純粋に作品へのコメントをしてくれ。

…死手帳は好きだったが、ネタが通じない人もいるだろうから何とも言えないな
作者に任せる。大作お疲れさん。楽しかった
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード