船員の二人に突撃取材

今回は取材にご協力していただき、感謝致します。

『お気になさらずに…』

今回はあなたの身の回りの人について聞きたいと思います。
では、早速ながら取材をさせていただきます。
まず、あなたの御名前を教えてください。

『寅丸星です。星と書いて"しょう"と読みます。』

あなたの御仕事は何ですか？

『中間管理…毘沙門天の代理を受けています。』

あなたには部下か上司はいますか？

『上司と呼べる人はいませんが、部下なら確実にいますね。』

部下の名前はなんですか？

『ナズーリンと言います。』

その部下について何か思うことはありますか？

『そうですね…ナズーリンはよくやってくれているし、
　とても優秀だと思います。ちゃんと仕事をこなしていますし…
　ここが駄目みたいなことは私は何も言えませんね。』

逆に部下からはどう思われていると思いますか？
また、どのように思われたいですか？

『えっ…そう言われちゃうと自信なくすじゃないですか…
　悪く思われてなければいいんですけどね…
　普通に上司として見られてるんじゃないですか？」

その部下は好きですか？

『えぇ…まぁ好きですね。そういう意味ではなくて…」

部下に好かれたいとは思いますか？

『ええと…う〜ん…それは…いや、部下の信頼を得る事はとても良い事だと思います。はい。」

部下の仕事ぶりを見ていてどう思いますか？

『とても凄いですよ。とても忙しいんだなぁと日に日に思います。
　彼女を見習って私も日々努力したいですね。」

じゃあ最後に部下に一言。どうぞ。

『えっ…えっ…？あ、えと…いつも仕事ご苦労様です…？…あれ…？』




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今回は取材にご協力していただき、感謝致します。

『いやいや、気にする事は無いよ。』

今回はあなたの身の回りにいる人についてお聞きします。
では、早速ながら取材をさせていただきます。
まず、あなたの御名前を教えてください。

『ナズーリンだよ。』

あなたの御仕事は何ですか？

『う〜ん。簡単に言えば…ダウザー…かな。』

あなたには部下か上司はいますか？

『…上司がいるね。』

上司の名前はなんですか？

『寅丸星。』

その上司について何か思うことはありますか？

『アイツは本当に仕事をしているのかね。
　何か物を探してきて戻ってくるといっつも同じところに居座っていて。
　毘沙門天の代理だかなんだか知らないけどやるべきことはやるべきだろう。
　しかもアイツが物をなくすせいで私はかなり仕事が増えるんだ。
　そこら辺はわきまえてるんだろうかね。』

逆に上司からはどう思われていると思いますか？
また、どのように思われたいですか？

『あんな奴にどう思われようが知った事じゃないね。
　でも、ここまで尽くしてやって悪く思われてたなんてあったら本当にゴミだね。
　力に差さえなければ即潰すよ。』

その上司は好きですか？

『そんなこと聞く必要あるのかい？
　好きなわけ無いだろう。
　なんもしない癖してごちゃごちゃと口五月蝿い出来損ないの虎が…
　いつも奇麗事ばっか並べてる厨臭い奴なんだよね。好めるわけないだろう』

上司に好かれたいとは思いますか？

『ハッ…冗談じゃない。あんな獣臭い奴に好かれるなんて死んだほうがマシだね。
　どっかの紅い館の地下で500年閉じ込められてた方がマシだよ。』

上司の仕事ぶりを見ていてどう思いますか…ってこれは聞く必要ないですね…
でも一応教えてください。

『言っただろう。仕事を見たこと無いと。
　私の仕事が無くてアイツの近くにいたときも1日中何もしてなかった。
　評価するに値しないよ。』

じゃあ最後に上司に一言。どうぞ。

『死んでしまえ』



ご協力ありがとうございました。