早苗「私より霊夢が人気？それどこ情報？それどこ情報よそれー？」

『立て、アルチョム！レンジャーが道を開く！行け！』


負傷して倒れていたあなたはハンターに起こされた。


『ファシストにプレッシャーをかけろ！橋を落とされたら全員で汚染水を泳ぐことになるぞ、いいな！』


『アルチョム！グレネードに持ち変えろ！』


『向こうに何個かお見舞いしろ！』


グレネードに持ちかえ導火線に火を点火して敵に２個放り投げた。


数秒後に派手な爆発音。


『１０時方向！複数いるぞ！吹き飛ばせ！！』


『撤退していくぞ！撃ちまくれ！』


アサルトライフルに持ち変え、逃げる敵の背中に銃弾を撃ち込んだ。


一通り敵を沈黙。


”早く車に戻るんだ〜”


”大隊が移動するぞー”


”移動する”


やってきた装甲車に乗り、機銃に着く。


『じゅうびょう！』


『じゅうびょおぉ！』


『じゅうぅびょおぉぉぉぉぉぉ！！！！』


負傷者が出たのかと思うが違うようだ。


空を見るとミサイルが飛来して敵が潜んでいる建物に直撃した。


『ヘイッ、やったぜー☆』『ヒャホ―！』『イヤ―ッ！』『フォーーー！』『これでもくらえー！』『ふもーーぅ』


”私は戦闘で疲れた体を休めた”


”だが、私に休息の時間はまだ早かったようだ・・・”


〜♪（スタッフロールとＥＤＢＧＭが流れる）


敵を一掃し、安心するアルチョム達にまたもや牙を向けるものは一体！？


次回の「コールオブビューティ〜2033〜」は「気をつけろ…ここは荒野のウェスタンだ」。


次回もお楽しみに。（ＣＶ：大塚明男）


番組が終わるとカラーテレビの前に集まっていた者共は喋りだした。


「あーぁ、おわっちゃったぁ・・・あ"ーつづきがきになるぅ〜！」


「楽しかった〜♪」


「やっぱアルチョムはカッコイイね♪」


「なにいってんの？ハンターに決まってるじゃない！」


「いやいや、一番カッコイイのは・・・」


「おい、お前達」


テレビの前にいるバカルテット＆三月精が霊夢に顔を向ける。


「テレビ見終わったたらさっさとカエレ！」


「え〜？」


「このあと見たいのがあるのにぃ〜」


「私にも見たい番組があるのよ！」


「ちょっとぐらいいいじゃないか〜？ねね、お願いだよ〜」


「だめだ（即答）」


「エエ"〜！」


「いいから帰れ！さもないとぶっ殺すわよ！」


霊夢の脅しに少女達は逃げ出した。


邪魔者を居間から排除した霊夢はテレビのチャンネルネジを回し番組を合わせた。


座布団に座り急須を持ち、愛用の湯飲みに緑茶を注いだ。


「まだ始ってないわね…あーっ！あいつら私の煎餅全部食べやがって…」


壁にかかっているネジ巻き式の時計を見る。


少し時間はある。


ダルそうに腰をあげ、煎餅の補充をしようとした矢先。


外から銃声がなった。


「チッ…こんな忙しい時に…」


霊夢は陰陽玉と御幣を手にして襖を開けた。


外には機関短銃のＺＭＧを二挺持った東風谷早苗がいた。


右手の持っている銃の銃口は空の方向。


「今私は忙しいのよ…何のようなの？」


「ふふふ・・・霊夢、今日こそあなたを差し押さえします！守矢の名にかけて！」


「やれやれ、またなの？あんたも飽きないわねぇ・・」


「私は霊夢を倒すまで私は何度でも来ます！」


「信仰ねぇ…まぁいいわ。さっさと終わらせるわ」


陰陽玉を早苗に投げつける。


磁石の様に陰陽玉は早苗に向かって吸い寄ってくる。


咄嗟に早苗は二挺のＺＭＧで陰陽玉に９ｍｍ弾を撃ち込んだ。


９ｍｍ弾を撃ち込まれた陰陽玉は撃墜され、霊夢に銃口むけるがいなかった。


「どこ見ているの？私はここよ？」


振り向きざまに銃を撃とうとするが二挺の銃は霊夢の御幣に破壊された。


「ガアッ！？くっ…さすが博麗の巫女ですね…」


「誉めても暴力しか貰えないわよ？」


霊夢は御幣を早苗の頭部にむけて振りおろす。


即座に早苗は御幣を取り出し、防御する。


次の瞬間、横腹に霊夢の蹴りが入れられる。


「ゴホッ！グエェ…」


「早くくたばりなさいよ」


間髪入れずに早苗の腹部に数発拳を叩きこむ。


前屈みになると頭を掴み顔に膝蹴りをお見舞い。


鼻を折られ、鼻血を噴き出す。


「アガァアアアッ！！！！…こ、このッ！」


御幣を振り回すが霊夢はチョン避けして回避。


見極めて左手で早苗の手首を掴み、右手は肘に当て梃子の原理で腕をへし折った。


「ギャアアアアアアアアアアアア！！ひっ、ひぃ！う、腕！私の右腕がぁぁぁ！！！！」


「まだヤル気？」


「ひぐッ…うぅ…き、きょ、今日のところは……これくらひひしてあげまひゅ…」


「あっそう」


「次は…か、かなひゃず…たおひまふ…」


鼻血を垂れ流しながら、酷い顔になった早苗は博麗神社から逃げ去った。


「ふーっ、やっと帰ったわね。あーテレビテレビ」


その後、楽しみにしていた番組は終わっており、激怒した霊夢は早苗を追い左腕を折った。