うつほとうにゅうにゅ

作品集: 24 投稿日時: 2011/02/24 09:56:46 更新日時: 2011/02/24 23:14:29
私は、名を霊烏路 空という。

かつては、旧灼熱地獄の番を任されていたこともあった。

今は、違う。

そのいきさつのことであるが・・・

少し、話をさせて欲しい。

大分に愚痴話となるやも知れないし、君にどうこう出来る問題でもないが。

黙ったままでいい、聞いていてくれ。







まずは、あの事から話そう。

かつての私は、灼熱地獄で忙しく、素晴らしい時を過ごしてした。

火力を上げ、熱が貯まれば窓を開け、熱を逃がし、また窓を閉めて火力を上げる。

ただただそれだけではあったが、私は本当に楽しかった。

燃料の死体を運ぶお燐とは親友であったし、我々の主人のさとり様もたまに顔を出しに来て下さる。

他にも、さとり様の妹であるこいし様が炉を覗き込んで落っこちそうになり、さとり様にしこたま絞られた事だってあった。

重ねて言うが、単純でありながらもとても充実した毎日であった。

ある日の、事だ。

さとり様が、私への『客人』をお連れになった。

正直、驚いた。

わざわざここまで来る事も驚いたし、なにより地底暮らしの私のことを知っていたことに驚いた。

とりあえず仕事の空き間に会ってはみたものの、一言で言えば、相当に怪しい二人組であった。

自らを神、と名乗った、帽子を被っている小さな子供と、やや背の高い女性。

最初は外見、雰囲気で中身を決め付けるなど、いささかに抵抗があった。

しかし、そんな二人に『究極の力に興味は無いか?』等と聞かれてみるといい。

少なくともこの私は多分に怪しんだ。

努めて冷静に問うた。

究極の力など手に入れてどうすれば良いのか。

何故、私なのか。

そもそも究極の力とは何なのか。

どれを聞いたところで、曖昧な「返事」ばかりで満足な「答え」は返らない。

心底に馬鹿馬鹿しくなった私は立ち去ろうとした。

直後である。

ずくん、と。

何かが、私の体の「中」、更にその真中に『入る』感覚があった。

それは「私」を押し退けて、「私」があるべき場所に居座ろうとする。

私はどうにかしたかったが、旧灼熱地獄への侵入者への対処は知っていても、こんな奇妙な侵入に対する抵抗の方法など知らなかった。

やがて、地獄の炎もかくやという熱量に視界が歪むと、

そこはどこかであり、私の中だった。

ただ、そこに「侵入者」がいた。




「お前は誰だ?『究極の力』とやらか?」

【hdggvzskftfzsxtgbkmtfgz】

「・・・八咫烏・・・では八咫烏様よ、何故私なのだ?私より素晴らしい者は地上にごまんといるであろうに、何故かような地の底で死者の相手をし続ける地獄烏をお選びになった?」

【syftw3cb65r37hg8yrjfcgtzxfvcdzcbcdrjgb】

「なるほど、適正、という訳か。ならば八咫烏様よ、この私がそれを拒むとしたのなら?もしこの私がその交渉―――いや、要求を絶つとしたのなら、どうする?」

【hhyjsdjvjsdscgfdhbtfczgfrtk】

「―――そも、この私は最早要らぬと。なるほど、気付いてみれば確かに私は既に己の隅へと追いやられている。もう私を私たらしめる物はほぼあるまい。では最後にもう一つ問わせてくれ、八咫烏様よ。この躯を失い、私はどうなる?魂のみと成り果て、彼岸へと向かうのか?」

【vdfqkmgimtkklbfjgwksgfrbdcgfrhwjbjdfrw】

「・・・そうか。全く、やはり胡散臭い二人組だった。なかなかどうしてこうも意地の悪いやり口を・・・思い付く物だ」


直後、『私』のからだに、異変があった。

ぞぶぅ、とグロテスクな音を立てて、体中から細長い何かがあふれ出した。

それらは、まるで「舌」のようだった。

いや、これは、もっと醜悪な――――――そう、例えるならば、・・・口にするのもおぞましい。

それらは私の手足を瞬く間に絡め取り、大の字に釣り上げた。

「っく・・・・!この・・・!」

次に『私』の体からずる、と落ちたのは、

もっと、もっと、醜く、歪な肉の塊だった。

そこかしこから『私』と同様の触手を生やし、忙しなくじゅるじゅると動かしている。

「・・・! 来るなっ、やめろ・・・!」

拘束から逃れようと抵抗を試みるが、粘液に覆われてぬるりとするそれは力を込めてもぎち、と音を立てるのみで私の身体から離れない。

ゆっくり、ゆっくりと私に肉塊は這い寄り、同様にてらてらと光る触手を私に伸ばす。

それは両の足にじゅる、と巻きつき、粘液を擦りつけながら植物の蔦のように螺旋を描いて脚を昇る。

例えようもない嫌悪感と、この先の予測が頭によぎった私は、自然と拒絶の声を出した。

「やめっ・・・!?やめろ!それはッ・・・!?」

そのまま、私の陰部へと到達したそれは、私の秘裂を丹念に擦り始めた。

「んっ・・・く・・・!下劣な・・・っ!」

ぬちゅ、くちゅ、ぴちゃり。

己の粘液を擦りつけ、潤滑十分としたそれは、私の予測を現実へと変えた。

太さが腕ほどもある触手の先端が、私の「そこ」に先端を合わせ。

「・・・!? ・・・めっ、やめろ!それはッ・・・・!?」

そのまま、私を貫いた。

「あっが、ああぁぁああぁあぁああっ!!?」

ぎち、ぎちぃ、と脳に罅が入るようだった。

「うっぐ、ぁ、ぁあぁああ・・・・!!」

触手はゆっくりと奥を目指す。

「あっが、ぃあッ・・・!」

奥までたどり着くと、今度はゆっくりと戻る。

「あぁっ、ぅうっ、くふぅ・・・!」

ねっとりと自分の中を擦られ、どうしようもない不快感が私を襲う。

私の中まで自分の粘液で潤滑を良くした触手は注挿のペースを上げて、さらに私の不快感を増した。

とんでもない拒絶の感情と不快の波の中だというのに、

「がっ、く、ふぅんっ、ぅあっ、ん、んんぅっ!」

私は、あってはならないはずの快楽を感じていた。

「あっ、ん、くぁっ、ぁっ、ゃ、ん、やぁ・・・!」

体が熱くなって、砕ける寸前の脳を散らぬように柔らかい布が包む錯覚。

私を何度も蹂躙する、じゅ、ず、という音も最早どちらの液が原因だかわからない。

「ひゃ、んぅっ、くぁ!?あっく、んぅ!」

「ひぃうっ、んぅあっ、も、もう、ひゃめ・・・んうぅんっ!?」








どれだけそうしていたか、動きに変化が付いた。

今まで往復を繰り返していた触手が、戻る事をしなくなった。

「へぁ・・・?ぁ、ゃ、駄目っ、だ、んぎぁっ、ぐ、ぅあぁ!?」

触手が私の奥の「奥の入口」をこじ開けて、触手の中から何かを放出した。

みち、みち、と腹にモノを詰め込まれる感覚。

私は抗うこともできずに、ただ声を上げることしかできない。

「ひっ、ぎぃあ、ぅうあっ、は、ぎ、がっ!?」

ぎち、ずる、ぎ、ずるる。

終いに私の腹は、臨月の妊婦の如くに膨れ上がった。

「ふ、ぐぅ、ぎ、ぃっ・・・・・!」

破裂しそうに苦しい。

そして、役目は終えたと言わんばかりに、肉塊は力を失った。


「んぅふ、ぐ、んぅ・・・!」

呼吸をすることすら困難な私に、歩み寄る『私』。

『私』は、私の膨れた胎を見て、薄汚く嗤っていた。

そして、これだけでは終わらなかった。

今度は、何かが私の体から出て行こうとする。

私の秘裂にこじ開けんばかりの内からの圧力がかかる。

「あっ、があああぁあぁああぁぁあ!!」

ぷつりとちぎれそうな私の精神の冷静な部分が、「産気づくとはこういうことなのだろうか」と他人事のように思った。

「ひっ、ぎぃいぃいい・・・・!」

しかしあまりにソレは大きく、自力では出て行くのが叶わないようだ。

その度に、私の体は痛みと苦しみに放りこまれる。

もういい、こんなのはたくさんだ。

「んぐうぅううぅ、、ぁ、ぐ、ふ、んんぅっ!」

とっととこんなモノ、私の身体から出て行ってしまえばいい。

下腹に力を込めて、思い切り力む。

「ふぅ、ん、んううぅうぅぅぅ、ぐぅぅうぅううぅぅ!」

出て行け。

出て行け。

「んぅぅうぅ、はぁっ、んっぐぅぅうううぅうぅぅぅぅうあ!!」

出て行け。出て行け。

出て行け。出て行け。

「ふっ、んぅっ、ぐうぅうぅぅ・・・!!」

山を越えた。もう、すぐ。

「ぐぅうぅ、んぅ、・・・ッ!んぐぅうぅううぅぅううううぅああああぁぁあぁあぁああぁぁああああぁ!!」

ずるるるるる どっちゃぁ。

「はっ・・・はっ・・・はっ・・・!」

虚ろに靄がかかる視界で、自分の産み落とした「モノ」を、見る。

そこには、うぞ、うぞ、と蠢く肉塊があった。

大きさこそ違えど、傍らに倒れるモノとなんら変わりの無いモノがあった。

「・・・・ぅ」

そこに歩み寄る、『私』。

そして、『私』は、それを、

喰った。

飛び散る良く分からない体液にも構わず、貪る。

ぐちゃ、ずる、ぶち、じゅる、がぶ、ごくり。





『私』はそれを全て腹に収めた。

それから、汚い口周りの顔がにぃっ、と無邪気な笑みを見せて、「私の声で」虚ろな私に語りかけた。


【これで、おまえはわたし。わたしはおまえ。いれかわっちゃった】

【うにゅぅ、まだカスがあるけど、これはいらないか。わたしといっしょにいよ?】

【んー?だぁって、おまえじゃないの。私がいらない、っていったのは。】

【だったらそのいらない『私』を「私」がもらうだけだわ。なにもふしぎはないじゃない。】

【んーと、とりあえずおもてがわにでようか。もうすることないし。】

【さあ、わたしと】












フュージョン、しましょ?















「あー、いたいた、お空ー!!」

「お客さんとやらはもう帰ったのかい?だったら早く帰って来ておくれよ、ちょいとなら大丈夫と思ったんだけどねぇ、もうあんたが居ないと大変でさ、もう猫の手も借りたいってなくらいでねぇ」

【ん?・・・・お燐かぁ、どうしたの?】

「・・・さっきの話聞いてなかったの? まぁいいや、あたいは先に窯で待ってるからね!早く来るんだよ!」




「・・・なんかお空、違う・・・・よくわかんないけどあいつらになんか吹き込まれたのかな・・・まあいっか、今はそれどこじゃないや」





友の喋る声も、その表情も、存外、鮮明に映るものだ。

かつての「私」は、新たなる『私』となり、地底の大空を駆け回るだろう。

新たな私がどのような力を持ち、何を考え、何を目論むかは解らない。

私はただただ、無為な時を過ごす。

少し、色が変わった世界を眺める。

橙色がかかり、やや、視点の低くなってしまった世界を。
ども、アルマァです。略してどもるマァです。マ、マママ、マァ。
「空ちゃん馬鹿可愛い」→「精神だけ幼い感じとかマジ最高」→「実際幼いんじゃね?」
この発想でついカッとなって書いた。設定崩壊最高!
追記:じつはエロ展開初めてだったり。 なんか表現がおかしい?どどどどどどどどど童貞ちゃうわ!

>>NutsIn先任曹長さん
 実はこんなことになってたら最高ですね。 俺得。
 おまけがcoolとか本当嬉しいですよ!!

>>2さん
 デザートにおまけとかどうでしょう。 重いかもですけど。

>>3
 ありがとうございます!本当その単純な一言がマジに嬉しいですよ!

>>穀潰し
 しこっていいのよ? ・・・自分のSSで言うことになるとは・・・!!
 おまけはさっきcoolとか嬉しい!とか言いましたがスマンありゃウソだった。反応来るだけでもう最高です。





おまけ


「なあ、アリス」

「どうしたの、魔理沙?」

「夢を見たんだ」

「へえ、どんな?」


「まず私は鏡のシャワーだったんだ。それから私は地獄のてっぺんへ転げ落ちた。すると、そこではパチュリーが充電されてたんだ。びっくりだろ?だってソニムカワをジャンプさせたあのパチュリーがだぜ?あ、ソニムカワっていうのはさ、人間の指先には絶対備わってる緊急回避機構なんだってさ。まあいいや、それでパチュリーに眠りの歌を聞かせた私は意気揚々とその場を去った。それこそ水をたらふく飲んだ筋肉繊維のようにな。そしたら、手に違和感を感じたんだ。それで何の気無しに手を見てみたら、爪が全部土くれになってたんだ。そりゃあ跳びはねたさ。それでもって私はその力を使って分かれ道を右から5番目、下から23番目に行くことにした。おかしい話だよな、23番目なんて存在しないのに。だから私はしかたなくバスタブに霊夢を横たえることにしたんだ。それでもラクダのやつ、私の首元から離れないもんだからさ、一言怒鳴り付けてやったよ、二度とガラスを食べるなってさ。そしたらさ、まあ当然っちゃあ当然なんだが、体から仮面が溢れ出して来たんだ。私は無我夢中で拾い集めた。だって私は昆虫の脚に過ぎないのだから。そしたらもう後は真っ逆さま。気付いたら正反対になってたくらいだ。それで私は虹色の頭蓋骨の隙間に潜り込んだ。奴らに捕まる訳にはいかないからな。それからついでにドアノブも投げ付けておいた。明らかに鉄の臭いがした上に笑い袋が温まってんだからさ。で、私は次に布製の階段をナメクジみたいに駆け上がった。向こうに緑色の大根が見えて綺麗だったな。だから私は髪の毛の一本を抜いて水に浮かべたんだ。まあすぐに松の木まで吸い込まれちまったんだけどな。それでさ、私は常に木炭と共に有ることも相まってか、ひたすらにグラフを書き続けたんだよ。そしたらこれがまた可笑しくてさ、いつもの机の脚が眼鏡だったんだぜ。しょうがないか、と思って私は二次元式カンダス高純体を小脇に抱えて走りつづけた。それでも油の匂いは前から漂ってくる。だったら、と私は魚と象の間に生まれた子に成った。じゃあ豚の鼻の穴の片方はどうなる?心配だった。いつも石段を駆け上がっているような心地なんだ。だから私は教科書を驚かせて様子を見る事にした。だから私は看板を書き続けていたんだな、と今になって思うぜ。するとだな、蛙が頭の第四平原に降り立った。それから狂ったシチューみたいに手足をばたつかせるんだ。堪らなく可愛らしかった。だからわたしはずっと、ずうっと天狗の鼻の先に住むソニムカワを待ってた。するとだ、氷水と熱湯が混ざり合って火燵の遠赤外線をホイップクリームみたいに捻ったんだ。私は堪らなくそれを羊の頭蓋骨に詰め込みたい衝動に駆られた。だから私は世界中の硝子細工を踏み潰して回った。馬鹿みたいだよな、髷なんかそこにある訳ないのに。それからもっと地面を窪ませたとされる亡は眠ってた。つまり私は原子力発電による張り紙育成プログラムの一部に過ぎず、個性ルーチンのアルゴリズムを連日連夜更新し続けるんだ。というか、いつもいつもそんなことばかりしてるとスパゲッティになるよ、って公爵が言ったのも同じことだよな。ちなみに私は割れるガラスをベルに変えたよ。当然と言えば当然だな、仮面から水を飲むなんて不可能だったんだ。で、だ。科学者達の研究成果は遂に私の胃袋に及んだ。もう布団とリビングの集大成は嫌だ、そう思ったから私は何もかもを喰っちまったんだよ。そんな夢だったんだ」

「Cool」
アルマァ
http://twitter.com/ilsaber
作品情報
作品集:
24
投稿日時:
2011/02/24 09:56:46
更新日時:
2011/02/24 23:14:29
分類
触手
設定崩壊
1. NutsIn先任曹長 ■2011/02/24 12:39:34
お空にうにゅうにゅした物が出たり入ったりして、フュージョンして、現在の姿と性格になった、と。
やがて、自身の力を理解して増長して、紅白巫女にボコられる事になるのか。

相変わらず、あとがきがCoolですね〜。
2. 名無し ■2011/02/24 19:02:42
言葉のサラダだな
3. 名無し ■2011/02/24 20:38:45
いい
4. 穀潰し ■2011/02/24 22:11:41
いかんいかん、危うく勃ってしまうところだった。
にしても後書きのCoolさは異常ですね。
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