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『文を虐待するだけの話』 作者: tETraN

文を虐待するだけの話

作品集: 25 投稿日時: 2011/04/15 07:38:45 更新日時: 2011/04/15 16:38:45
朝。
窓から入ってくる朝日によって目を覚ます。
思いっきり伸びをして、ベッドから出る。
今日もなんてことの無い平凡な一日が始まる。

ベッドから出たらまずは洗面台へ。
冷たい水を手にすくい、顔にかける。
顔を乾いたタオルで拭き、洗面所を後にする。

朝ご飯を作り、食卓に運び食べる。
そうだ、彼女のご飯も作らなければいけない。
自分の分を食べ終わった後に彼女の分も作り始める。

作った物を地下の部屋へと運ぶ。
鉄の扉で閉ざされた地下部屋に辿りついたらドアをノックする。
返事は無い。まあ、いつもの事だ。

ドアを開けて中に入る。
中には黒い羽を生やした少女が独り、寝ていた。
その少女、射命丸 文に「ご飯だぞ」と呼びかけてみたが反応は無い。
何回呼びかけても起きなかったので、近くに置いてあった鉄球を脇腹に落としてやった。
文はすぐに起き、苦しそうに床を転げまわっている。
黙らせるために腹に一撃蹴りを入れてやった、口から吐瀉物が溢れ出す。
やっと朝食を摂らせる事が出来る。

彼女はちらちらとこちらを見ながら、恐る恐る目の前のものを手に取って食べ始める。
きちんと食べている所を確認した後、私は部屋を後にした。
部屋から苦しそうな声や何かが倒れる音、液体が床に落ちる音等が聞こえた。

昼、特にすることも無くだらだらと過ごす。
そうだ、神社にでも行って暇を潰そう。
仕度を済ませた後、地下部屋の様子を見に行った。
文は血を吐いて痙攣していた。

博麗神社に到着。
霊夢はいつもの様に境内の掃除をしていた。
軽く挨拶をすると、賽銭を要求された。まぁ入れないけどな。
縁側に腰掛けて寛いでいると、頼んだ訳でもないのに霊夢が茶と煎餅を持ってきた。気の利く奴だ。
その後は霊夢と何気ない話をしたりして過ごした。
そういえば射命丸が行方不明だとか言っていたな、私の家に居るのに。
辺りが暗くなってきたので帰ることにした。

夜、家に着いた後夜食を作り始める。
食卓へ運び、食べる。
文の分も作り、地下部屋へと運ぶ。

ドアをノックする、返事は無い。いつもの事だ。
構わずドアを開けて中へ入る、文がうつ伏せで寝ていた。
正確には寝ている訳ではない、ちょっと拾ってきたキノコの味見をして貰ったのである。
まぁ妖怪だし、その程度では死ぬはずは無いだろう。

呼びかけても起きないので、壁に立て掛けてあった鉄パイプで背中を思いっきり殴ってやった。
すぐに目を覚ましたが、やけに苦しそうである。
どうやら息が出来ないらしい、少し強く殴りすぎただろうか。
口をパクパクしながら必死に呼吸しようとしている文を余所目に、夜食を文の前に置いてやる。
何か言いたげな目で必死に何かを訴えかけているようだが、残念ながら全く伝わってこない。
仕方が無いので私が手に取り食べさせてやる事にした。何でここまでしなくちゃならないんだ・・・

パンを千切り、文の口に入れてやる。
その直後、文は私がわざわざ食べさせてあげた物を吐き出しやがった!!
流石にこれには私も切れた、「なんて事しやがる!!」と天狗の鳩尾に鉄パイプで一撃。
天狗が苦しそうに悶えながら「違・・・違・・・」とか何とか言っているが、
何が違うのか私には分からなかったのでとりあえず頭を蹴ってやった。
天狗は一向に食事に手を付けない、いい加減食べろと片方の翼を鋸で切り落とす。
顔をぐしゃぐしゃにして天狗が絶叫する、うるせぇなさっさと食べろ。
もう片方の翼を切り落とすと、天狗は動かなくなってしまった。
こいつまた残しやがったな、人がせっかく用意してやったのになんて奴だ。

とりあえず夜食を片付けて、部屋を後にした。

片付けが終わった後、私は寝る準備を済ませる。
ベッドに入り、目を閉じ、眠りにつく。

・・・

朝。
窓から入ってくる朝日によって目を覚ます。
思いっきり伸びをして、ベッドから出る。
今日もなんてことの無い平凡な一日が始まる。

そう、今日もなんてことの無い平凡な一日が。
はじめまして、tETraNです。
初投稿、初のSSです。これの前に幾つか没になってます。
とりあえず魔理沙を主役(語り?)にして、文に暴力を振ってみました。
書いてるとき、ちょうど文への感情が爆発してたんです。色々と。
何かしらの狂気を感じさせるような物が書きたいと思ったので、その通りになっていれば私が喜びます。
批判でも良いので、コメントして貰えると嬉しいです。
tETraN
作品情報
作品集:
25
投稿日時:
2011/04/15 07:38:45
更新日時:
2011/04/15 16:38:45
分類
魔理沙
虐待
1. 名無し ■2011/04/15 18:55:36
文が生きていても死んでいても
なんてことの無い平凡な一日ってやつはやって来るんですね

ある意味すごく理不尽な虐待かもしれません
2. 名無し ■2011/04/15 19:33:11
OK!
3. NutsIn先任曹長 ■2011/04/15 20:48:05
あくまでも、これに書かれていることは、魔理沙の日常。
やや、シーケンスに違和感があるけれど、許容範囲内。

知らぬが仏とはよく言ったもの。
獄卒の如き魔理沙の振る舞いも、霊夢は気づかないのかな?
のほほんしているようで、結構鋭いですけれど…。

本格的な捜索が行なわれたら、すぐに発覚しそうな気がしますけれど。
後ろめたい気持ちはないのですか、魔理沙は!?
不安な気持ちになる事も無く、本当に、この悪魔の所業は日常と化していますね。
クソッ!! 嫌な気持ちになりました。



私の産廃デビュー作も、こういった暴力物でした。
とっても楽しく読ませていただきました。
魔理沙の末路がどうなるか…。
結びつきの強い天狗社会ですから、前の文章のようになるかな?
4. 名無し ■2011/04/15 22:51:15
なんだぁ?ゴミクズの魔理沙が誰かを虐待できる立場だと思って……
あ、ああ。なんだビッチか。じゃあいいや。あとリバ可。
5. 名無し ■2011/12/22 17:18:52
GJ
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