幻想郷的ジョーク集

幻想郷で「第１回魔理沙捕獲選手権」が行われました。

地霊殿、守矢神社、紅魔館の３勢力が参加します。

決勝戦は、魔法の森に魔理沙を追い込み、それを捕まえた者が優勝です。

まずは地霊殿が森に入りました。
地霊殿は、あらかじめ情報提供者を森に送りこんでいました。そしてありとあらゆる動植物、虫、石ころにいたるまでさとりの読心術で聞きこみを行い、目撃証言を集めました。

調査は３ヶ月に及んだものの、結局魔理沙は存在しなかったという結論に達しました。

次に守矢神社が森に入りました。
２週間探しましたが見つからなかったので、守矢神社はいきなり森に火を放ちました。

そして問題の魔理沙はもちろん、そのとき森の中にいたチルノや三月精ごと焼き殺しました。

信仰を手に入れるためには仕方なかったと言って、詫びませんでした。

最後に紅魔館が森に入りました。
１時間後、紅魔館はひどく傷だらけのアリスを連れて森から出てきました。

アリスはおびえた様子で言いました。

「わかったわよ……
私が魔理沙です……」
















文々。新聞が幻想郷の人妖すべて含めた男性にアンケートを行いました。

『あなたは守矢神社の東風谷早苗とセックスしたいと思いますか？』

80％以上の男性が「二度としたくない」と答えたそうです。
















ちゆりは夢美のお使いで香霖堂へ行った。
ちゆりは店に飾られていた見覚えのある金属の塊を霖之助に示していった。

霖之助はそれがスナイパーライフルという銃であることと、遠くの対象を攻撃するものであることは知っていた。

「それはスナイパーライフルって銃だな。
魔理沙の家だって見れちゃうんだぜ」

ちゆりはスコープをのぞき、そして笑いだした。

「なにが可笑しいんだい？」

霖之助はたずねた。

「スッポンポンの魔理沙と見かけない奴が魔理沙の家の中を走りまわってるぜ」

ちゆりは答えた。

霖之助は男ちゆりらスナイパーライフルをひったくり、魔理沙の家をみた。
それから二つの銃弾をちゆりに手渡して、こういった。

「ここにそれの弾が二つある。
これで、魔理沙とそいつの頭を撃ってくれたら、今日買ったものとスナイパーライフルを無料であげよう」

ちゆりはもういちどスコープをのぞいて、こういった。

「………あー。あと三発必要だぜ」
















ある信心厚い山彦がいた。
その山彦は、昔から命蓮寺の和尚に是非会いたいと念願していた。
ついに命蓮寺に行った彼女は、長年の夢を果たそうと講堂で、
一番いい一張羅を着て、信者の人妖の中にまぎれこんだのである。
いい服を着ていれば、和尚が自分に気づいて話しかけてくれるのではないかと思ったのだ。
和尚は、ゆっくりと(山彦に気づく気配もなく)人々の前を歩いて来た。

そして、土の中から這い出てきたように泥だらけの汚い服を来たキョンシーにその慈顔を向け、穏やかな笑みを浮かべてキョンシーに何か語りかけると、通り過ぎていったのである。

彼女はとても反省した。

いい服を着て和尚に目を留めてもらおうなんて、自分はなんてはしたない考えを持っていたのだろう。
貧しき者にこそ、仏は慈悲深き目を向けるのである。

一計を案じた山彦は、先程のキョンシーに頼んで、いくらかの金を握らせてで自分の服とキョンシーの服とを交換してもらうことにした。

次の日、また和尚が人々の前を通りかかった。

すると和尚は(キョンシーの服を着た)彼女に近づいてきたのである。
そして、彼女の耳に口を寄せると、やさしい声でこう言われた。

「昨日、目障りだから消え失せろと言ったはずですが…？」














　　文「毎度おなじみ文々。新聞です。今回は妖精の行動についてのアンケートをしてるのですが、昨日どちらで遊　　んでおられましたか？」
チルノ「紅魔館で中国と遊んだよ」
　　文「ではこちらの書類に自筆でお願いします」
チルノ「あ、やっぱり森だった」











空がさとりに訴えている。
「助けてさとり様！身体中が痛いの！」
「大変！どんな風に？」
空は右の膝に触り
「ここが痛いの」
次に左の頬に触ると
「あ痛っ！ここも！」
右の耳たぶに触って
「ここも痛い！」
その様子を見ていたさとりは空に告げた。
「貴女の手首は捻挫しているわ―――」
















　天治「妖精とビール瓶の共通点は？」
伊佐美「まだそれがわからないほど酔ってないよ。
　　　　どっちも首から上は空っぽ」