怨恨

作品集: 27 投稿日時: 2011/06/26 21:04:31 更新日時: 2011/06/30 20:59:18
「…ねぇ、一つ聞いても良いかしら」
拘束されたまま、少女は言う。

「何でしょうかね?、仕事のネタばらしは出来ませんよ〜」
黒い羽根、頭の赤い被り物から釣り下がるもふもふ。

その姿は、天狗特有の威厳に包まれている。何がどういう風に威厳があるのか、と聞かれると返せない。

「此処は何処?私は何の為にこんな格好にされているの?」
「質問は一度に一つまでって、お母さんに言われませんでした?、あ、そもそもお母さんなんて居ませんか」
けらけらと笑う天狗に、嫌悪と怒りの目を向ける一糸纏わぬ妖怪。

「…貴方は親に可愛がられて生きてきたのかしら、妬ましいわ」
「親代わりと慕った天狗の長には、可愛がられてきましたね」
一言一言、嫌味ったらしい言葉遣いで返してくる天狗。

「…文」
「何でしょうか?パルスィさん」
「貴方の考えてることはよーく分かるわ…、アレでしょう」

近頃、幻想郷で小さく噂を広めている話。
有名な人妖が、ぐちゃぐちゃに犯されて居る所を撮影した写真。

「…分かってるんだったら、これから何をされるかはよーく分かりますね?」
「…」

襲われた少女達は特徴があった。
先ず、必ず傷や痣が大量に出来ていた事と。

全員が、処女だった事

「何で、私が処女だって分かるのかしら」
「嫌われ者でしょう、貴方」

「世の中には嫌われ者で自分の性欲を満たそうとする人が居ますけど」
「そんな人達にまで嫌われてるじゃないですか、貴方」
「なら処女なのは確定じゃないですかー」
蔑む様な目をしながら、あやややややや、と高笑いする天狗。
言い返す事すら出来ず、舌を噛む妖怪。

「…するなら早くしなさいな」
「私がする訳ではないですから、無理ですねー」
その笑みを崩すことなく、天狗は妖怪を睨みつける。

わたしの、だいすきなてんぐ
わたしに、ひどいことをしたてんぐ

そんな天狗が、哀れな妖怪を蔑んでいる。

ガチャ、と不意に後ろの扉が開く。

「やっと来ましたか、お客人の相手は如何でしたか?」
「んあー…、めんどくさかったな」

ぼりぼりと頭を掻く男に、妖怪は声を張り上げる。

「何をする気なの?、あの巫女のように強姦?、それともあの魔法使いのように薬漬けにして犯す?、いやいや、あのメイドのように、その辺に居た妖精たちに犯させるのかしら?」

「随分と詳しいじゃないですか、パルスィさん」
「そりゃぁ、一回地底であの蜘蛛を犯したとき、陰に隠れてみてたからなぁ」

気付かれていた。
そう、ヤマメを犯している二人の姿を、パルスィは逃げることも出来ず凝視していた。

その視線に、一筋の羨望を孕みながら。

「まぁ、あの蜘蛛よりも非道い事をしてやるから、覚悟してな」
そう言いながら、股座を掴み、抉じ開ける。
男を一度も受け入れた事の無い、いや、恐らく自分の指すらも受け入れさせたことが無いのだろう。その鮮やかな桃色の割れ目は、ぴったりと閉じていた。

「やめなさい、こんな事をして何が楽しいの?」
「嫌がる子を無理矢理犯して楽しい?、其れはまた、妬ましい快楽の得方ね」

無理矢理股座を広げられ、恐怖を感じている筈なのに、妖怪の表面は未だ怖気を見せない。

それが男を楽しませてしまった。
男の本業は何なのか、私には良く分からない、しかし、その男の仕事に使われていたであろう、よく熱され、その身を紅く光らせる鉄の丸い棒があった。
溶鉱炉の横、熱々の篭に入れられたままの数本の棒から、一際紅い物を取り出した。
それを壁に立て掛けてある材質不明の板に、押し付ける。
じゅううううぅぅっ、と鉄の溶ける音が聞こえ、男が笑みを零す。

「摂氏400度ぐらいか」
男の呟いた妙な言葉を、パルスィは理解できなかった。
紅く輝いている鉄の棒、400度、人が持てば先ず手を庇い、直ぐに離すであろう。
その鉄の棒を、平然とした顔で持ったまま、此方に近付いてくる。

「んじゃ、文、股座無理矢理広げてやれ」
「はいはい」
「挿入れたら直ぐ離れて、写真でも何でも撮るがいいさ」

挿入れる?この鉄の棒を?
400度の熱々の棒を?
いやだ。
こわい。
しんじゃう。

たすけて。
たすけて。

うわ言の様に呟くパルスィの割れ目に、紅い棒が近付けられた。
熱が伝わる。

じゅっ

「ひぃっ!?」
一瞬でも良く分かるその感触。

熱い。焦げる。

それは理不尽な痛みだけではなく、的確に熱さと痛みを伝えてくる。
痛々しく焼けた膣口は、これから男を受け入れられるような状態ではなかった。
しかし、まだ続く。

「あー、もう、面倒くせぇから全部一気にぶち込むぞ」
瞬間、膣口が拡がる。

じゅうぅうぅぅぅうぅうぅっ
「ひぎぃ゛っ、ぎぁぁぁぁぁぁ!!」
あつい、あつい、あつすぎる。
どんどん私の中が焦げてく、ゆっくり、だけど一瞬で、焦げてく。

私の、大事にしてた初めてが、焼け焦げていく。
いや、大事にしてたわけではないけど、何故か悲しくなる、苦しくなる。

「うがぁぁぁぁぁ!!、はぐぅ、ぐぁぅぐ、ぐげぁぁっ…」
「あーあー、獣みたいな泣き声あげて、そんなに嫌ですか?、苦しいですか?」
にやにやと笑いながら、ぐちゃぐちゃになった妖怪の顔を撮影する。
辺りに、焦げ臭い、しかし若干美味そうな香りが漂い始める。

「じゅうじゅうと、じっくりと焼くために温度は調節しておいてやったから、かなり苦しいだろうなぁ」
他人事のように呟きながら、妖怪の秘部を見つめ続ける男。
純潔の証である紅い血と、気休めにもならない愛液の蒸発を楽しんでいる。

やがて、妖怪の膣の八割程を焼き進んだ後、男が袴を脱ぎ始めた。
「あ゛…、あ゛ー…」
びくびくと震える妖怪の表情、滑稽なほどに絶望を刻まれた表情。

「よっ…と」

ミヂミヂミヂッ

無理矢理、焼け焦げた膣壁を削り取りながら挿入した。
「あ、あぅ…」
焼け焦げ、感覚すら無くなるほどにぼろぼろにされた膣で感じろと言う方が無理な話であるが、強引に奥まで入り進んだ男は無表情に言い放つ。
「わざわざ奥の方だけは焼かないでやったんだ、感謝しろよ?、嫌われ妖怪」

子宮に入り進む寸前で止められた熱棒、若干焼けはしたが、感覚は十分なほどに残っている。
おぞましい。
自分の処女を妙な棒で貫き、そのままいけしゃあしゃあと自分の中に入り込んでいる男を、其れは其れは怯えた表情で見つめている。

「…と言う訳で、射精してやる、文が獲物を連れてこなかったから、溜まりに溜まってるんだ、気の毒に」

…え?
射精するといったかこの男。射精って確か…。
子供を、作る、液体を、この汚い肉の棒から吐き出すこと?

どびゅるるるるるるるるるるるるるるるるっ

反論も、嫌がり暴れる余地も無く、成す術なく無防備な子宮に射精される妖怪。
それを、快感として認識してしまう哀れな妖怪。

「あぁ…!、…ふあぁぁぁぁぁぁ♪」
「おいおい、この程度で絶頂を迎えるのか?」

「…とはいえ、今日はコレぐらいで良いだろう、文?」
「ええ、構いませんよ、充分すぎる程に良い物が撮れました」

ずる、と肉棒を抜き出した膣口から大量の精液が溢れてくる。

ぱしゃっ

無機質に響くシャッター音だけが、その一瞬に響いた。

「…ふう、それでは、私はこれで」
いつも通り、そそくさと逃げ帰るように扉へ向かう文。

「文」
『獲物』にかける声質で天狗を呼び止め、肩を掴む。

「何でしょうか?」
平然とした態度で、男の顔を見つめる文。

「お前、処女なんだって?」

天狗の顔色が一変する。
笑顔のまま、固まる。

(何で何で何で何で何で何で何で何で?、私は誰にも処女だって事を教えた事は無いですよね?、いや、小さい頃から一緒にいる天魔様なら知っているかも知れませんが、それでも一々こんな離れまで教えに来る様な事はしませんし、え?誰?、誰が教えたの?)

「…」
無言、笑顔、貫き通す天狗の口に、指を付ける。
「こう言う事は先ず自分が経験してからにしないとなぁ?」

天狗の額から汗が噴出し、歯を震わせる。
怯え、恐怖。
全てが天狗を惹き立てるスパイスだ。

逃げようと後ろを向く天狗の目の前、鍵を閉めてやる。
この部屋はドアしか出入り口が無い。強いて言えば、防音、耐久性も完璧である。
何をしても、外まで知れることは無い。

手を後ろ手に無理矢理縛り上げ、壁にその細い肢体を叩き付けてやる。
苦痛を見せるも、恐怖が勝るようだ。どうにか立ち上がり、救いを求め、ドアへと縋り寄る。

「ごめんなさい」
「なんでもしますから」
「だれか、たすけて」

震え、擦れる声で許しを請う天狗、さながら監禁された少女、ほんのりと漂うアンモニア風の匂い。
中々そそられるシチュエーションだ。
先程の熱棒(とはいえ放置していた為か紅々しさは無いが)をもう一度手に取り、先程の通りに膣口に宛がう。

「やめて、それだけはやめてください…!!」
泣きじゃくられるのも癪なので、離してやる。
離した瞬間安堵の顔を浮かべる天狗、そんな顔を見せられたら加虐心がそそられるのも事実。

「文、四つん這いになれ」
「はっ、はい!!」

据わった目で鉄棒を熱し直す男を、恐怖の孕まれた視線で睨む文。
軽めにしといてやる、喘げ。
心の中のどす黒い感情を、小さく口に出し、尻穴に捻じ込む。

「ぎゃアァァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
まさかこんな薄汚れた穴にこんな大きい棒をぶち込まれると思って居なかったのだろう。痛みに喘ぎ、苦しみ、のた打ち回る。

「そうだ、こんな物を貰って来た、何でも、一時的に無理矢理生命を維持させる薬だそうだ」
返事を聞く前に、文の口を此方に向け、薬を口に入れる。
そして、そのまま肉棒を捻じ込み、即射精する。

どぷっ、どびゅるるるるるっ

「んごぉっ!!、おぶっ、ぐ、ぢゅる、ごぐっ…」
精液で薬を飲まされる感覚はどんな物だろうか、自分は絶対に味わいたくない感覚だ。

「…多少、拷問に近付いても、もう大丈夫だな?」
また返事を聞かず、男を受け入れた事の無い、全く濡れていない膣にぶち込む。

「はぎゅぅぅっ!!、あぅ、あ、ぐぁあああぁぁぁぁ♡」
無理矢理、潤滑剤も無くぶち込まれているのに喘ぐ事が出来るとは、中々ぶっ飛んだ脳味噌の様だ。
それとも、サディストで有名な天狗は、実は処女を強引に破かれて感じるマゾヒストだったのか。

まぁどちらにせよ、俺はコイツの中に出してはいおしまい、だ。

「…文っ、残ってる精液全部お前の中に出してやるから、有難く孕め!!」
「はっ、はひゅいぃっ!♡」

…どく
どく、どくんっ、ぶりゅりゅっ、ぢゅぶりゅっ、ごびゅるるるるるるるるるるるるるるるっ

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!♡」
絶頂の快感を体に覚えこませながら、精液を大量に受け止める子宮。どろどろの膣から溢れる、受け止め切れない精液。
全てを、シャットダウンした文の目。もう二度と、外の天狗達に顔を合わせられないと悟った目。

満足したように硬い肉棒を抜き去り、後ろを向き、誰かに会釈をする。

「ほれ、撮りたいだけ撮りな」
「言われなくても」

怒りを湛えたその声は、文の聴覚を擽った。

「無様ね、文」
天狗、古い型の携帯を持っている天狗。

「…あ…、あ、あ…」
ガタガタと震えだす文。
其れもその筈、全部見られていた、全部撮られていた。
花菓子念報のネタにされる事は間違い無いのだから。

「あの写真、まだ作ってるの?、犯罪者さん」
「いやー、俺も犯罪者だけどねぇ…」
「貴方はいいよ、お陰で、今までに無い位スッキリしてるから」

あの強姦写真の一番最初の犠牲者。
それが、はたて。
男がまだ文の手伝いをしてなかった頃、玩具ではたての処女をぶち破った文。
恨みを抱え、復讐を誓う理由は十分すぎる。

「取り敢えず、全部花菓子念報に書いて、貴方を表に出られないようにしてあげる」
「この人に忠誠でも誓ったら?、毎日性欲を満たせて、さぞ楽になるでしょうに」

「あぁ、あと、まだまだ貴女への怨恨は尽きないのよね」
「…だから」

熱された棒が置いてある入れ物、熱々の棒を引き上げ、ゆらゆらと近付いてくる。
手が焼け、悪臭を放ち始めるのも気にせず、文を捕まえる。

そして。
呼吸するように一思いに。
文の膣を、最奥まで貫いた。

…気絶した。
呆気なく、その場に倒れた文は、「赤ちゃんが…、わたしの…こどもが…」と呟いている。

ぱしゃり

また部屋に響く無機質な音。
「…それじゃあね、お二人とも」
ドアを開け、去っていく。

わたしの、だいすきなてんぐ。
あや、だいすきだよ、だから。
あなたが、わたしいがいのひとをたよれないように。
あなたのひょうばんをちにおとしてあげる

だいすきな、てんぐ。
いつまでも、わたししかたよれなくなるまで。
すぐにはむりだけど。
きっとそうなる、
だから、すぐに、なきついてくるとおもう。
よろよろとあるいてたら、いしでもなげつけられるとおもうけど。
あなたはわたしがまもる。
やっとみつけたひとつのほうほうで

いつでもおいで、あや。


END
拷問シーン協力:荷重

お久しぶりです、楽しんでいただけたでしょうか?
まぁ、久しぶりに書いたので、ネタ被りとかありそうですが…
有った場合は仕方がないですよね、うん。
日本語がおかしいのは、気にしないで下さいねw
それでは、またいつか。

6/30コメ返信
>>NutsIn先任曹長様
愛なんて、所詮は抜殻。
面白味も何も無いものです。
ちなみに、奪われてしまったパルスィちゃんは、随分前の俺の作品のコメントから、特に文ちゃん達との置換無く出演させましたw
>>2
卵産む前に全部お腹の中で炒り卵にされちゃった文ちゃん可愛いよ文ちゃん。
( ´・ω・`)っ【炒り卵】
>>3
ちょっと初めてやったんで短めにしてみましたけど、意外と美味く行ってくれて助かりました。
わあああ、は何故かそうなっちゃってましたけど、はたての抑えきれない慕情だと思ってくれて構いませんw
荷狐
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/06/26 21:04:31
更新日時:
2011/06/30 20:59:18
分類
エロ
オリ男
1. NutsIn先任曹長 ■2011/06/26 21:40:17
強いも弱いもない。
ただ、始めてを奪われる女の話。
愛などない。
奪った物から奪う、最初に奪われた物の話。

貴方の久しぶりのお話、堪能させていただきました。
また次を、のんびり待たせていただきます。
2. 名無し ■2011/06/29 23:06:54
文が赤ちゃん赤ちゃん呻いてると興奮する今日この頃
3. 名無し ■2011/06/30 17:18:12















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