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『おれによし おまえによし』 作者: ただの屍

おれによし おまえによし

作品集: 27 投稿日時: 2011/07/01 23:12:59 更新日時: 2012/01/30 19:17:27
 ある部屋の中に、パチュリー・ノーレッジと、目に生気の感じられないマネキンのようなモブ男がいる。部屋内にはそれ以外の目立った生物はみられない。
 パチュリーは服を着ている。対して男は全裸である。男はどこかから取り出した刃渡り二十センチメートル程のナイフを持っていた。男はナイフをちらつかせる。
 その狂った煌めきを目にしたパチュリーは顔を強張らせた。「どうする気」
 男は薄ら笑いを顔に浮かべたままで少しも表情を変えない。二人は五十センチメートルも無い距離で向かい合っている。パチュリーは何かしらの呪文を呟きながら、そのまま手の平を男へと向けて男を吹き飛ばそうとしたがそれよりも早く、男の持つナイフがパチュリーの首を斬り飛ばした。パチュリーの生首が床に転がり、パチュリーの胴体が仰向けに倒れた。パチュリーの四肢は無事に胴体に接合している。
 男はパチュリーの生首を捕まえ、右手でパチュリーの生首を胸に抱えた。それと同時に左手で、仰向けに倒れ首を失っているパチュリーの胴体が着ている下着だけを脱がす。男はパチュリーが着ていた白無地の下着を自身の鼻に当て、数回深呼吸する。それから男はパチュリーの下着を自身の口に入れ、味わう。その下着からはパチュリーの排泄物と布の匂い、味しかしない筈だが、それ故に男は至福に包まれる。男はパチュリーの下着を味わい尽くした後、下着を飲み込む。男の陰茎が完全に勃起した。亀頭がパチュリーの鼻先に迫った。目を背ける事もできぬ刺激臭によってパチュリーは顔を歪める。男はパチュリーの生首の角度を変え、亀頭に口付けさせようとした。鈴口からはカウパーがだらだらと溢れている。パチュリーは唇を固く閉じて拒否の意を表したが鼻腔は自力では塞げない。パチュリーは現在呼吸を必要としていなかったが、それでも鼻腔を刺激し続ける異臭によって顔を真っ赤にし、目をぱちぱちさせ苦痛の涙を流した。男はその様子を見て笑みを歪めた。
 男はパチュリーの涙を美味そうに舐めとってから、自身の唇でパチュリーの唇を無理やり奪った。その男の滾った欲望の前ではパチュリーにできる抵抗は弱々しく虚しいものであった。男は両手でパチュリーの生首を強く抱え、パチュリーの口内を凌辱し長い間むさぼった。パチュリーは男による唇の舌の息の唾液の様々な蹂躙を目を閉じて耐え続けた。二人の唾液などが混ざったものが、パチュリーの喉からこぼれ落ちる。男はそれを手で受け止め、パチュリーの性器に塗りたくった。男はパチュリーの生首を足元に置く。それからパチュリーは、男の何本もの指が自分の性器に快楽を与える様子を男が自分の性器や肛門を心底嬉しそうに舐めまわしほじくり回す様子を男が自分の陰毛を引き抜いて美味そうに食べる様子を男が自分の服の隙間から乳房を力強く吸う様子を男が自分の手の指先を耳をうなじを鎖骨を腋を臍を太ももを足の指を足の裏を全身を丹念に舐め歯跡を付ける様子を男が自分の性器に陰茎を宛がい素股する様子を男が恍惚の表情で自分の全身に陰茎を擦りつけ精液で犯していく様子を目に焼き付けられた。この時から、パチュリーの脳は感じ得ない筈の快楽を求め始め頬を染め始めた。
 存分にパチュリーの胴体を弄んだ後、ようやく男は陰茎をパチュリーの性器へ挿入した。パチュリーの色白でむっちりとした太ももは精液の他に、じっとりと汗で濡れている。着衣しているままなので服も互いの汗や様々な液体を吸っていて重い。パチュリーは、男が正常位の体勢で自身の腰を激しく自分の胴体に何度も打ち付ける様子を男が服の上から自分の大きな胸の形が変わってしまうかと思うほど強く揉みしだく様子を男が自分の肛門を開発する様子を男が何度も体勢を変え新しい快楽を自分の胴体に与える様子を男が何度も自分の子宮や腸に精液を流し込む様子を自分の性器そして肛門から精液が溢れ出る様子をそして今度こそ自分の全身が尽く精液で染まっていく様子を脳の深くに刻み込まれた。この時、パチュリーは目の前で繰り広げられている、獣じみた性行為から与えられる快楽を想像し肉欲に脳を委ね、犬のように舌をだらりと垂れ下げていた。
 男が一旦行為を止め、パチュリーの胴体を跪かせ、生首を据えた。元通りになる事を願っているのが見て分かる丁寧な動きだった。パチュリーの生首と胴体が完全に接着した時、二つに分かれていた肉体が、空白の時間に脳が生みだした肉欲と男が胴体に与えた体験を求め、互いに与え合った。
 「あああっ」まず初めに、パチュリーは自分の性器に指が入ってくる感覚を味わった。それから、男が胴体に与えた全ての快楽を順番に辿っていく。忽ちパチュリーは乳首を立て、愛液で太ももを汚した。パチュリーは性器、子宮、肛門、腸、胸、手足やその他、つまり全身を犯される。膣を熱い塊で押し広げられ、そのまま子宮を何度も突き上げられ、肛門を大きく広げられ、胸に与えられる乱暴な快楽、そして全身に押し付けられ前後左右に運動し続ける熱の塊。二匹の獣欲に従い、指が舌が陰茎が肉が全身を這いずりまわる。自分に男に二人に部屋に籠っている精液の匂いが脳まで響く。「もう駄目、駄目」
 男はどこかから取り出した強制開口器をパチュリーの口に装着する。そして陰茎をパチュリーの喉の奥まで差し込み、パチュリーの頭部を両手を押さえ前後に振り始めた。今やパチュリーは異常なまでに性行為を求めている為、性行為の追体験だけでは飽き足らずイラマチオさえも快楽として取り込んだ。そのあまりの快楽に耐えられなくなったパチュリーは自分の体に強く指を立てるようにして、服をびりびりと破いた。パチュリーは自分の胸を強く揉み、股間、肛門を強く弄った。次第にパチュリーの動きは激しくなった。パチュリーの記憶上で全身を犯している男が全て絶頂に達するかという時、パチュリーは驚くべき力で男の制止を振り切り、体をえび反りにしてブリッジし、股を大きく開き、首腕拳脚足指に力を込め、痙攣と快楽で全身を底無しに大きく震わせ、記憶上の男とともに絶頂に達した時、くぐもった声を張り上げた。
 「ああっ!!!」「おおおおぉ!!」「んんんんーっ!!」何度か絶頂を迎えた後、パチュリーの肉体から力が抜けた。男は強制開口器を取り外し、パチュリーの喉奥へ挿入を開始した。既に追体験を終えていたパチュリーは、男との行為に没頭した。ここにしてようやく、互いが互いの肉体を素直に求める性行為が始まった。男がパチュリーの頭部を前後に動かし、パチュリーが男の顔を見つめながら懸命に舌を動かし、自分を慰める。男がパチュリーの頭部を強く手前に引きつけ、陰茎を全てパチュリーの口、喉の内部に納める。その行為を何度か繰り返した後、男は数秒に渡り、精液をパチュリーの喉奥に流し込み続けた。男が陰茎をパチュリーの体内から引き抜く。精液が喉に絡みついたらしく、パチュリーは苦痛と快楽とが混じった涙を流しながら何度もむせた。涙と唾液と精液が混じったものがパチュリーの口から垂れ、性器と肛門そして全身から流れ落ちるそれらと混じる。苦痛が消えた時、パチュリーの体力はとうとう底を尽き、パチュリーは口から精液を吐きだす事を諦め、様々な体液によって出来た溜まりの中に倒れ込んだ。男はその様子を見届けて一人満足するとそっと部屋を去った。
エロは難しい。
ただの屍
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/07/01 23:12:59
更新日時:
2012/01/30 19:17:27
分類
エロ
1. NutsIn先任曹長 ■2011/07/02 11:21:10
パチュリーには自己修復の処置がなされているようですね。
なんか、手足を切断して接合したと思われる描写が有りましたし。

頭部を切断した状態で身体に与えた感覚は身体に蓄積されて、頭部を接続するとセーブされた情報が脳に到達する、と。
時間差絶頂とでも言うべき御技、しかと魅せて頂きました。

このような、少し破綻したような文字の羅列による混乱混沌混線状況を文章に表すというのも、有りですね。
面白かったですよ。
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