あの日を迎える少女たち

作品集: 28 投稿日時: 2011/09/01 19:41:01 更新日時: 2011/09/01 19:41:01
 




―1― 博麗の巫女のブルーな朝








 ここは幻想郷の東の端にある博麗神社。神社に住まうのは博麗神社の巫女の13代目である博麗霊夢であるが、参拝客がまともにいないのでお賽銭による収入は少ないためにいつも財政難に苦しんでいるのだ。


 万年金欠病を患っているためにお金に対して非常に執着心が強いせいか、他の幻想郷の住人たちから“守銭奴”と呼ばれているのだが、人里の人間達に積極的にかかわろうとしなかったり、神社の境内で妖怪達と飲み会をしたりしているので、事態はより深刻になっている。


 「ああ嫌だなぁ…、もう朝か。それにしても今日も暑いわね」


 強烈な日差しが霊夢の寝室に差し込む。博麗の巫女としての業務を怠慢する傾向にあるのだが、いつまでも夢の世界にとどまれないために嫌でも現実の世界で自分の職務を遂行しなくてはならないのだ。


 「また今日もこんな生活をしなきゃいけないなんて、本当に嫌になっちゃうわ」


 寝汗を目一杯吸収した寝間着を脱ぎ捨てるとそれを洗濯籠に入れ、枕元に置いてあった巫女服に着替えようとした霊夢だが、股間に妙な違和感があったためにドロワーズを脱ぎクロッチを確認したら、真紅の染みが一面に広がっている有様だった。


 「ああ〜、また生理が始まっちゃったわ!本当に嫌なのよね、早く治まらないかしら」


 「それに、寝間着まで血で汚しちゃった。最悪だわ!」


 霊夢は嫌な予感がしたのでドロワーズと寝間着を脱ぎ捨てると、純白の寝間着はお尻が当たる部分の一部が真紅に染めてしまうという惨状を迎えていたのだった。


 「なんでこんなものがあるのよっ!これのせいで体調が良くないから、スペルカード戦や妖怪退治でも負けちゃうわ!2、3年ぐらい前まで動きやすかったのに、一体どうしてこうなったの?」


 霊夢はタンスから生理用のドロワーズと布ナプキンを取り出し、布ナプキンをドロワーズのクロッチに慌ただしく取りつけそれを穿くのであった。


 幻想郷で普及されている生理用品は、洗えば何度も使える布ナプキンが一般的であり、我々外界の女性が使用する使い捨ての紙ナプキンやタンポンではないのだ。ただし、自分の使ったナプキンを洗う姿を他人に見られたくないが。


 「つい最近だと思うんだけど、胸が膨らんで動きにくいったらありゃしない!こんなもの要らないわ!」


 巫女服の隣に置いてあるさらしで膨らみかけの胸を締め付けてたら、脇を露出した奇妙な巫女服を身にまとうのであった。


 我々が住む外界の少女は胸が膨らみ始めるとファーストブラやスポーツブラなどをつけて対応するのだが、幻想郷ではブラジャーがあまり出回っていないために、霊夢の用にさらしで固定するか、最近胸が膨らみ始めた魔理沙の様にノーブラにしておくかのいずれかであるのだ。


 余談であるが、この時の霊夢の身長は157センチの体重は42キログラムで、スリーサイズはB74W56H78といったものであり、大人と子供の中間に位置するものだと思われる。おまけに乳首は綺麗なピンク色をしているので、男であればついついしゃぶりたくなってしまうだろう。








―2― 霊夢の朝食後の身支度








 いつものようにご飯とみそ汁とお漬け物で朝食を済ませてから、歯磨きなどの身支度を慌ただしく終わらしてからトイレに駆け込んでしまう理由は、朝の8時なるとおしっことウンコを出すという生活サイクルによるものである。いつもの用に紅白のポーチを携えてだ。


 「お腹が痛いわ…。でも、最近便秘気味で困っちゃうわ」


 トイレに向かって全力ダッシュをする霊夢だが、生理による気だるさで7割程度のスピードしか出せずとも、流石にお漏らしをする醜態を晒す事がなかった。


 「あ〜、ヤバい!今日は出ると思うわ。なんとなくだけど」


 霊夢はトイレの個室に入ってからすぐにスカートをたくし上げると、布ナプキン月のドロワーズを引き下げ、便座に向かってしゃがみ込んだ。


 博麗神社の便所は汲み取り式の和式便所であり、下水道の普及が進んでいない幻想郷ではこれらは一般的なのだ。ちなみに幻想郷における水洗便所は、便所の個室を川に設置しておいただけの代物であって、排泄物を川に流す古典的なものである。


 起きてからすぐに取りつけた純白だった布ナプキンは、当然の如く霊夢の経血を吸収しきっており、純潔を保ち続けていると思われる花弁も赤く染まっているのは容易に想像できる。


 ジョババババババー!!!!!


 霊夢の尿道から勢いよく黄金水が流れだしてしまったら、肥だめの底に付いた音が不思議としないのであった。

 「んんっ!んんんっ!」


 霊夢は一週間ほど出せてないアレを無理やりひり出そうと息みだすが、肝心要のあれは一向に出てくる事がなかった。


 「んんんんんっ!!!!!んんんんんんんん!!!!!いい加減に出なさいっ!!!!!」


 アレが出ていないことでここ最近体が重く感じられるので、何とかひり出そうと顔を真っ赤に染めあげながら必死で息むと、


 ブッ!


 霊夢の可愛らしい肛門からガスが放たれると、トイレの個室じゅうに排泄物が発酵したと思われる目が染みるほどの腐敗臭が漂い始めてしまった。それでも一週間ぶりにアレを出したいと願っている霊夢は、自分の出したガスの臭いを気にすることなくさらに息むのであった。


 「んんんんんんんんんんっ!んんんんんんんんんんんっ!んんんんんんんんんんんんっ!で、出なさいっ!いい加減に出ないと、本気で退治をするわよっ!」


 霊夢は平気で神社にたむろする憎き妖怪のことを思い浮かべながら息みだすと、


 ブリュッ!


 やっと肛門からアレが出始めたのだが、水分を吸収しきっているために非常に固くなっているために、霊夢の肛門を痛めつけようとしている。ちなみに霊夢になくていい尻尾が生えている状態でぶら下がっている有様だ。


 「ううううううっ!んんんんんんんんっ!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!」


 ブリュブリュブリュブリュッ!
 ブリブリブリブリブリブリッ!


 一週間ぶりに茶褐色のアレが霊夢の肛門から出始めると、下劣な排泄音がトイレの個室内に響き渡り、先程放ったばかりのガスよりも酷い腐敗臭を漂わせてしまうのであった。


 「痛っ!うううううううううううううううううううううっ!んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!」


 ブリブリブリブリブリリリリリッ!
 ブリュブリュブリュブリュブリュリュッ!
 バスバスバスバスバスバスッ!


 ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリリリリリっ!
 ブリュリュリュリュッ、ブリュリュリュリュリュッ、ブリュリュリュリュリュリュッ!
 バスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスッ!


 それでも霊夢は今までお腹に溜まりきっていたアレをすべて排出するも、肛門からひり出されたアレが非常に硬かったために、肛門を傷つけてしまいほのかに出血し始め出してしまった。


 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…。はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」


 霊夢を悩まし続けたアレをすべて排出しきると、しゃがみながら肩で呼吸を取り始めてしまったのは、一週間分の便を出す事が下手な妖怪退治よりも心身ともに負担がかかってしまうからである。その証拠として、瞳からわずかながらも涙を溢れさせてしまってるのだから。


 塵紙を取り出してから尿道を拭き終わったそれを便器に捨ててから、もう一度塵紙を取り肛門を丁寧に拭き取ってから塵紙を確認した霊夢は、茶褐色の染みの他に真紅の染みが混ざっていた事により驚きを隠せなかった。


 「えっ、なんなのよっ!さっきアレをすべて出し切った時にお尻の穴が痛いと思ったら、痔になっていたっていうの!?」


 「あー、もう!今日から当面の間、生理でしんどいだけで嫌だっていうのに、痔になるなんてどうかしてるわっ!お尻の穴がヒリヒリして痛いから本当に嫌になるわ」


 霊夢は何度もお尻の穴を拭いて痔になった現実を否定使用するも、無理矢理硬い大便を排泄してしまった代償として肛門を痛めてしまった事は変えられないのだった。


 「はぁー、本当に嫌んなっちゃうわ!冗談じゃない!」


 肛門と尿道の汚れを拭き取った霊夢は、紅白のポーチからビニール袋と赤みがかった変えの布ナプキンを取りだすと、ドロワーズを膝上までたくし上げてからクロッチに取りつけている経血を吸収しきったものから新しい布ナプキンに取り換え、使用済みの布ナプキンをビニール袋に放り込んだ。


 ドロワーズを吐き直してからスカートに空いた皺を軽く取ってから霊夢は顔をしかめてしまうのは、便所の個室に自分が出した排泄物の強烈な腐敗臭が未だに臭っているからだ。


 「うぇ〜。私の出したうんちって、こんなに臭かったの!?こんなところこれ以上いたら、気持ち悪くなって戻しそうだわ!」


 自分の排泄物の臭いに幻滅した霊夢は、疾風の如く勢いでトイレの個室から飛び出すのであった。








―3― スキマ妖怪の賢者、八雲紫の優雅でブルーなディナータイム








 「今日も夕飯の時間だわ」


 霊夢がトイレで息んでいる朝の8時に夕飯を食べるというのは、幻想郷の創立者で妖怪の賢者とも呼ばれるスキマ妖怪の八雲紫である。


 八雲紫は典型的な妖怪で夜行性であるために、夜になると起き朝になると寝るという生活サイクルを送っているので、ごく一般的な人間と比較すると間逆であることは間違いないだろう。


 「今日は一週間ぶりにカレーが食べられそうな気がするわ♪なんとなくだけど♪」


 「その前に食前酒を頂きたいですわ♪」


 「今が出来たての極上のお酒がね♪」


 紫は右手に割と大きめのグラスを持ってから胡散臭い笑みを浮かべると、左手でスキマを展開させるのだった。


 「さあ♪今日も一日一頑張ったご褒美よ♪」


 するとスキマから黄金色の液体が弧を描くように溢れ出すと、丁度グラスの中に泡をたててしまうも綺麗に収まってしまうのだった!


 「もっと呑みたいんだけど、今のところはこれで我慢するしかないわね…でも、今日はいつもより若干多めだわ♪」


 どこか物足らなさそうな顔をした紫だが、この黄金色のお酒はいつでも飲みたい時に飲める代物ではないことを誰よりも理解しているのだった。


 「さて、いただくとしますか!」


 紫はグラスに注ぎこまれた食前酒である黄金色のお酒を一杯口に入れてよく味わうように飲み込むと、至福の笑みを浮かべてしまったのである。


 「やっぱり美味しいわ!だって、朝一番に取れる霊夢のオシッコだもん!」


 「ああっ、霊夢の臭いと味がして美味しいわっ!すっかり癖になっちゃってるのお!若い人間の女の子のオシッコっ!やめられないほど美味しいのっ!」


 霊夢のオシッコの味を堪能している紫は、天にも昇るほどの夢心地を味わうもその仕草はどこか胡散臭くもあり怪しすぎる。


 「霊夢ったら、また昨日も浴びるほどお酒を飲んだのね…。それと今日はほのかに血の臭いがするから、たぶん生理になったんでしょうね。ああっ、あああああっ、第二次成長期まっしぐらの霊夢をセクハラしないわけにはいかないじゃないの」


 紫は霊夢のオシッコを飲むも、昨晩の霊夢がお茶よりお酒を一杯呑んでいる事と生理を迎えていることを把握してしまうのだった。


 「食前酒も十分に味わった事だし、次はメインディッシュのカレーを食べたいわ♪」


 大きめの丸皿に白いご飯を山盛りにして盛りつけた紫は、それの上にスキマを展開し今や遅しと瞳を爛々と輝かせながら見つめ続けてしまわずにはいられなくなる。なぜなら、カレールーは食前酒と同様にその日によって出てくる量にムラがあるからだ。


 「これから極上のルーが降臨されるでしょう!ああっ、あああああっ、一週間ぶりにカレーを食べたいのっ!」


 ボトッ!


 ご飯の上に少しばかりのカレールーが落ちた。いや、紫に言わせれば降臨されたといった方が望ましいかもしれないだろう。


 「きょ、今日はこれだけ!?そ、そんなぁ〜、一週間ぶりのカレーなのに、それはないでしょう!?」


 それでも僅かばかりのルーと山盛りに盛り付けたご飯との割合は不具合で、貴重なカレールーだと頭ではわかっていても紫は不満を隠せずにはいられない。


 「もっと欲しいですわ!それじゃないと割に合いませんもの…、本当なら毎日食べたいのに食べられないんですからね」


 ボトボトボトボトボトボトッ!ボトボトボトボトボトッ!
 ドサドサドサドサドサドサッ!ドサドサドサドサドサッ!


 紫が苛立ちを感じ始めたその時、スキマから大量のカレールーが白いご飯に乗りかかってしまうと、紫の部屋は紫の加齢臭を打ち消すぐらいのカレールーの臭いで充満してしまったのだ!


 「これよ、私が求めていたのは、これなのよっ!一週間以上熟成されたカレーの臭いを嗅ぐと、私の食欲を抑えられずにはいられないのっ!」


 カレーを食べることを半ば諦めかけていた紫だったが、予想以上にカレールーが白いご飯を覆い尽くさんばかりに乗りかかると、思わず小躍りしてしまわざるを得ない気持ちだった。ちなみにこの日のカレールーは固めである。


 「うふふっ、今日のカレーは固めなのね♪食べ応えがあって、ゆかりん嬉しいなッ♪」


 紫はスキマからスプーンを取りだすと、スプーンを右手で持ってからテーブルの上に置かれているカレーを食べ始めた!


 「今日のカレーは凄く凄く美味しいのっ!一週間霊夢のお腹で熟成されたんですから、当然だと解っていても、美味しくて美味しくてたまらないわっ!」


 白いご飯とカレールーをかき混ぜながら食べる紫は、この世の誰よりも幸せそうに見える。


 「あん、霊夢のうんち。凄く臭くていい匂いで美味しいのっ!霊夢の味がいっぱいするんですもの、当然ですわ!だって私の可愛い霊夢ですものっ!」



 歓喜の涙を流しながら霊夢がひり出した硬めのうんこカレーを食べる紫は、自分がこの世で唯一このカレーを口にすることが出来る存在だと思い込んでいるのだ。


 「血の味がほのかするんだけど、今日のカレールーは非常に硬いから、たぶん痔になったんでしょう。でも、痔で苦しむ霊夢も可愛いから、それはそれでいいかも♪」


 それ出てカレールーの味を堪能しただけで、霊夢が痔になってしまった事を見抜いてしまうのはスキマ妖怪ならではか。一人一種族の妖怪の思考だが、凡人である我々には理解出来ないものあるのは否めないだろう。


 「ゆかりん、今とっても幸せよっ!だって、霊夢が私の為に作ってくれたカレーを一週間ぶりに完食できたんですからね。当然ですわ」


 30分かけて霊夢のうんこカレーを食べて見事に完食した紫は急に睡魔に襲われたのか、


 「お腹も一杯になった事だし、後は寝るだけね。明日もカレーが食べれればいいなっ♪」


 派手なドレスを脱ぎ捨て寝間着に着替えた紫は真っ先にベッドに潜り込んだのだが、股間のあたりに妙な違和感がしたので慌ててドロワーズを引き下げた。


 「ああっ、いけない!今日は生理がくると解っていたのに、またやらかしちゃったわ!」


 紫は純白のドロワーズのクロッチの一部が真紅に染まっていたので、血染めになったドロワーズを脱ぎ捨ててから、箪笥の中から新しいドロワーズと夜用の布ナプキンを取り出すと、


 「漏れちゃったりするのが嫌だから、夜用の布ナプキンをつけなきゃいけないわね」


 眉間にしわを寄せながら洗濯済みのドロワーズのクロッチに、お尻を包み込むぐらい大きい夜用の布ナプキンを取り付けた紫はそれを一気に穿き直すのだった。


 「これで明日の夕方まで気持ち良く寝れるわ!」


 備えあれば憂いなしと思った紫は、満面の笑みを浮かべてから再びベッドにもぐりこんで夢の世界に飛び込むのであった。


 万全の状態で対応したと思っている紫だが、いつものように夕方に起きると経血がドロワーズからはみ出してしまい、寝間着はおろかシーツの一部が真紅に染めあげてしまうのもいつものお約束である。








―4― 生理の処理








 「うぇ〜、自分が出した血だと解っていても、出来ればこればっかりは誰かに擦り付けたいわね」


 朝の9時。久々にウンチをひり出した霊夢は、シーツと寝間着とドロワーズと布ナプキンの洗濯しているのだが、血で染まった部分に糊づけした上で石鹸をつけてから洗濯板でゴシゴシ汚れを取っている。


 「こんな姿、誰にも見られたくないわね」


 色の組み合わせで紅白が好きな霊夢だが、唯一の例外として生理がらみの紅白は嫌いである。


 「特に魔理沙には見られたくないわ。ここ最近来ないから、今日も来なくていいんだけど」


 今の自分の姿を見られたくないと願っている霊夢だが、いつ誰がやってくるかわからないので内心は戦々恐々としている。


 「よう霊夢、魔理沙さんが遊びに来たぜ」


 霊夢が後ろを振り向くと、そこには親友でもあり悪友である霧雨魔理沙がいた。


 「何よあんた。何でここにいるのよ!」


 霊夢は魔理沙が洗濯場にやってきた理由を問いだたしたのだが、


 「いや〜、私も一昨日から生理が始まったんだが、全身は物凄くだるいし、とんでもないほど腹も痛いわで、とてもじゃないがお前と遊ぶ余裕なんてなかったんだぜ!今日も生理だからナプキンをつけてるんだが、この調子だったらたぶん明後日ぐらいまでには収まりそうだな」


 「しかも、間が長かったり短かったりで困ったもんだぜ。3週間前に収まったと思ったら、また4日前に始まるんだから勘弁してほしいぜ」


 魔理沙も一歩的に自分が生理であることをカミングアウトしてしまい、霊夢が何故洗濯場にやってきたかを言わなかったので話がかみ合わずじまいだった。


 「魔理沙、あんたも生理だったのね。私よりチビで発育の悪いあんたにはないと思っていたんだけど、こればっかりは予想外だったわ」


 「失礼な奴なだな!こう見えてもちゃんと胸だって膨らんでいるし、アソコにも毛が生えているんだぜ」


 「霊夢、安心しろ。お前の仲間はここにいるんだ。それに私のアソコにも毛が生えているんだぜ!少しだけどな…」


 魔理沙はいきなりスカートをたくし上げてからドロワーズを膝下まで脱ぎだすと、クロッチには経血を吸いきっている布ナプキンにはレバーのような血の塊があり、そして髪の毛と同じ色をした陰毛が申し訳程度に生えていたのだった。


 「魔理沙、あんた一体何を考えているの?」


 霊夢は魔理沙の外で下着を脱ぎだす奇行にドン引きしたのだが、魔理沙はナプキンが経血を吸いきったことを確認していたので、


 「いかんいかん、そろそろナプキンを交換しないといけないな。これ以上このままにしておくとドロワーズが台無しになっちまう」


 魔理沙は愛用している大きな袋から布ナプキンと割と小さめなビニール袋を取り出し、経血を限界まで吸いきった布ナプキンをドロワーズから外しそれをビニール袋に入れてから経血が漏れないようにしっかり結ぶと、洗濯済みの布ナプキンをドロワーズのクロッチに取りつけるのだった。


 「これでよし、あと2時間は戦えるぜ!」


 「あんたねぇ…、トイレを貸してあげるからそこでやればよかったじゃないの」


 霊夢はその場で生理用品の交換をした魔理沙に呆れるも、どうせやるならトイレに行ってからやるように言ったのだが、


 「さっきトイレに行ったんだが、物凄く臭かったからあそこに居続けれなかったんだ」


 「それだったら、ここでやっても大差ないだろう?」


 魔理沙は先程霊夢が用を足したトイレがとんでもないほど臭くて、自分が使うのにとても耐えられなかったためにあえて外で交換してもそう変わりはないといった。外界の女性たちはこんな事をしないので、ある意味幻想郷の少女達はあっけらかんとしている傾向にある。


 「下の処理も済んだ事だし、私は人里か香霖堂に入って新しい生理用品を買いに行くとするか」


 生理用品を補充することを決めた魔理沙は、いつものように箒を跨ぐようにして乗りかかると慌ただしく人里がある方向に飛び去ってしまうのだった。








―5― みょんな始まり








 「ううっ、お腹が痛いです。でも、幽々子様は私を休ませてくれないでしょう…」


 冥界にある白玉楼で理不尽極まりない待遇で働かされ続けられている魂魄妖夢は、どこかだるそうにしながら掃除をしている。


 「はぁ、今日は紫様と永琳さんと神奈子さんと白蓮さんにセクハラされないのが唯一の救いです…」


 妖夢は気真面目な性格をしているも、どこかマヌケで思慮が浅く可愛らしい容姿をしているので、ババァどものセクハラの格好の対象となっている。


 「どうしてでしょう…、今日はいつも以上に全身がだるくお腹が痛いです。でも、家事をしないと幽々子様に怒られちゃう…」


 必死に白玉楼の掃除をするも、体調が悪いために作業速度は上がらずじまいなので、幽々子の怒鳴られることを恐れる妖夢であった。


 「あら妖夢、今日もお掃除頑張っているわね!」


 いきなり妖夢の背後から姿を現した幽々子は、いつものように妖夢のスカートを盛大にめくり上げるのだった。


 「ゆ、幽々子様!やめてくださいっ!」


 妖夢はスカートめくりという名のセクハラを敢行する幽々子を激しく非難するも、幽々子はいつものノリでドロワーズを引き下げることをせず、ただひたすらじーっと妖夢のドロワーズを眺めているのであった。


 「妖夢、あなた…」


 幽々子は妖夢のドロワーズに今まで見たことのない微かに付いた染みに目を向けてしまうと、何かを確信したのかここからいつものように純白のドロワーズを引き下げてしまった。


 「ゆっ、幽々子様〜!下着を脱がすのはやめてください〜!」


 妖夢は幽々子が繰り出すセクハラという魔の手を振り払おうとするも、幽々子は妖夢の身体にとある変化があったとみたので、下着を無理やり脱がせようとするのであった。


 「いいから見せなさいっ!」


 幽々子は妖夢に大人しくしておくように怒鳴りつけながら命令すると、妖夢は幽々子にお仕置きをされると思いこんでしまったために、直立不動で立っていることしか出来なかったのである。


 「やっぱり間違いない!」


 最近になって妖夢の胸が膨らみ始めたり、申し訳程度でも陰毛が生え始めたり、お尻が少しばかり大きくなって丸みを帯びていたりするという身体的な変化を幽々子は見逃す事がなく、とある少女から女性へと変化するためのある現象が近いうちに起こると察していたのだ。


 「ああっ!」


 幽々子が妖夢のドロワーズのクロッチをまじまじと眺めているのは、今までの妖夢のドロワーズのクロッチに付いたことのない赤い染みがわずかながらに付着していたからためである。


 「おめでとう妖夢!今日はお仕事を休んでいいわ」


 幽々子は子供から大人になっていく妖夢の成長を喜び、めったに与えることのない臨時休暇を与えるのだが、当の本人である妖夢は何を言われているのかさっぱりわからずしまいだ。


 「こうしちゃいられない、今日はお赤飯よっ!今日は私が妖夢の為に心をこめて作るわよ」


 「ゆ、幽々子様っ!お赤飯は私が炊きますので、何も心配なさらないで下さい」


 妖夢の為にお赤飯を炊くと幽々子は言うが、主の手を煩わせてはならないと教育されている妖夢は自分でやるといって聞かないが、


 「ああ、いけない。妖夢に性教育の勉強をさせておかなかったのが間違いかしら」


 「性教育、ですか?」


 妖夢に性教育の勉強をさせていなかったことを悔やむ幽々子だったが、剣術と造園以外に関する知識を持っていない妖夢は幽々子が何を言ってるかさっぱり理解できていないのだが、これもいつものことである。そのために、みんなにからかわれて弄られ続けているのだが。


 「妖夢、喜びなさい。あなたは生理を迎えたのよ」


 「よかったよかった。これで妖夢は子供を埋める体になったわ!紫に言われたんだけど、妖夢に渡す生理用品をあらかじめ準備しておいて良かったわ」


 幽々子は妖夢の手を引っ張ってから、自分の部屋に連れて行きあらかじめ用意しておいた生理用品を妖夢に手渡すのだった。


 「生理ってなんですか?」


 精教育を受けていない妖夢は生理が何をもたらすのかわかったいないので、幽々子に生理がなんたるかを聞いてみたのだが、


 「詳しい事は永琳が教えてくれるわ!今日は予定を変更して、妖夢が初潮を迎えて事をみんなで祝っておかないといけないじゃない」


 幽々子は妖夢以外の使いの幽霊に、ババァ仲間の紫と永琳と神奈子と白蓮に妖夢が初潮を迎えたという祝の宴をするという内容が書かれた手紙を渡すように言いつけた。


 「妖夢、待ってなさい!今晩はみんなで妖夢が大人になったことを祝うから、絶対に参加しなきゃダメよっ!」


 幽々子は妖夢に宴の主賓じゃ妖夢であることを告げ、絶対に参加するように強制命令を下してからどこか遠くへと飛び去ってしまった。


 「ゆ、幽々子様。今日だけは本当に勘弁して下さい…」


 今夜も例の如くババァ5人に思う存分にセクハラされて、これ以上ないぐらい辱められると思った妖夢は、掃除をやるどころか逆にこれから起こる恐怖になえてしまったためにしゃがみ込んでから泣きだしてしまった。







―5― ゆうかりんの変貌







 幻想郷で太陽の畑に住んでいる大妖怪とくれば、最大最強のいじめっ子の風見幽香の名前が出てくるが、幽香は長生きをしてきた妖怪なので、以前ほど活発に動き回る事がなくなってしまった。


 「ふぅ…、今日もお茶を楽しみましょうか」


 ここ数年で目立った活動を取ることなくなったために、現役を引退してセカンドライフを取っているとなど揶揄されている幽香である。


 「弱い妖怪や人間を苛めても面白くないし、巫女苛めもいい加減飽きてきたし、なんか面白い事がないかしらね」


 権力争いとは無縁の世界に生きている幽香にとって何よりの楽しみは、あたり一面が向日葵の花で溢れる太陽の畑で優雅で怠惰なティータイムを堪能することである。


 「今日は花の妖怪の生態を観察したいと思います」


 幽香が紅茶を味わっている時に目障り極まりない鴉天狗のパパラッチである射命丸文がやってきたので、貴重な自分の時間を剥奪されることに苛立ちを感じた幽香は、


 「あっち行けこの鴉天狗!」


 幽香は愛用の日傘を右手に持つと、向日葵の花畑から文の声がした方向へと疾風の如く飛びだし、カメラを構えていた憎きパパラッチを日傘で叩きつけた!


 バギッ!!!!!


 「ぎゃあああああっ!」


 日傘による一撃は文の腹を見事にとらえてしまい、哀れな鴉天狗は真後ろにある紅魔館にあるゴミステーションに向かって吹き飛ばされてしまうのだった。


 ドガーンッ!!!!!


 たまたまこの日は燃えるゴミの回収日であり、周辺の住人達が生ゴミを大量に捨てていたので、文は生ゴミをかぶらされてしまうという屈辱的な扱いを受けたのだが、理由は定かではないがどこか恍惚とした表情を浮かべている。


 「こんなところまで飛んじゃったのね…。それにしてもここは生ゴミ臭いから、マスゴミのあなたに相応しい場所ね」


 文は幻想郷の少女の中で珍しくミニスカートを愛用しているので、霊夢や魔理沙が使っているドロワーズと使わずショートドロワーズ=カボチャパンツを好んで穿いている。ちなみに純白であることに変わりないのだが。


 カボチャパンツを晒す羽目になった鴉天狗のパパラッチを見下した幽香は、文の股間部に赤い染みがあったのを確認したら、


 「今日はあの日だったのね…。あなただってそこそこ長生きしてるんだから、ちゃんと自分の体のサイクルを理解しないと駄目ね」


 幽香は自己管理がなってない文を置き去りにすることを決めてから、自分の住み家がある太陽の畑に戻る事にした。


 「んー。ここ2、3年前から生理がないんだけど、まさか、私は閉経してしまったのかしら?」


 帰宅する道中で幽香はここ最近生理が来なくなったことを思い出してしまうと、


 「以前と比べると私はどこか老けこんだ気がするし、微妙に体調が良くないし、何をやっても面白くないもの。これじゃ、ゆかりんにババァって言われても否定できないわ」


 「まさかとは思うけど、とうとう私も壮年期障害に陥ったのかしら?」


 自分の肉体の廊下が著しく進んでいる事を認識した幽香は、いよいよ寿命が尽きるのではないかと悟ってしまった。


 「あと200年から300年後に寿命が尽きるんじゃ、生理だって終わったっておかしくないじゃないの」


 「とうとう女終了しちゃったわ…。でも、まぁ、いいや。生理がなくなったって、これといった問題がないし。私は私の時間を思う存分堪能すればいいだけですわ♪」


 セカンドライフを堪能することを決めた幽香は、何かの悟りの境地に達したのかいつもより輝かしい笑顔を見せるのだった。








―7― 生理中の少女たちの弾幕ごっこ







 「きゃああああっ!!!!!」


 紅白の巫女がお札らしき弾幕を数発直撃して空から地面へと突撃してしまった。


 「痛いなぁ…」


 この間新調したばかりの紅白の巫女服は弾幕を受け続けてしまったので、すっかり襤褸切れに成り下がってしまいまた香霖堂で購入する羽目になってしまった。


 「霊夢さんどうしたんですか?いつもより動きが鈍いですよ」


 守屋神社の風祝の東風谷早苗は、博麗の巫女である霊夢とスペルカード戦を挑んで勝ったのだが、絶不調の霊夢相手に勝っても自慢にならないので、動きが悪い理由を聞いてみたら、


 「今日は生理なのよ!」


 霊夢は動きが悪い理由が生理であることを早苗に告白したのだが、


 「実は私も今日から生理なんですよ。今回私が勝ったのは実力という事で」


 早苗も今日から生理が始まったことを霊夢に告げてしまった。


 「ねぇ、早苗。ちょっと聞きたい事があるんだけど」


 「なんですか、霊夢さん。内容によっては喜んで答えさせていただきますよ」


 霊夢は以前から早苗に聞きたい事があったので、今日を逃すといつ聞けるかわからなかった為にスペルカード戦の反省を差し置くことにした。


 「あんた。外の世界にいた時にはどんな生理用品を使っていたの?」


 「そうですね。私はタンポンを使ってましたが」


 早苗は霊夢に外界にいた時にどのような生理用品を使っていたのかを聞かれたので、たいした問題ではないと察したために、素直にタンポンを使っていた事を教えたのだった。


 「ふ〜ん、そうなんだ。それでタンポンの使い心地はどうなのよ」


 霊夢はタンポンを使った事がないので、使用感が気になったので早苗に聞いてみることにしたのは、自分も使う機会があれば一度は試してみたいと思ったからである。


 「アソコに入れるのが怖いならやめといた方がいいと思いますが、ナプキンもタンポンもそう変わらないと思いますよ」


 「でも、2、3時間置きに交換しないといけないのは変わらないです。どちらにするかはその人の好みですね。はい」


 早苗は外界にいた時の自分がタンポン派だったが、ナプキンにしろタンポンにしろどちらが望ましいのは当人次第だと霊夢に告げておいてから、
 

 「私も幻想郷にやってきて、生理用品がなかったらどうしようかと不安になったんですけど、今の私は霊夢さんや魔理沙さんと同じ布ナプキンを使ってますよ」


 「布ナプキンは洗うのが面倒なんですが、何度も繰り返し使えるっていうのが素敵ですね」


 今となっては幻想郷で普及されている布ナプキンを使っていて、経血で汚れてもナプキンを洗えば繰り返し何度も使える素晴らしさに気づいたのだった。


 「へっへっへっ!今日はお前らがブルーなんだな!しんどいだろうに」


 霊夢と早苗の弾幕ごっこと傍目で見ていた魔理沙は、霊夢と早苗が生理であることを小馬鹿にしたが、


 「あんただって、近いうちに生理になるでしょうに」


 霊夢は近日中に魔理沙が生理になることを予測した。これは霊夢の直観であるので、ほぼ間違いなくあたる見込みがある。


 「そうだったな、明後日以内に私は生理になろうだろうよ」


 魔理沙は霊夢の感が鋭いことを知っているが、自分のメンスを指摘されることにある種の気持ち悪さを感じてしまったので、皮肉をこめて近日中に生理になると言ってしまった。


 これは自分が女として生まれた証しなので、嫌でも受け入れるしかないことを魔理沙はやっと理解したが、初潮になった時に自分が死んでしまうんじゃないかと内心不安になった過去がある。だがそれは恥じることではない。なぜなら、それは自分が子供から大人になるという事を意味するのだから。


 



―8― みんな交代でブルーになる




 

 外界の女性も幻想郷の女性も同じ女であることに変わりないのだから、みんな同等に月に一度は生理になる事に変わりはなく、周期は個人差があれど必ずブルーになるのである。


 第二次性徴を迎えると、乳房の膨らみが目立ち始め、お尻に丸みを帯び出すという見た目の変化が生じたと共に、子供が埋める体になったことを意味する生理という現象が起こりだしてしまうのだ。


 生理がないという事は妊娠したか、サイクルがおかしくなったか、廊下により閉経をしてしまったかのいずれであると思われるのだから。


 みんな変わり変わりでブルーになるのはごく自然なことである。女性であれば避けて通りたい習慣だったとしても、逆になければ心身ともに異常な事態に陥ってしまうからだ。


 蓬莱人で、決して閉経を迎えることのない永琳と輝夜と妹紅は、必ず月に一度ブルーな日を迎えてしまう。だけどそれは、彼女達の身体が健全であることを意味するのだから、何の問題もないのである。
―あとがき―





 みんなケチャマンだぜ!ブラック企業以外の産廃成分を提供しようと思ったら、どういうわけか生理を題材としたお話になりました。うーん、どこからどう見ても、すっごく、ブルーな出来に仕上がったと思いますね。


 読者様が読んで面白いか面白くない話は別として、他の作者様が取り上げない題材をあえてやってみるのが私の信条であります。安定路線に走り続けたら、それこそ作家としてのイル・プリンチベのアイアンティディーを失う事になりますから、そこはあえて新たな挑戦に挑みつづける次第です。


 今更な話だと思いますが、使用済みの生理ナプキンやタンポンの実物はグロすぎますよ!
イル・プリンチベ
作品情報
作品集:
28
投稿日時:
2011/09/01 19:41:01
更新日時:
2011/09/01 19:41:01
分類
生態観察系SS
生理
初潮
閉経
ケチャマン
スカトロ
飲尿
食糞
1. 名無し ■2011/09/01 21:11:38
妹がトイレに使用済みの生理ナプキン普通に置き忘れるからグロさは知ってるぜ…
2. 名無し ■2011/09/01 21:34:12
本当にグロいのは生理レバーだと言ってみるテスト
3. 名無し ■2011/09/01 22:05:10
霊夢は重そうだよね。ちょうどこんな感じ
あとゆうかりんの件でちょっと話が(ry
4. 名無し ■2011/09/01 23:12:57
ゆうかりんは妊娠したんだと信じてる
後魔理沙と早苗さんのスリーサイズも頼む!
5. NutsIn先任曹長 ■2011/09/01 23:28:52
流し忘れた鮮血塗れの便器を見たときの戦慄といったら……。
女体の神秘と未知に対する恐怖を垣間見させていただきました。
6. 名無し ■2011/09/02 00:31:19
これはとても面白いSSだな〜
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード