あややや

作品集: 29 投稿日時: 2011/12/20 02:00:37 更新日時: 2011/12/21 09:17:32
「は…はたて、やめませんか?」

---なんで?



「いままでしたことは謝りますから…。」

---文に謝られる覚えはないわよ。



「ですから。コレをほどいてくれませんか?」

---ダーメ。



「…うぅ。」

---フフ。文の泣き顔かわいい。文はいままで私をこんな風に見てくれてたのね。写真に納めておかなきゃ。



「う…ぐすっ」

---文ばっかりズルイわ。私の泣き顔さんざん見ておいて。



「…ひっく。」

---文に拒絶されたときはそれはもう死にたかったわ。頭も顔も腕も手首も首も目も全部掻き潰してしまいたいくらい。



「…ぐすっ。」

---でも、そんな時に文はすぐに抱きしめてキスしてくれた…。最高の瞬間よ。死のうなんて思ってたのが馬鹿らしいくらい。



「ひっぐ…」

---文は私のことをほんとうに愛してくれてるのよね。



「…ひっ。は…は、たて、それは。」

---こうやってね手首を浅く切るとほら。



「…いや…や…めて。」

---大丈夫よ。痛くしない。私は文を愛してるもの。ちょっとだけ我慢してね。私も同じだから。



「あっ…く。」

---ほら。もうおわり。



「な、なにするんですか。はたて…」

---ねぇ見て。私の口の中で文の血と私の血が混ざり合ってるわ、すごい幸せ。文にも分けてあげるわ。



「ふむぅ…うん…ぅちゅ…」

---はぁああ。文と私の血が、文と私の唾液と一緒になって、文と私の口で、舌で絡んで一緒になるの!どう?文、もっと私と一緒に味わって!



「ふんっ…ちゅ…あぁ。」

---ふふ。いつもならつながってるのはただ透明な唾液、でも今日はとても紅いわ。
 


「はたてぇ…ふむっ!」

---文ったら蕩けちゃって。かわいい…



「ぅちゅ…くちゅ…ふ…う…ん…ぅゅ」

---小指なんかじゃない。口と口で結ばれるもっと深い愛の紅い糸。



「はた…て…。」

---泣かないで。文の綺麗な肌がもったいないわ。



「あ…。」

---文の涙。おいしい。ねぇ文。もっと一緒になろう。もっともっと深く。



「ちゅ…ん…ごめ…なさい…はたて……」

---謝らないで。辛いわ。それよりも手首見て。傷口を合わせたところから、お互いの血が混ざり合って私達の腕を伝ってるわ。



「くちゅ…ふっ…はぁん…ちゅ…」

---幸せ。文とキスしてるだけで他には何もいらないわ。



「はう…はたて…」

---なぁに?文。



「…もっと」

---ふふ。文。かわいい…。














これからずっといっしょだよ…文。
はたnを追い詰め過ぎちゃったあやや…。
johnnytirst
作品情報
作品集:
29
投稿日時:
2011/12/20 02:00:37
更新日時:
2011/12/21 09:17:32
分類
姫海棠はたて
射命丸文
ソフトリスカ
はたあや
1. NutsIn先任曹長 ■2011/12/20 06:54:09
恐怖を越えた先にある、愛。

かつて、はたてが歩んだ道。
そして今、はたてにその道を歩ませた文もまた、一歩を踏み出した。

短い文章で表現された究極の愛、堪能しました。
2. んh ■2011/12/21 01:00:14
やっぱ文ちゃんは受けが似合うね
3. 名無し ■2011/12/30 18:05:12
はたあやもいいな
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