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『新年遅めの汚正月』 作者: サラミル

新年遅めの汚正月

作品集: 29 投稿日時: 2012/01/05 15:02:05 更新日時: 2012/01/06 00:02:05
みなさん、新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

……え?言うのが数日遅い?仕方ないじゃん忙しかったもん
まぁ私も無事に新年を迎えれましたが……

どうやら幻想郷も年が明けたようです




――――――――――――――――――――




ここは博麗神社。博麗霊夢が巫女をやっている
幻想郷にも正月がやってきたので、大忙しでした

今は正月から数日経った日で、昼頃である
すると、霊夢は炬燵に入ってお茶を一口飲むとため息を吐いた

「はぁ……新年を迎えるのはいいけど、人がたくさん来るから大変なのよね……紫が外の世界の人間も連れてきたし……」

どうやらこの数日で霊夢はかなり疲れているようだ
と、そこへ

「おっすー霊夢!おめでとうだぜ!」

「魔理沙じゃない、おめでとう」

霧雨魔理沙が庭に降り、霊夢にそう言った

「大変だった?」

「もうくたくただぜ……私の師匠に三日三晩飲まされてよ〜……」

「ふ〜ん、で、何の用かしら?」

霊夢は魔理沙の話を聞くと、そう問いただした

「ちょっと遅くなったけど、正月らしく飲もうぜ!」

「……あんたが飲みたいだけでしょ。ていうか、魅魔と三日三晩飲んだんじゃないの?」

「私は霊夢と飲みたいんだぜ!ほら、今回は持参してきたからさ」

魔理沙はそう言うとどこからか酒の入った一升瓶を数本取り出した

「持参してくれたのはありがたいけど、食べ物は何もないわよ?」

「え〜、霊夢作ってくれよ〜」

「嫌よめんどくさい」

「そう言うなよ〜。よいしょっと」

魔理沙がそう言い、酒を炬燵の上に置いた
その時

「はぁ〜い、遅めのお正月と聞いてやってきたわよ〜」

突然霊夢の隣にスキマが開き、中から八雲紫が出てきた

「魔理沙の次は紫……」

霊夢は頭を抱えた

「あら、そう言わない。おせち持ってきてあげたのに」

「マジか!?」

紫のおせち持参発言に真っ先に食いついたのは魔理沙であった

「とは言っても外の世界から流れ着いたものだけどね」

「そんなのどうでもいいから早くおせち出すんだぜ!」

「はいはい、霊夢も食べる?」

「当たり前じゃない」

霊夢も食い物に食いついてきたようだ

「それじゃ、早速食べましょうか」

紫はそう言うと炬燵に入り、三段重ねの箱を取り出した
魔理沙も炬燵に入る

「あれ?普通おせちって箱がもっと豪華じゃない?」

「最近外の世界もちょっと大変なのよ」

「ふ〜ん、ま、食べれればいいんだぜ!」

魔理沙はそう言うと箱を開けた

「「「…………」」」

中身を見た瞬間、三人は固まった
そりゃそうだ、中身はそうとうひどいのだから

保冷剤もなしで入っている生物(なまもの)
適当な固形チーズ
そう、明らかに手抜きでひどい、いわゆる「おせち」ではなく「汚せち」である

「(……外の世界のおせちって……)」

「(いくら何でもひどすぎるぜ……)」

紫と魔理沙がそう思っていると

「「!?」」

なんと、霊夢がおせちを食べ始めたのだ

「ちょ、ちょっと霊夢!?」

「やめとけよ霊夢!お腹壊すのぜ!?」

「でも結構いけるわよこれ」

霊夢はそう言うと手づかみでおせちの一部をつかみ、魔理沙と紫の口の中に入れた

「「…………」」

二人は顔を真っ青にして悶絶している
想像もしたくないような生臭い感じが口の中に広がっているのであろう
『見た目も駄目なら味も駄目』とはまさにこういう事である

だが半暴走気味の霊夢は止まらない
次々と二人の口に具を突っ込み、自らもバクバクと食べていた

――――――――――――――――――――

あれからしばらく経ち、今は昼過ぎ
紫は帰り、今炬燵に潜ってるのは霊夢と魔理沙のみである

「(あー不味かった……あんなに生臭い物食べたの初めてだぜ)」

魔理沙は未だに顔を青くして口を押さえていた
すると

ギュルルゥ……

魔理沙ははっきり聞いた。腹が鳴る音を
魔理沙はどこからこの音がなったか探してみた

案の定霊夢からだった

「…………」

だが霊夢は涼しげな顔をしていた

「(今の音からしてお腹を壊してるはずなんだぜ……でも、なんであんなに涼しそうなんだ?)」

魔理沙は霊夢の顔を確認すると、また炬燵に潜った
その時

グリュリュリュゥ……

「うっ!?」

今度は魔理沙の腹から音がなった
魔理沙は腹を押さえる。霊夢は魔理沙の方を向いた

「(こ、今度は私か……は、早くトイレに……)れ、霊夢!トイレ借してk」

魔理沙が立ち上がって霊夢にそう言いかけた時、霊夢は高速で炬燵から出て廊下に出て行った

「うわっ!ちょ、ちょっとまてよ!」

魔理沙は痛む腹を押さえ、苦しそうな顔をしながら霊夢の後を追った

――――――――――――――――――――

「れ、霊夢ぅ……ま、待つんだぜ……」

魔理沙はふらふらと腹の痛みを抑えながら歩いていた
かなり危険な状態のようだ

そして、魔理沙は霊夢に追いついた
といっても、トイレの前で霊夢は尻を押さえて四つんばいになっていたからなのだが

「れ、霊夢……?」

魔理沙が霊夢にそう話しかけた瞬間、霊夢は高速でトイレの扉を開け、閉めて鍵をかけた

「あっ!?」

とうとう先に入られてしまった魔理沙。さて、魔理沙はどうするんだろうか……




一方トイレの中では

「くっ……」

グリュリュリュリュ!!

霊夢が腹の痛みに耐えていた

「(後ちょっと……後ちょっとなんだから!)」

腹の痛みが引いてきたのを確認した霊夢は、すぐさま下着に手をかけた
その時

ギュルルルルルゥ!!ゴロゴロゴロォ!!

「ひぅっ!」

突然、今までにないほどの腹痛が霊夢を襲い、霊夢は下着に手をかけたまましゃがんでしまった

そして


ブチュ!ブビ!ブビリュリュリュ!ブビビビビビィ!!

「あぁ……」

とうとう霊夢はやってしまった。下着の中に我慢していた物を出してしまったのだ
下着はすぐに茶色に染まり、床は茶色い水溜りができ始めていた

ブビュリリリィ!ブバ!ブビュビュビュビュ!!

「(やっちゃったわ……)」

霊夢はしばらく放心状態になっていた

そのころ……




グギュルルルゥ!!ゴロゴロゴロ!!

「あぅ……霊夢ぅ……早く出てくれぇ……」

魔理沙は左手で腹を、右手で尻を押さえ、扉をドンドン叩いていた
顔は半泣き状態で、今にも泣き出しそうだった

だがしかし、トイレの中では霊夢は放心状態だ
もうしばらくは出てこないだろう

「も、もう……駄目……」

魔理沙はそう言うと扉を叩くのをやめた
その瞬間


ブビ!ブビチチ!ブリブリブリィ!!

「あぅっ……」

魔理沙も崩壊した
ドロワーズが茶色に染まりだし、魔理沙のスカートに染みができる
唯一の報いは、スカートが黒色なので色が目立たない事だろう

「あぁ……」

ブビリリリィ!!ブバ!!ブチュチュチュ!!

「(やっちゃったのぜ……霊夢のやろぉ……)」

魔理沙は自らが作り出した茶色い水溜りの上にへたり込んでしまった









この後、なんとかこの場の掃除を終わらせたが、霊夢は魔理沙のマスタースパークを喰らった

霊夢は何度も魔理沙に謝ったが、魔理沙は許してくれなかったそうだ

だがなぜ霊夢は魔理沙がトイレに行こうとするまで我慢していたのだろうか?

「(ふふ……ばっちり撮れたしいいか。魔理沙のお漏らし写真)」

……何かよからぬ事を考えていなければいいが




あ、そう言えば忘れてた

――――――――――――――――――――

「紫様〜どこですか〜……!?紫様!?」

ここは『マヨヒガ』、八雲家の家である
で、この九尾の女性は八雲藍。藍はどうやら紫を探していたようだが……
藍が紫の部屋に入った時、藍は驚いたようにそう言った

「ら〜ん……」

「いやいやいやいや、どういう事ですかこれは!」

藍が見た光景は、あまりにも悲惨だった

ひどく鼻にくる悪臭、畳にほぼ染み込んでいる茶色い水、その上でへたり込む紫
そして茶色くなった紫の下着
藍は一瞬考えたが、すぐに理由がわかった

「紫様、あれほど外の世界の物は食べてはいけないと……」

「いいから早く手伝いなさいよ〜」

「はぁ……わかりましたよ」

藍はそう言うと渋々紫の下着などを取りに戻った




どうやらあのおせちを食べた紫も腹を壊していたようだ
そしてギリギリの状態でマヨヒガに戻り、トイレに向かおうとした所で力尽きたようだ

これだけの被害をたたき出した伝説の「汚せち」
今も幻想郷中に落とされているかもしれない……

「あ、おせち!食べちゃお〜っと!」
いやぁどうも、サラミルです。あけましておめでとうございます
かなり遅くなりましたが正月ネタで書かせていただきました
え?ヤマメ?もうちょっと待っててくださいなw

今回は結構前に話題になったグ○ーポンの半額汚せちを幻想入りさせました
多分あれを食べていたらこうなっていたかもしれませんね

さてさて、年が明けても、私はまだまだ書きますよ!
まぁ、更新速度は相変わらずですがw
サラミル
作品情報
作品集:
29
投稿日時:
2012/01/05 15:02:05
更新日時:
2012/01/06 00:02:05
分類
霊夢
魔理沙
スカトロ
お漏らし
汚せち
腹下し
正月に間に合わなかったのぜ
1. ぐう ■2012/01/07 00:38:43
最後に食べようとしたのが誰なのかすごく気になります。まさか(ry
2. サラミル ■2012/01/07 01:27:48
コメ返信

>ぐうさん
おそらくそこらへんの妖精かと思われます
たとえばリリーとか(ry
3. 名無し ■2012/01/07 16:45:09
何処でも被害を出す程度の能力。

スカは苦手だが面白くて見てしまう
4. 名無し ■2012/01/07 22:18:32
これが本当の「スカ」スカおせちですねw
5. 名無し ■2012/01/08 00:15:27
バー○カフェ汚せち、まさかの幻想郷入り。
魔理沙のお漏らし写真は一体何の目的が…、気になるねー
6. サラミル ■2012/01/12 23:53:28
コメ返信

>名無しさん1
なにそれ怖い能力
スカが苦手でも見れるスカ小説……いったいどういうことなんでしょうk(ry

>名無しさん2
誰が上手いこと言えとw

>名無しさん3
霊夢「とりあえず写真はアリスとかに売りつけるつもりよ」
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