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『魔理沙は小さい』 作者: シオン
魔理沙は小さい
魔理沙は幼い頃、寺子屋に通っていたことがあった。
女の子の割には口調が男っぽく、ガサツではあったが
見た目は人形のように可愛らしく、話しやすい為、男女問わず人気があった。
その為、休み時間になると彼女の机の周辺はごった返していたのだった。
また、成績は平凡で、理科と体育が得意だった。
ちなみに理科は「植物のつくり」なる単元が特に得意だった。
友達は沢山いて成績も平凡
そんな充実した生活をおくっていた魔理沙には一つだけ、深刻な悩みがあった。
ーーー小さかったのだ
そう、兎に角小さかったのだ。
思えば魔理沙は整列時に両腕を前に突き出したことがなかった。
神霊がわらわら出てきた異変の時戦ったキョンシー、宮古芳香を見たとき、そのことを思い出してしまっていた。
外の世界でいう「学級委員」がいたときは、なんか色々と楽になっていた。
だから「学級委員」になろうとした。
…小さい為教師に拒まれた。
その教師に呪いをかけようとしたのは秘密である。
このような思いをして3年目、魔理沙は考えた。
牛乳を沢山飲めば大きくなれる。と。
とりあえず、「給食」なるものの瓶牛乳を5本飲んだ。
昼休み、厠に駆け込むこととなった。
もう、限界だった。
どうしても、何をしても無理だった。
何を隠そう自分は小さいのだから。
ある日、諦めかけていた魔理沙は人里の帽子屋である物を目にした。
これが魔理沙が“職業:魔法使い”になったキッカケである。
- end -
私の実体験も入れてあります。
背の順なんて差別を助長するだけじゃないかってしょっちゅう言ってたな。
シオン
- 作品情報
- 作品集:
- 30
- 投稿日時:
- 2012/04/14 14:09:24
- 更新日時:
- 2012/04/14 23:09:24
- 分類
- 魔理沙
- 苦い思い出
- 現実的(?)
帽子最高! 秘密の靴最高!
男はアレだけど・・・
野郎はどうでもいい
魔理沙の履いている靴の底は厚いんですね、分かります。
2.名無しさん≫
今思うと、そうなんですよね……(・ω・`)
3.hiyaronさん≫
私は丁度頭の撫でられる背丈が理想です。
4.名無しさん≫
wwまあ、そう言わずに。
5.おにくさん≫
カバンに入れたり車のトランクに入れたりとホント便利ですね!