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『前夜祭』 作者: 弥生

前夜祭

作品集: 32 投稿日時: 2015/02/28 16:26:04 更新日時: 2015/03/01 01:26:04
夜11時頃、雛は にとり に呼び出されていた。
夜に会うのだからドキドキして仕方がない。


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「待ってた。さぁ、入ってくれ。」

すぐに家に上がらせられた。
何をするんだろうか。楽しみだ。

「それで、用って何?」
「厄を吸いとって欲しいんだ。」

にとりは取り出した

長く
太く
黒光りした

大人の玩具を股間に近付けた。

「ちょっ、それディルドじゃないっ!?」
「あぁ。雛祭りに使うのに厄があったら嫌じゃないか。
 ぁっ……」

奥まで挿入ったディルドはもう愛密でほぼ全体が
ヌルヌルと濡れていた。

「舐めてくれ。」
「舐めっ…!!?」


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雛には抵抗する気は無かった。

先の方を ヂュルッ っとした後、
ゆっくりと全体を舐め回した。

喉の奥に当たって苦しいのに止められない。
何か出る訳でも無いのに
咥えたまま前後に顔を動かす。

「いやらしく舐めるなぁ。」

にとりはいつの間にか上の服を全て脱いでいた。

胸の乳首が立っているのが分かった。

「駄目だ。 もうっ…イくっっ……!」
「ん"ぶぅぉっっ……!?」


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「すまない。実は私の発明品で、
 絶頂と同時に溜まった液を一気に放出できるんだ。」
「何なのよもぅ………」

鼻から噴き出して白目向いた身としては
『すまない』の一言では済まされない。

「厄が無くなったみたいだ、ありがとう。
 今晩は泊めよう。」
「…まだ厄は残っているわ。」

まだ貴女しか気持ち良くなれていない。

今の発言には『まだやる事がある』という意味がある。
ヤる事だ。

「舐めるだけじゃ駄目よ。」
「えっ?雛ってそんな感じだっけ?」

「私は元からこんな感じよ。」


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〜事後〜

「ところで、どうしてこれを雛祭りに?」
「雛に使おうと思ったんだ。」

今回は慣れてもらう為に呼ばれたのだった。

「そんな事。当日に使っても良かったのに。」
「何か可哀想かなって。」

雛はドMの娘だから別にそんな気遣いは
必要無かったのだ。




鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱




抜けなくなった事に気が付くのは遅かった。

朝勃ちしたような形だが、
今は実質そうなのだろう。



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「このままは嫌だ。」
「にとり……泣かないで。」

私が何とかしなければ。
……萎えさせれば無くなるだろうか。

「はむっ」
「雛…?」

必死になってフェラをする雛だが、
「イかないの?」
「イけないの…イける気分じゃない。」




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何か失うと寂しかったりするが、
にとりも寂しいのだろうか。

雛には自分の出来る事がこれ以上思い付かなかった。





鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱



雛はにとりの元を去った。
雛の近くにいると厄があるため
不幸は目に遭ってしまう。


きっとそのせいだ


そう判断した雛は姿を消したのだった。





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次の日、にとりは厄に反応する機会を作り
雛を探し当てた。

雛は眠っていた。
眠っている顔は本当に人形だった。
可愛らしく。可愛らしく眠っていた。



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「ここ…は……?」
「起きたのか?」

台所で胡瓜を切っている音がする。

「どうして……?」

また迷惑をかけてしまう。
だから雛はここを去ったのに
またここにいる。

「本当にすまなかった。」

そう言うにとりの手には、あの玩具があった。

「それ…取れたの……?」
「…実は私が “行為中に抜けない様に” と
 ロック機能を備えさせていたのを忘れていた。」
「えっ…」
「本当にすまなかった。許してくれ!」

「うぅっ……」

雛は泣き出した。

「わっ、わわわわっ」
「ひっぐっ……」
「悪かった!悪かったから泣かないでくれ!
 頼む!!」
「ひっぐ、よがっだぁ………!!」

雛はにとりに抱きついた。
バランスを崩して転倒する。

「うおっ!?ひっ、雛!?」
「にとりぃ……にとりぃ…!!」


しばらくして にとりも泣き出した。
嬉し泣きというやつだ。





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あれから二人は共に暮らす事になった。

「次は私も装着するわ。」
「お手柔らかにお願いするよ。」

セックスと笑顔が絶えない家族になった。
どうも、具合が良くない弥生です。

気分が優れません。書き始めは本当に鬱でした。
ただ、3行目位から回復しました。

ハッピーエンドにしようとは思ってましたが、
少しいつもと逆の展開にしようとしました。
しかし我慢が出来なかったのですぐにいつも通りに。

実は厄を吸いとるだけで終える予定でした。
弥生
作品情報
作品集:
32
投稿日時:
2015/02/28 16:26:04
更新日時:
2015/03/01 01:26:04
分類
にとり
ディルド
全然前夜祭じゃない
1. 名無し ■2015/03/01 14:54:09
Goff
2. 弥生 ■2015/03/01 15:37:03
コメントありがとうございます。
Goffについて調べましたが人名としか出ませんでした。
一体どんな単語なのでしょう?
3. レベル0 ■2015/03/18 18:58:55
Goffとは一体……うごごご。
それはともかく最近頑張っているみたいですね。
どこかの忍者さんみたいですね。
これからも応援していますよ。
排水口に潜む全ての者達に祝福を!!
4. 弥生 ■2015/03/20 23:42:40
コメントありがとうございます。
人名らしいですね。外国人様に質問しました。

応援ありがとう!ございます。
パロディばかりの作品ですが、
これからも宜しくお願いします。
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