後日

作品集: 32 投稿日時: 2015/06/02 00:18:16 更新日時: 2015/06/02 00:18:16
〜4時間前〜


レティ「今、チルノと言ったね。」
大妖精「うんっ♪チルノちゃんだよぉ♪」
レティ「よくも……よくもチルノをぉぉおぉぉおおぉぉおぉっっっ!!!!!!

レティは強い寒気を放った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紫は死んだ。もういない。
…私は逃げ切ってみせる……!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー______________________________________
「霊夢…あのさ」
「どうしたのよ……」

萃香が珍しく深刻そうな顔をしていた。

「落ち着いて聞いてくれよ……」
______________________________________
______________________________________
「師匠大変ですよ!魔理沙がっ!!」

嫌な予感しかしなかった。
______________________________________
______________________________________
「嘘…紫が……?」
「魔理沙もなんだけど……」

その場で崩れ落ちる霊夢。

「紫…ゆがりぃぃいぃいぃいぃいぃい!!!!!」

愛する人が死んだ時の絶望感、それに襲われる。

話を出来なさそうだと感じた萃香は立ち去った。
本当は萃香も放置はしたくないのだ。
霊夢は悪夢に悩まされていた。きっと今日も。
しかし、霊夢の叫びに恐怖すら感じてしまったのだ。
逃げた、の方が正しいのかもしれない。
______________________________________
______________________________________
「これは…すごい記事が書けますよこれ。」
「何テンション上がってんのよ。」

紫の死体の写真を撮りまくる文。

「魔理沙さんも…御冥福を御祈りしますー♪」
______________________________________
______________________________________
「師匠、これは何なんですか?」
「ここは何があってもおかしくないところよ。」
「いや、それにしたって…」
______________________________________
「なんて馬鹿な子なのかしら。呆れたわ。」

まさか紫にあげた薬入りのチョコで死ぬなんて…。

「……紫?」

魔理沙の死体から少し離れたところに紫が寝ていた。
いや、死んでいる。死因はやはり薬だ。
しかし、何故食べたのか。
私のことを警戒していた筈だが……。
それに、紫は魔理沙と違って頭は良い筈だ。

「分からないわ…。何でなのよ……。…?」

紫の死体に、あのチョコが数個散らばっている。

「これ……駄目ね、やっぱり分からない。」

取り合えず、1つだけ持って帰ることにする。
______________________________________
______________________________________
「紫ぃ…紫ぃ……!!」

霊夢はまだ泣いていた。
萃香が消えたことなんて気付く訳もなく。

「…待って。まだ紫が死んだとは限らない。」

死んだと聞かされたが、確証はない。
確かめに行こう。

霊夢は急に消えた萃香を呼び出すことにした。
______________________________________
「こっちだよ。…大丈夫?」
「えぇ。」

目に光の無い霊夢の顔は置物の様だった。

「ぁっ!!?」

見付けて驚き、無表情の顔が変わった。声が出る。
その声は萃香の心を痛めさせた。

「紫っ!起きてよ!紫!!!」

冷たくなった紫を強く揺する。
綺麗な顔の紫目を開けない。

「霊夢……」
「ねぇってば!!起きてよ!!起きてよ"ぉ"っ"!!!」

喉が潰れるのではないかという程に叫ぶ霊夢。

萃香は全く関係無いのに泣いてしまった。
何故か苦しかった。
______________________________________
「うぅっ…うぐっ…。うぅ……?」

ここで、霊夢は初めてチョコの存在に気が付いた。
紫の懐を探る。

1つの箱が出てきた。
中には、チョコの付いた一枚の紙が入っていた。

『バレンタインのチョコレート。勿論本命よ。
 このチョコレートの中には薬が入っていて、食べれば悪夢を見なくなるわ。
 だから、安心して。私は霊夢の味方よ。愛してるわ。』

殴り書きされた文章が書かれていた。
その時の気持ちを全て、急いで書き込んだのだろう。

「そう…これ、私のなのね……。」

散らばったチョコを拾って息を吹き掛ける。

「いただきます。」

チョコを口に含み、死体を抱く。


そのまま霊夢は動かなくなった。
愛人の傍で静かに、安らかに、眠る様に。
※この話は、過去作『夢』の後の話です。あと、別視点が存在します。

どうも、こいし1位でしたね。弥生です。

霊夢が目覚めてからの話になります。
完結の次は無いと、私だって思ってました。

最初の二人の話は、また違う過去作と繋がっています。
多分次はその話になるかもしれません。

もう悪夢を見なくて良いんです。
「手紙の内容がなんだか切ない感じ…」
と思ってもらえれば嬉しいです。


自分の語彙力の無さに驚きです。成長します……。
弥生
作品情報
作品集:
32
投稿日時:
2015/06/02 00:18:16
更新日時:
2015/06/02 00:18:16
分類
霊夢
『夢』の後の話
1. 偏頭痛 ■2015/06/03 19:54:26
霊夢は救われた…と捉えていいのでしょうか…
2. 弥生 ■2015/06/03 19:59:06
コメントありがとうございます。
それは個人の感覚に任せます。
でも、悪夢からは救われましたよね。幸せそうでしたし。
3. レベル0 ■2015/06/06 20:27:43
悪夢から救われたいなら……死ぬしかないって事なのかッ……!?
4. 弥生 ■2015/06/06 23:49:18
コメントありがとうございます。
そんなことはないですよ。手段ならきっとあります。
でも一番早い方法はそれですよね。
5. 名無し ■2015/06/07 22:33:43
次回に期待
6. 弥生 ■2015/06/08 00:23:12
コメントありがとうございます。
期待に添えられる様に頑張ります。
7. 名無し ■2015/06/08 08:58:55
レティさん無事にチルノの仇討てたのだろうか
8. 弥生 ■2015/06/08 18:47:38
コメントありがとうございます。
どうだったんでしょうかね。それは次で明らかに……!
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード