夢の短編集3 +1話

作品集: 32 投稿日時: 2015/06/20 18:12:31 更新日時: 2015/06/20 18:12:31
1.

ただ、上に上がる感覚がする。
遂に光を見れたが、有り得ない光景であった。

「ホント…どこなのよ。」

顔をハッキリと認識することはできないが、
大きな人の顔があることが分かった。

「なんなのよ…」

混乱していると急に下へ落ちる感覚がした。

・・・地面に落ちたが、全く痛くない。

「お〜い!霊夢〜〜!」

萃香の声だ。
霊夢は首を動かす。そして驚愕した。

「あんたっ…何人いるのよ……。」

沢山の萃香が積み上げられていたのだ。
誰だかは思い出せないが、見覚えのある体や頭もあった。

「ここどこだろう?」
「私に聞かないでよ。」

すると上から萃香が落ちてきた。

「あんたが落ちてきてるわよ!!?」
「そうなんだよね。」

軽い口調にイラついてしまった。
「ちょっと!ふざけ」

萃香と、落ちてきた萃香がくっついた。
その瞬間、消滅した。
辺りに散らばった…爆発したのだ。
しかし、その萃香のものはなにもなかった。




目を覚ますと、萃香が心配そうにこちらを見ていた。
______________________________________
2.

「あはははっ!待て待て〜〜♪」

必死に走る。走らなきゃ殺される。
この危機的状況から逃れるには、それしかないのだ。

「鬼ごっこ楽しいなぁ!!」

フランはまだ追いかけてくる。

「嫌っ!嫌っ!ハァッ ハァッ…もう……だめ………。」


「寝てちゃだめだよ!ほらっ!」ブチィッ
「あががが!!」

首を噛み千切られる。

「まだ死んじゃだめ!」

腕を殴られて潰れるのを、叫びながらただ見ていた。
その内、意識が薄れていった。




あの夢と同じ笑顔で寄ってくるフランが怖い。
______________________________________
3.

あぁ、やっと会えた。 ずっと寂しかったのよ?
貴女と一緒にいられない程、苦しいことはないわ。

チョコ…ありがとうね。私も愛してるわ。

目を開けてくれなかったけど、貴女は目の前にいるもの。
それだけで充分よ。

冷たい…。でも、温かい。
起きない紫が悪いのよ?起きて驚かないでね。

眠くなってきた…。
最後に…貴女の傍にいれて…良かった…。




萃香は霊夢の最期を見届けた。
______________________________________
エピローグ

何故悪夢を見るの?不安があるの?

問い掛けには答えてくれない。

「多少の犠牲は付き物だね。」


毎回毎回、師匠の薬を盗んでいく魔理沙が許せなくて
どうにか師匠の役に立ちたいと思って
それで
悪夢でおかしくなった霊夢を使って
魔理沙を代わりに殺してもらったんだ。
まさかあんなに殺しただなんて
恐ろしいわ。

「あのスキマ妖怪すら殺すなんて…一体どうやって……。」


師匠の机にチョコが置いてある。
もしかして…

「美味しそうウサ!」
「食わせるかっ!!」

…美味しい。
この味は、師匠の味だ。

そしてまた一人。
どうも、もう完全完結させた弥生です。

※『夢』の続きです。
書きたかったのを全部書きました。

鈴仙はチョコの中の薬を知りません。いなかったので。
弥生
作品情報
作品集:
32
投稿日時:
2015/06/20 18:12:31
更新日時:
2015/06/20 18:12:31
分類
短編集
霊夢
完全完結
1. 名無し ■2015/06/21 01:07:09
優曇華が黒幕というわけではないのか…
2. 弥生 ■2015/06/21 11:14:20
コメントありがとうございます。
ごめんなさい、黒幕です。
霊夢が殺しを考える様になったのは優曇華の能力のせいです。
3. レベル0 ■2015/06/21 14:31:13
優曇華ステキすぎるだろ……。
関係ないけど新作自機おめでとう。
ついに完結か……。
予想外すぎるオチに驚いた。(いや、予想できるオチなのかな……)
次回作も楽しみにしてるぜ……!!
4. 弥生 ■2015/06/21 17:42:11
コメントありがとうございます。
完結です。ここまで読んで下さってありがとうございました。
予想はできるかもしれません。
次回作も頑張ります!
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード