そんな中、人里警察署の副署長が銀色の短冊を持って飾り付けをしようとしたら短冊を持って近くをウロウロしていた小兎姫と遭遇した。
「おや、小兎姫君。飾り付けはまだだったのかい」
「みんな不思議なものね。叶うかどうかも分からないのに、必死になって願い事を書いているんですもの」
「…君はまさか七夕にも興味がないというのか？」
「えぇ。まぁ一応願い事は書いたわ。『私が今集めている好きなモノが手に入りますように』ってね」
（はぁ…。本当に彼女はずれているなぁ…。彼女と馬が合う数少ない人物である署長が羨ましいものだ）
七夕の日もやっぱり平常運行な小兎姫に内心ため息をつく副署長であった。

ちなみに副署長の願い事は『これからは署長や署員達がおとなしくしていますように』といったものであった。

http://thewaterducts.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/src/huku0636.jpg
幻想郷警察・人物ファイル Vol.２
人里警察署副署長　年齢…４８歳
階級…警視　初出…2014/01/06『ゆく年くる年　in　命蓮寺』
登場回数…３回

人里警察署のNo.２。人呼んで「人里警察署の世話係」。
署長や全署員達の手綱を締めるのに一苦労しているので、そう呼ばれている。
性格はクソが付くほどの真面目な人間であり、融通やユーモアにかけている所があるので幻想郷の少女たちや署員たちからは少々馴染めない所もある。
しかし、その仕事にひたむきな姿は評価されてはいる。
時々幻想郷の各地をお説教しにまわる映姫様とはそれなりに仲が良かったりする。
護身用に自身が改造を施した九四式拳銃を持っている（本人はこれを『九四式拳銃・改』と呼んでいる）
http://thewaterducts.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/src/huku0637.jpg

排水口の皆さまへの一言
「えぇー…署長と署員がいつもお世話になっております。彼らはいつもあんな感じですが、いざ有事となったら本気を見せる人間です。どうかこれからも私達を末永く宜しくお願いします」

お蔭さまで今日、排水口デビュー一周年を迎えることとなりました。
これまで色々な事がありましたが、皆さまの温かいご支援でここまで頑張れました。心より感謝申し上げます。
これからも私県警巡査長、そして幻想郷警察を宜しくお願いします！

死体は痣だらけで、凄まじい暴行が行われたことが推察された。
人間よりも長生きした少女が守ってきた純血は奪われ、さらに秘所だけでなく肛門や口も犯され、三つの肉穴が擦り切れ裂けるまで慰み者にされたらしい。
なお、死因は首を素手で絞められた事による窒息死である。

店内は荒らされた様子は無く、犯人はエレン嬢を陵辱する事が目的だったらしい。
現在、自警団及び幻想郷警察が総力を上げて捜査を行なっているが、聞き込み、科学、呪術、いずれの捜査手法でも犯人の目星はつかなかった……。