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「うわっ!!何だ!?」
突如、慧音の顔面に何かが飛んできた。それは、先ほど通り過ぎていったパトカーの側面に貼られていた"幻想郷"のステッカーだったのだ。
(ぬ、塗り替えではなかったのか…?!こうして変えていたとは…まったく…)
飛んできた勢いは弱かったので、慧音に怪我は無かった。(そして十分後、人里警察署へと帰ってきた警官達はというと…)
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運転席に乗っていた警官(左)「おい!ステッカーの一部が剥がれているぞ!」
助手席に乗っていた警官(右)「マグネットシート製だったのに…何故…」
警官(左)「ちょっと待て。我々は暫くの間、"幻想郷警察"ではなくて、"警警察"として活動していたという事になるのか…?」
警官(右)「…まぁ、そういう言い方も否定できませんね…」
警官(左)「なんたることだ!!」
このパトカーは元々、"警視庁"名義だったものの上にステッカーを貼っていたもので"警"の上には"幻想郷"、"視庁"の上に"警察"と貼っていたのだが、"警"の上に貼ってあった"幻想郷"が剥がれてしまったのでおかしな名義になってしまったのだ。
尚、制服警官の着用する耐刃防護衣にも同様な事が起きていた。
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霊夢「ちょっと、背中に貼ってあったのが落ちていたわよ…」
警官「えっ?!す、すいません…(警官が落し物をしてしまうなんて、シャレにならんぞこりゃ…)」
このような事が相次いだ為、幻想郷警察は"幻想郷警察"のステッカー取り付けは廃止し、幻想入りした際に元の都道府県警察に所属していた名義のままで活動するようになったのだった。