10月31日。幻想郷はハロウィンで盛り上がっていた。
幻想郷警察の警官達も全員カラビニエリと呼ばれるイタリアの国家憲兵の制服に身に纏い、人里でお菓子を振る舞ったりして活動していた。
そこに、夢を通じて幻想郷にやってきていた菫子が初めて幻想郷警察の警官と遭遇したのだったが…。幻想郷警察と秘封倶楽部初代会長のファーストコンタクトはこんな具合であった。
人里警察署署長(中)「おや、君もハロウィンのコスプレをしているのかね?何だか我々と良く似たマントを着ているね…」
菫子「ちがうわよ!(この人間達は私の姿を真似ているのかしら…)それよりも、あなた達は誰?」
旭日章が刻まれたジャック・オー・ランタンを持った警官(左)「我々は警察のものですが…」
菫子「えぇっ、警察!?(私の知ってる警察の服装とは全然違う…。嘘でしょ…)」
しかし、彼女は気づかなかった。
彼らはこういう特別な日に限ってこういうナリをしているということを…。
ハロウィンが近くなってきたので、'15年に投稿させて頂いた過去作を再掲です。
菫子ちゃんを眺めていたら、イタリアの国家治安警察隊の制服を彷彿とさせられたので描いた次第です。