12月24日。幻想郷にクリスマスが訪れた。
朝、霊夢は起床し身なりを整えて表へでると思いもよらない光景が目に飛び込んできたのだった。
巡査(左)「やぁ、霊夢さん!おはようございます!」
霊夢「おはよ…って、あんた達!!勝手に私の神社の鳥居に何を取り付けたのよっ?!」
巡査(中)「クリスマスということでですね、クリスマスツリーの余った装飾品を鳥居に取り付けて霊夢さんにもクリスマスな気分を分けてあげようと思いまして!」
霊夢「あ、あんた達ねぇ…。はぁ…」
彼らのおせっかいなのか好意なのかよく分からない行動にため息をつく霊夢なのであった。http://thewaterducts.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/src/huku0729.jpg
さて、同時刻。
幻想郷陸上自衛隊第一駐屯地では、陸上自衛官がとある戦車技師の少女にある戦車をお披露目していた。
陸上自衛官「どうだい、里香君!これが我が幻想郷陸上自衛隊がクリスマス用にカスタマイズした"61式戦車 クリスマス仕様"だ!我が幻想郷自衛隊の技術を結集したものだ!」
彼はどこぞの尸解仙の如くどや顔を浮かべたのだったが…。
里香「実用性は皆無に等しいと私は考えるのです」
とバッサリ。
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「あ、ありゃぁ…」
そんな彼女の発言に彼はガクッとならざるを得なかったのだった。
こんな調子で彼らの今年のクリスマスは過ぎていったのだった。
ちなみに、冒頭に出てきた巡査さん(左)は去年このようなクリスマスを過ごしました。
(作品No.[8056]参照)
http://thewaterducts.sakura.ne.jp/cgi-bin/bbsnote2/bbsnote.cgi?fc=page&page=34