10月31日。幻想郷にハロウィンの日が訪れた。
この日を最大限に活用せんと、幻想郷警察では警ら中の警官達にお菓子を持たせ、子供達や妖精達に振舞うという活動をしていた。<人里内にて>
チルノ「おかしをよこせー!」
大妖精「チルノちゃん!ちゃんと”トリックオアトリート”と言わなきゃダメだよ…」
警察官「はいはい。お菓子をあげますよ〜♪」
チルノ「わぁーい!」
大妖精「ありがとうございます!」
ここ人里でも、人里警察署の署員達によってお菓子が振舞われていた。
http://thewaterducts.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/src/huku0682.jpg
そこにたまたま用事で人里を訪れていた霊夢がチルノと大妖精にお菓子を振る舞っていた警官と出会った。
霊夢「あんた達、あいつ等にお菓子を振舞っているの?」
警察官「えぇ。彼女たちだけじゃなくて、子供達にもお菓子を振舞っていますよ。お蔭で大好評ですよ」
霊夢「ふーん。あんた達もたまには粋な計らいも出来るものなのね」
警察官「えぇ。あ、そうだ。この時期は期間限定で一部のパトカーをハロウィン仕様にしてあるんですよ。アレを見てください」
警官が指差す先を見ると、彼が乗っていたと思われるパトカーの赤色灯にカボチャのジャックランタンが被されていた。
霊夢「…あんた達の所は財政難だというのに、こういう事をやる余裕はあるのねぇ…」
警察官「一応、褒め言葉として受理させて頂きます…」
この日お菓子やその他諸々の費用を費やした幻想郷警察であったが、好評を博したので一応、ホッと一息ついたのであった。
一日遅れとなりましたが、ハロウィン作品です。
作中のパトカーを何故北海道警にしたのかといいますと、カボチャの収穫量が一位の地域なのでチョイスさせて頂きました。