とある日の博麗神社。
今日は境内の手伝いの為に今日は幻想郷警察・人里警察署から、三人の警官が派遣されて来た。境内の草取り作業が中盤に差し掛かった頃、三人は一旦溜まった草をどう処理するべきか霊夢に訊ねたのだったが…。
警官(右・大阪府警所属)「霊夢はん!ちーとばかしええやろか。抜おった草をどこぞに処理したいんやけど、どないしたらええでっしゃろか?」
標準語『霊夢さん!ちょっといいですか。抜いた草をどこかに処理したいんですけど、どうしたらいいでしょうか?』
警官(中・長崎県警所属)「一旦、境内の端っこに草ば置いてあると。ばってん、ちょっと心配かばい…。」
標準語『一旦、境内の端っこに草を置いてあります。しかし、ちょっと心配です…。』
警官(左・徳島県警所属)「ほなけん、どこにつまえたらええでしょうか?」
標準語『ですから、どこに片づけたら良いでしょうか?』
霊夢「ちょ、ちょっとあんた達!?何を喋っているのか分かんないわよ?!標準語で喋って頂戴!!」
外界のそれぞれの方言に染まった発言に霊夢は混乱するのだった。
警官達『それができたら苦労はしませんよ!』
霊夢「あんた達、普通に喋れるじゃない!」
こんな調子で霊夢と警官達は今日一日を過ごしていったのだった。
作中の方言は実際の物と異なっている部分があるかもしれませんが、その辺はご容赦下さい。