ある日の人里。
幻想郷に幻想入りして間もないある新人警官(19歳・巡査)とそんな彼を新人指導を兼ねたパトロールに連れて行く新人指導官(49歳・警部補)がいた。新人警官は見るもの全てが物珍しい為、キョロキョロ見渡していると、女性警察官の制服を纏ってこちらに敬礼をしている少女を見つけたのだった。
巡査「し、指導官!!あそこに女性警官の制服を着た少女が!?」
指導官「…?どこにもいないぞ?何を言っているんだ」
巡査「見えないんですか!?あそこに…!!」
指導官「からかっているのか!行くぞ!」
彼は必死に説明したが、どうも指導官には彼女の姿が見えないらしい。
仕方ないので彼はパトロールを再開したのだった。
こいし(あのお巡りさん、私の姿が見えるんだ…。ちょうど良い遊び相手が見つかったかも♪)
たまたま地上にでて散歩していた際、記念撮影用に使われる小さい女性警察官の制服が落ちていたのでそれを拾って着たこいしはウキウキした様子でそんな二人の後を追うのであった。
僕の中ではこいしちゃんの姿が見えるのは、十九歳の人間までは辛うじてみえるだろうと思っています。
(おまけ)指導官にもこいしちゃんが見えるようにしてあげました
http://thewaterducts.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/src/huku0614.jpg
指導官「キェェェェェェアァァァァァァミィエェタァァァァァ!!!」
新人巡査・こいし「…………。」