(作品ナンバー[8129]の続きです。)
博霊神社を京都府警の平安騎馬隊員が訪れていたその頃、警視庁の騎馬隊員が人里内で広報活動をしていた。そんな彼は、仲良く散歩中だった慧音と妹紅と遭遇したのであった。
騎馬警官「どうも!慧音さん、妹紅さん!」
慧音「おお、騎馬警官の司垣(しえん)巡査か。今日はお前達警察はいつも以上に忙しそうだな」
騎馬警官「今日は110番の日ですからね。我々警察にとっては特別な日ですので…」
妹紅「ほう、そんな日なんてあるのか…。(この人間の服は何か派手だな)」彼はしばらくの間よもやま話をしていたが、他にも広報活動するべき場所がある為おいとますることとした。
騎馬警官「それではそろそろ失礼します」
慧音「そうか、気をつけてな。今年も人間達を頼んだぞ」
妹紅「広報活動とやら、頑張れよ」
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人里の門から去っていく彼を見送る二人。ふと地面を見ると、彼の馬に付けていた正月飾りが落ちていた。
慧音「おーい!!飾りが落ちているぞー!!」
妹紅(新年早々、こんな調子で大丈夫なのか…?)
そんな彼の事を慕っていて、たまたま通りすがってよもやま話をしている時に眺めていたある少年がいた。そして、事情を悟った彼の叫び声が人里内に響き渡ったのだった。
『シエーーンッ!!!カムバァーーク!!!』
元ネタは某映画のクライマックスです。私もどんな作品なのか一度見てみたいと思っています…。