遺跡でカプセルに封印されていた咲夜を美鈴が発見し、以後紅魔館の一員として生活している。 その正体は、月世界最後の人間「マスター」によって作られた一等粛清官(イレギュラーハンター)「メガメイドXVI」。本来は文明の秩序を乱すレプリロイドを抹殺する立場だったが、マスターの遺志を汲み文明を管理する“システム”の破壊を目論んだことで「システム史上最大のイレギュラー」と呼ばれるようになる。戦いの末、システムの最高位の存在「マザー」と相討ちとなり瀕死の状態となったため、ボディを初期化。永い眠りについていたところを美鈴に発見され、「十六夜咲夜」として現在に至っている。初期化の影響で記憶(メモリ)を失っている。「XVI(十六夜)」とは「無限の可能性」あるいは「危険」を意味している。
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