20XX年、環境破壊が原因となって起きた「裁きの日」。あらゆる天変地異の前に文明社会はなす術無く崩壊し、世は無法と暴力、さらに異常進化を遂げて異形(クリーチャー)化した生物が跋扈する混沌の極みへと暗転した。だが、辛苦に打ちひしがれる人類を導き、乱世に抗う一人の指導者が現れた。その名は霧雨魔理沙。その圧倒的な行動力とカリスマ性で多くの人々を絶望から希望へと変化た。その魔理沙の宿敵が首狩り霊夢である。
優しさを大切にする教えに則り、「裁きの日」後の世界では拷問はせずにチェーンソーで一閃斬首する殺戮鬼の「首刈り霊夢」
じわじわと殺すのではなく、一瞬で殺すのは彼女にとっての慈悲なのであった。